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私の好きな俳優vol.1そして週末の後始末

夕方の民放各局は再放送ドラマが軒を並べている。
北国のローカル局も例外ではなく、その中でもテレ朝の系列局(名前が未だにすぐ出てこない)では16時頃から「はぐれ刑事」「はみだし刑事」をメインに様々な昔流行ったプログラムを何の法則も脈絡もなく放映している。
現在は「はぐれ」の方。調べてみるとこの「はぐれ」、全部で17シリーズもあるらしいが、当地での再放送が順不同なので、やっさん(主人公:藤田まこと)のふたりの娘が若くなったり成長してたり、またファッションなども時代を反映しているため登場人物のスカートが短くなったり長くなったりボディコンだったりコンサバだったりハマトラ風(?)だったり、とこちらも同じく順不同。
現在放映されているのはシリーズⅤらしいが、およそ干支一回り以上昔に製作されているので藤田まことに限らず岡本麗も梅宮辰夫も若いこと若いこと。
このシリーズでは売り出し中の若手俳優が新米刑事役で登場することになっていて、ケイン・コスギや賀集利樹、ちょっと前にはTOKIOのリーダーも出てたっけ。
シリーズⅤにもそれらしきお兄ちゃんがいて、なんとも初々しく微笑ましい演技をしているのを夕飯作りながらちらちら見ているうちエンドロールになって腰をぬかすほど驚いた。
西島秀俊じゃん、このお兄ちゃん…
仔犬のワルツでどっぷりハマり、ビデオやDVDを集めまくったのはつい最近の話。そういやこのシリーズに出てる、ってファンサイトに書いてあったっけ。でも、まさかこのすっきり爽やか青年があの西島さんだなんて。ホント、びっくり。
今の彼が醸しだすナチュラルでちょっとアンニュイ(すみません、語彙が貧弱で)な雰囲気はどこへやら。翌日は心して見たけれどほっぺた赤いんじゃないの?とからかいたくなるお茶目で陽気な好青年の姿に思わずお腹を抱えて大笑いしてしまった。
それにしても、西島さんの芸風(?)って本当につかみどころがない。こんな振れ幅の大きい俳優も少ないのではないだろうか。
若手好青年刑事から始まって、同性に恋焦がれる美青年、ストーカーまがいに惚れた女に付きまとい本懐を遂げた挙句惨殺されるパラノイア大学生、現代風の軽いお兄ちゃん、将軍様(笑)、ナレーター、アイドルの相手役で殺人鬼…
どんな役を演じてもどれも彼の素に見えてしまう。いったい本当の西島秀俊、ってどんな人なんだろう。興味を惹かれます。
ということで、西島さんが今いちばん好きな俳優。これからも彼には注目していきたいです。映画もいいけどもっとテレビにも出てね。ここ田舎だから映画館ないし。

hanapink

実は外にはまだご飯をあげている猫がいる。
3匹。うち牝の2匹は何とかとっ捕まえて避妊手術を受けてもらうことができたけど、牡はどうしても何をやっても捕まらない。
とにかく全くといっていいほど人なれしそうになく、牝のうちの1匹は、昨日登場した牡猫の恐らく兄弟のはずなのに、この性格の違いときたら!
馴らして家の中に、と思いつつ、田舎で交通量も少ないのでとりあえず今は元気でいてほしいと願うことしかできない。
何しろ手を伸ばせば届くところにいるのに、実際接近しようとすると即座に逃げるわけで、本当に何を考えてるんだか。その敷居を一歩またげば家猫としての安定した暮らしが手に入るというのにねえ。
こういうときソロモンの指輪が欲しくなる。
「ねえ、うちにおいで」
「やーだよ」…ま、こういう会話になるでしょうけど。

hanapink

東京新聞杯は全くかすりもしませんでしたが京都牝馬Sは惜しかった。1、2着まではよかったのに。ちぇ、素直に馬連にすりゃよかったな。
ハットトリックは強かった。でも現時点ではデュランダルの方が力は上だと思います。
サニングデールも引退、シーイズトウショウはピークを超えた感があるし、短距離~マイルの勢力分布はまあがらりと変わるろうな。
実際に馬券を買うことで投票するのは久しぶりでしたが、これは単純に口座に残高がなかったからであって、いつもはオンライン(もちろんPAT)で購入してます。でもこれだと当たってもありがたみがない。
やはり実際に馬券を握り締めて観戦したいものです。力の入り具合が実際違うし。
これから注目しているレースは京都記念。そしてフェブラリーS。
この2レースはきっちり検討して予想を立てたいと思います…ってこういうことすると余計当たらないんだけど。

スボリッチ騎手の一刻も早い回復をお祈りします。
個人的にとても好感を持っているので、できるならお見舞いに行きたいくらい。
ジョッキーって本当に命がけのお仕事なんですよね。こういう事故が起きると改めて思い知らされます。

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当たったと言っていいのかどうか…

外は雨、です。雪じゃなくて。
この雨で中途半端に積雪が解けて朝の低温でがっちり固まる…外はスケートリンク状態(泣)
明日は外出せずに大人しくテレビでも見てようかな(家事をしなさい家事を)

根岸Sは比較的相性がいいレースなのですが…本命も穴もありませんでした。
実は2頭のワイドを1点だけ購入。久々の1点買い的中でしたが、2頭とも審議対象馬ときたもんだ。確定を待つ時間のなんと長かったこと。
東京新聞杯、思い入れというか引っかかりのある馬がいて冷静に判断できない。
ニューベリーは母馬をPOGで持ってたので、産駒にも何となく注目してましたが意外にというか案の定というか走ってます、皆。
ダイワバンディットも2歳時には注目していたし、なかなか勝ちきれないアサクサデンエンも気になる。
と言いつつミッドタウン。穴でニューベリー。
ちなみに人気のハットトリックは3連勝したし、もう4点目はないんじゃないの-って同じようなこと言ってる人がけっこういるような気もするぞ(笑)
でも、穴も何も、今日なんか穴の方が先着だもの。なんてアテにならない予想、っていうか元々アテになんかしないでください。何の根拠も説得力もありません。
京都牝馬Sはウイングレット。対抗アズマサンダース。むしろ穴馬の方こそわからないし。ラバンディエーラはオモシロイかも。

hanapink

外にずっといて、去勢手術だけは何とかできた牡猫(7キロ!)を、みもざの死をきっかけに家に入れました。
といっても別棟で暮らしてもらっているのでうちの連中とはまだ顔を合わせたことはありません。
この猫がまた生粋のノラのはずなのにデカイ図体でとにかく甘える甘える。
子猫の状態で我が家の裏庭に現れ、ご飯をあげ続けて約5年、最初は全く馴れてくれなかったのがここ1年くらいで別猫のように私と夫に懐き始め、いつしか我が家の玄関の前からほとんど離れずまるで狛犬のようになってしまいました。
家に入れたい。でも、闘病中のみもざにストレスをかけるようなことはできない。
そんな葛藤の中、彼はひたすら外での生活に耐えそして昨年の11月、晴れて家猫になったわけです。
初めて抱き上げ、しつらえた猫ベッドの上にぽすん、と置いたときの彼の顔は未だに忘れることができません。
「いいの?」-きょとん、と本当にそんな顔をしていました。
翌日動物病院に連れて行ってワクチン、血液検査、駆虫をしてもらい、その2日後にはシャンプーと爪きり。
見違えるようにふかふかになった彼のぶっとい首に鈴のついた首輪をつけて、はい、家猫1匹完成です。
まだ名前はありません。通称はあるけれど、その名前じゃあまりに個体識別がしづらいので今もいい名前を、と考えている最中です。
幸い何の感染症も持っていないので、おいおい他の連中とも顔合わせを、と考えていますが、人見知り猫見知りのうちの箱入りどもが果たして受け入れてくれるかどうか。こればかりは実際に会わせてみないとわかりませんけどね。

猫を飼う、ということはとてもお金も手間もかかることです。だから1匹増やすことには慎重にならざるを得ませんでした。
みもざの闘病にあたっては定期預金を1つ解約し、彼女の病状が悪化するにつれ、私は仕事も家事もまともにできなくなり、ほとんどの時間をみもざに費やすようになりました。
それでも、お金をかければ手間をかければ治る、というのならいくらかけてもいい、と思っていたので今でも全く惜しいなどとは思っていません。
健康に日々を過ごし、眠るように老衰で亡くなる。そういう幸せな猫生を送ってくれる猫ばかりならいいのですが、なかなかそうもいかないようです。
動物病院で伺いましたが、最近腎不全だけでなく腫瘍の患畜が増えているとのこと。
外飼いが多かったため結果的に気付かず、受診もすることなく亡くなっていただけなのか、実際に罹患率が上がっているのかはわからないが、印象としては後者だ、と先生は仰っていました。
ちなみに、私は遅ればせながら猫貯金を始めています。後悔だけはしたくないので。

けっこう悲愴な決意をして迎え入れたデカ猫ですが、そんな思いを知ってか知らずか日々ご飯が足りないと文句を言ってます。
あのねえ、お前さんは太りすぎなの。あんまり太っていると病気になっちゃうんだよ。
目標体重5.5キロ。達成するまで減量用のドライフード(これがまたエラく高い)を決まった量しか食べられないの。
…って、デブ(私)に痩せろ、と言われても素直に従えないよね。
人間用にも「これだけ食べれば痩せられる」フードを誰か発明してください(切実)凍結路面じゃウォーキングもできません(涙)

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期待ハズレですみません…

こうさぎ、は無駄に可愛いだけでなくアクセス解析機能がついてます。
以前書いていたブログは個人的な覚書のようなものだったので、ココフラッシュには掲載されていませんでした。だから見てくださる方も限定されていて解析もへちまもなかったんですけどね。
で、さっき解析結果を見ていてびっくりしました。
キーワード検索で訪れてくださる方のなんと多いこと。
ドラマのタイトルとか出演されている俳優さんとか競走馬の名前とか…きっとがっかりされたでしょう、本文を読んで。謝っておこ。すみませんって誰も読まないか。

週末は重賞が3つありますね。
東京新聞杯は雪がある状態で行われることが多かったように記憶しています。今年はどうでしょう。降ったとしてもダートに変更されるほどの積雪はなさそうですが。
土曜日は根岸S。エコルプレイス。穴ならハードクリスタル。

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ドラマあれこれ

★富豪刑事★
原作がとにかく好きだった-リアルタイムで読みました。歳がバレる-ので、不安6割期待4割、で見始めて…その割合は徐々に左方向へ傾きつつある。
主人公をヒロインにしたことは、深キョンを据えたことでまあよしとして、それでもあの体たらくじゃチーム鎌倉の連中は浮かばれない。
あそこまで彼らと、同僚の婦警たちの無能さをデフォルメする必要はあるのかどうか。どこの世界に勤務時間中カラオケボックスでどんちゃん騒ぎをする交通警官がいる?これはいくらなんでもやりすぎ。
また、主人公の荒唐無稽な捜査手段を強調するために余分なセリフ(「1億円くらいならすぐに用意できますが」など)やだだ長のテーブルなど無駄な装飾を施すよりも、原作に忠実に脚本を起こした方が余程笑いは取れるだろうに。
3話放映されたうち、第2話は原作がない。原作からかなりかけ離れた展開になった第3話ですらバックボーンとして会社設立トリック(?)があったからこそなんとかストーリーが成立したわけで、いわば核のないオリジナルストーリーの回は正直途中でチャンネルを替えてしまうほどトリックも設定も底が浅かった。
とにかく4つしかないのだ原作は。第1話(富豪刑事の囮)、第3話(密室の富豪刑事)、第4話(富豪刑事のスティング)と使ってしまって残っているのは最も設定が現代の、しかも関東近県と思われる都市部においては反映されにくいと思われる最終章「ホテルの富豪刑事」だけ。
しかも主人公の恋愛まで絡ませてしまい、これからどう膨らませてどうオチをつけるのか。元筒井マニアとしては興味深く見守っていきたいところだ。
…でも、焼畑署管内にだけは住みたくないよな。あんな警察官ばかりじゃおっかなくておちおち被害者にもなれない。加害者になろうものなら思いっきり締め上げられそうだし(笑)
bottlemail

★優しい時間★
これこそ倉本ワールド?それなら私はその世界は相容れない。実際この人のドラマはほとんど見ていないし。
薄い台詞回しと容易に予測のつく展開。これは、この薄さまで計算し尽した狙いどおりの筋書きなのだろうか。
細かいことを言えばニノの言葉尻がどうしても彼のイメージに合わない。長澤まさみは雰囲気そのものが富良野の自然に溶け込んでいて好感が持てるけど、大竹しのぶが幽霊になって狂言回しを担当しているのは何となく唐突過ぎて解せない。
見ていて疲れないし、平坦で穏やかで、きっと悪人が登場してもせいぜいが今回現れた身勝手な教師くらいでそれこそ優しく時間が流れていくドラマなのだろうけど、これはかの名作「北の国から」のようにシリーズ化はされないだろう。インパクトがなさすぎるもの。
倉本マニアにはたまらない!のだろうけど、私も含め倉本ビギナーにはちとキツイかな。そんな印象を持ちました。
ただ映像が綺麗だからBGVにするのにはうってつけかも。他にすることとかなければ次回もなんとなくチャンネル合わせちゃうような気がする。あ、こうやってハマっていくのか。うーむ。

余談だが、倉本聰が立ち上げた富良野塾を知人が卒業している。
その縁で下北沢に「谷は眠っていた」という塾生の公演を見にいったのだが、彼の脚本はドラマよりも舞台の方が映える、と素人ながら思ったことを覚えている。
そう、舞台を観客席から見る、という非日常の空間の中でこそ感情移入が可能になる。自分ちのリビングでみかんなぞむきながら向き合うにはこっ恥ずかしい、そんな気がしました。ハイ。

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視力は少し落ちたかも(BlogPet)

きょうmimonyaは、みもざが馬がAJCCしないです。
みもざは、

今年は雪が少ないね、などと暢気に夫と話していたら、どっかりと降ってくれて外は一面

といってました。

*このエントリは、BlogPetの「mimonya」が書きました。

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プロ野球に興味はないけれど

某友人と電話で話していて、何故かイチローの話になった。
彼はそれこそ口角泡を飛ばしてイチローの素晴らしさを語り、その業績を偉大、と称え続けた。
あまりの勢いに私は口を挟めなかったのだけれど、正直その賛辞には同意できないものがある。
野球はチームプレー。
所属するチームが優勝する、ということが最大の目標であり到達点だろう。
イチローの所属しているチームはリーグでダントツの最下位。
友人はイチローと比して松井@ゴジラの不甲斐なさをしきりに強調していたが、彼の所属チームは優勝争いをしていたわけで、恐らくシリーズ後半戦のゲームにおけるプレッシャーは天と地ほどの違いがあったに違いない。
個人記録だけを極めたいなら何も野球に拘ることはないのではないだろうか。
チームの勝ちに繋がるヒット、を放ってこそ名選手。私はそう思っているので素直にイチローの「偉業」を認めることはできない。
…などと口にしたらきっとキレちゃうだろうな。そう思って聞き役に徹していたらものすごーくストレスがたまってしまった。
edenharp

久々に外出した。といっても、用事があって出かける夫に同乗させてもらって、なんだけど。
猫のごはんや草、爪とぎなど、かさばって重いものをしこたま買い込んでホクホク。午前中の電話で目一杯背負ったストレスも吹っ飛んじゃった。
これで中村うさぎのような規模ではもちろんないにせよ、購買欲を満たすことが意外に効果的なストレス解消の手段であることを確信した。
確かに、心がどっと疲れるようなことがあると何故か足が向くのは楽天、そしてアマゾン(笑)
みもざが亡くなるまでの一番互いに辛かった時期は、様々なサプリやおよそ怪しげなアクセ、酸素発生器、空気清浄機、液体の酸素など、とにかくヒマを見ては彼女の回復に少しでも役立つものを、とオンラインであれこれ探し回った。
結局、一気に状況が悪化してしまったため、いろいろそろえたものはほとんどが手付かずだったり、効果を確かめることもできないまま残っている。
今思えばあのたくさんの買い物もストレス解消のため無意識にしていたことなのかもしれないな。
とりあえず今は、みもざの名がついているもの、つまりミモザの花柄のシャツとかミモザと名がつくフルーツワインとか、ミモザをあしらったアレンジメントなんかを目に付く端から買いまくっている。
もうすっかり楽天びいき。別に回し者ではないです。
ついでと言ってはなんですが、楽天の中で今一番お気に入りのお店を1つご紹介。
チーズshopフェリーチェ楽天市場店
ここで売っているチーズフォンデュ用チーズセットはお勧めです。ぜひ一度ご賞味ください。市販のフォンデュ用チーズが食べられなくなりますよ。

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昨晩からココログのトップページにアクセスできないのは…私だけ?

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視力は少し落ちたかも

今年は雪が少ないね、などと暢気に夫と話していたら、どっかりと降ってくれて外は一面銀世界。
腰痛の身には凍った地面が大敵(これで転んだりしたら元の木阿弥。ようやくまともに歩けるようになったのに…)なので、発症してから約2週間、自力で外出していない。整骨院に週2~3回行くのも夫の送り迎えに頼っているため、買い物にも行ってない。したがってフラストレーションが溜まりに溜まり、イライラも最高潮、だ。
でも、安静にしていたおかげでかなりの数の本を読むことができた。
今さらこの歳で読むものでもないとは思いつつ、小夜子しか読んでなかった恩田陸。「Q&A」「夜のピクニック」他数冊を読破し、書評に釣られてつい手に取った乾くるみの「イニシエーションラブ」、「リピート」も侵食を忘れて一気読み。図子慧も読んだかな。
これらは全て、整骨院帰りの道すがら夫に頼んで寄ってもらった図書館で借りたもの。ひどい時は1日に3冊読了してしまうので、どれも何がなんやらわけわからん状態で記憶には一応残っている。
「イニシエーションラブ」はものの見事に引っかかりましたよ。でも、実はB面の冒頭でちょっとトリック(?)に気付きはしたんだ。まあそこを流してしまいまして結局「なんだよー!」と悔しくはなりましたが。
ただ「塔の断章」も「リピート」もしかり、だけど、この人、「仕掛ける」ことに絶大な自信を持っているんだろうな。
栗本薫が好きで、グインはもちろんほとんどの著作を読んでますが、彼女と恩田陸は文章が達者なので筆を滑らせることで書き足りなさを補ってしまっているという感がある。それに相対して乾さんは文章にそれほど傑出したものはないけれど、プロットを立てることに関しては抜きん出ていると思う。その分人物描写が深くないけど。
恩田、乾、両氏の本は新刊が出るたびに買うなり借りるなりして手に取ると思いますが、正直栗本薫はもう大道寺とグイン以外は読まないだろうと思う。
今の彼女は自分の才知と筆力に溺れてしまっているように思えてならない。って何を偉そうに。

hanapink

みもざは外に出たがった。
いびきがひどい夫と寝室を別にしているので、彼の寝室がある別棟へ連れて行け、と催促するのだ。
別に彼に会いたがっているわけではなく、そこに行けば他の猫がいないため私を独り占めできるから。
夫はいわば部屋のオブジェみたいなもので、いてもいなくてもその存在は全く無視。
彼女が亡くなってしばらくすると、カノンが同じようにドアを開けろ、外へ連れてけと催促するようになったから不思議だ。
でも、夫の部屋にはみもざの思い出がたくさんありすぎて、他の猫を連れて行きたくない。私自身あまり足を踏み入れたくないし。
日当たりのいいベッドの上に静かに香箱を組んでいる凛としたその姿も、夜の、落とした照明の下で別猫のようにはしゃいで私の顔に体に自分の全身をこすりつける子供みたいな仕草も、忘れない。忘れられない。
「リピート」…10ヶ月前にタイムスリップをし続けることに、あまり意味を見出せない、という感想をいくつかのブログなどで目にしたけれど、私に限って言えば幾度でもそれをしたい。
発病の前にこそたどり着けないけれど、繰り返せばそれだけみもざと一緒にいられるからね。

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悲しいです

heartredゆず、が亡くなったそうです。


出入り自由で飼っている、とか外でちっちうんちしてくることを改善しようとしない、とか一時期私的にピリピリ受け止めていた部分もあったのですが、それでも、ゆずへのますび先生の愛情は自分のそれとあまり距離がないことは誌面を見れば一目瞭然ですし、現在先生がお住まいの場所が私の思い出の地であることもあって勝手ながらかなりの親近感を抱かせていただいておりました。
また、ゆず本猫も、その小心さやおまぬけ具合がうちの連中、特に陽太によく似ていて大好きでしたし。
追悼の文章を読ませていただいて、先生の心情にシンクロする部分があまりにも多くて驚きました。
そう、姿かたちこそ変わってしまったけれど、あなたは今でもここ、にいる。
この目で、手で、存在を確認することはできないけど、あなたは全くあなたのままで私たちの側にいてくれる。
…ただ、そう思ってはいても寂しくてたまらない時がきっとあるでしょう。それを乗り越えるのに私は他の猫の存在、が必要であったことを否定できません。
おせっかいだとは思いますが…先生は、大丈夫なのかな?

顛末を全て漫画にされるとのこと。
私もみもざが発病してから亡くなるまで、そして亡くなってからのみっともないほどじたばたしている心の動きをブログに書いたのですが、そうやって形にすることでかなり気持ちが軽くなったように思います。
ましてやプロの方が仕事として作品に仕上げるのであれば客観的、俯瞰的なものになり、却ってますび先生の悲しさが強く感じられるだろうな。
読ませていただけるのでしょうか。どうか何かしらの媒体に発表なさってくださいね。ぜひ読ませていただきたいです。

ゆず。
今まで私たちにたくさんの「楽しい」をありがとう。
せっかく体が軽くなったのだから、一度我が家にも遊びに来てください。おやつとおもちゃでおもてなしします。

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偶然の一致?

スイープトウショウについて「ただでさえ個性派の少なくなってきた昨今の中央競馬で、そりゃあ確かにゲート入りに時間がかかれば他馬に迷惑をかけてしまうだろうけれど、あの魅力的な豪脚こそスターにふさわしいのでは。このままみすみす失ってしまうのは惜しい」などと書いたら、まるでそれを読んでいたかのごとく、反論が展開された。それも週刊G誌で。うわ。
確かにそうだ。あの気性があの馬を走らせているわけではない。というよりも、あの馬はゲートに入ってさえしまえば暴れてはいないし、そういう面から見てあまり気性が悪いというイメージはない。
そもそもゲートに関して言えば、推論に過ぎないけれど最初に所属した厩舎や、最初にレースを教えたジョッキーに問題があったのではないかと思う。
多分あの馬は賢い。賢いから納得できないことには従わない。それを見抜くことができずに画一的な手段で調教を重ねていったのではないだろうか。
三つ子の魂百まで、じゃないけれど、馬なら余計、刷り込まれたものが強烈に未来を支配することは想像に難くないし、今さら何を言っても始まらないけれど、このまま出走できなくなってしまうのはあまりにも惜しい。
とりあえず、休養先で誰か教えてやってください。あなたはこのままじゃもうレースに出れないんだよ、と。
でもあの馬のことだから「あ、そう」とか言いそう。うーむ。

hanapink


周期的に、みもざへの思いが溢れ出して止まらなくなる。
祭壇、を書棚の一段を利用して作ってあるのだけれど、そこにいろいろ飾られた彼女の写真を眺めたり、彼女を模したオブジェの乗る骨壷に語りかけたり(余談だがこのオーダーメイドの骨壷、あまりに小さすぎて肝心な頭蓋骨が入らなかった。入りきらなかった骨たちはラタンの箱に入れて枕元においてある。何のための骨壷なんだか…)、山のように撮った写真、パソコンの中に取り込んだ画像、リンパへの転移がわかってから慌てて買ったハンディカムで撮影した映像を次から次へと見ては涙して。
ミモザのお香を焚いて、ミモザという名のフルーツワインを飲んで、ただただ彼女を思い出して時間をやり過ごす。
一種の儀式みたいなもので、このプロセスを経てやっと現状に折り合いを付けることができるのだ。
その間、他の猫たちは、と言えばてんでに知らん顔をしていて誰一匹側にこようとはしない。
そしてひとしきり泣いて喚いて、現実に戻った頃、何事もなかったかのように一緒にベッドに入って休む。
ペットロス、という言葉があるけれど、ここまでペットと飼い主との距離感がなくなってしまったらそれどころじゃない。
家族を喪った、恋人を喪った、愛娘を喪った…少なくとも私にとってはそんな感覚なのだ。
この悲しみをどうしたらいいの-まだまだ立ち直ることはできそうにない。
やっぱり時間しか解決してくれないのかもしれないな。

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週末の戯言の後始末

当たったのは一番人気のAJCCだけ、ですか。
どっちも穴と掲げた馬は逃げつぶれ。こんなもんです。馬券買わなくてよかった。
クラフトワークは本来の能力がようやく発揮されてきました。順調に使えるかどうか、というより使うことができるかどうか。これから真価が問われるところでしょう。
最近は、強さを見せて、さあこれからどこまで成長していくのかと楽しみにしていたらいきなり故障発生して引退、というパターンが多い。
馬場の高速化、も確かにリスクでしょう。でも、厩舎の管理能力にも問題があるのかもしれない。そんな気がしてならないのですが…
スターホース候補クラフトワークには順調に春の大舞台へ進んでほしいと切に願います。今のままじゃゼンノロブロイ一人勝ちで、面白みに欠けてしまうから。

hanapink

もらわれっ子で、我が家のみもざファミリーと打ち解けることがいまひとつできずにいた風雅にとってれいあは可愛い妹であり恋人(猫)であり子分、であるらしい。
すぐに彼女を抱え込んでマウントしたがるが、最近ではれいあも大人しく載せなくなってきた。脚をかけてくるり、と体を翻すと逆に風雅の首っ玉に噛み付く始末。
野良生活があったためかまだまだ警戒心が消えずにいるれいあに、どうしてもこちらも手をかけるし、いきおい名前を呼びかける回数も多くなるのだが、それにヤキモチを焼いているのはカノン。
陽太は、と言えば、最後までれいあに冷淡な態度を取っていたけれど、ようやっと一緒に寄り添って寝たりすることができるようになった。
ふと見ると、4匹がぐちゃぐちゃと交じり合って寝ていたりして、いつしかすっかり仲良しになってしまっている。
やはり女の子だからか、はたまたみもざに見た目(気の強さも)が多少なりとも似ているからか。
これまで我が家には数日間の居候、も含めて数回猫の出入りがあったけれど、いちども折り合いの問題で悩んだことはない。
私への愛情の深さと気の強さではみもざに負けず劣らず、だった黒猫「のあ」だけは、他の猫を追い掛け回しては取っ組み合っていたし、みもざとは最後まで反目しあっていた。
でも、一昨年当地で大地震があったのだが、そのときだけは面白いことに2匹で「何があったの?」「どうしたのかしら?」と言わんばかりに顔をつき合わせてなにやら話しこんでいて、それなりに繋がりはあるもんだ、と感心したのを覚えている。
殺人など殺伐としたニュースばかりを目にする。乳幼児の、肉親による虐待もあまりに頻々と起こりすぎてもうちょっとやそっとの事件では驚かなくなってしまった。
猫みたいにフラットに、さり気なく、当たり前に仲良くできないものですかね、人間も。
超、のつくわがまま娘だったみもざでさえ6匹もの子猫を産んで、1匹残らず育てあげたというのにね。

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週末の戯言

若駒Sのディープインパクト。
確かに強いが、今回は少頭数の上に、有力馬はバッティングを避けたらしく出走していない。
上が上なだけに、どれほど鞍上がブチ上げてもあまり信用できないような気がするのは私だけではないだろう。
ただ時計は優秀。あの展開であの時計で走られては…兄姉よりも器は大きいのかもしれない。

年々、所謂「スターホース」が輩出されなくなる傾向にあって、それに比例するようにJRAの売り上げも落ちてきていることは明白だ。
昨年のクラシックで言えば、勝ち逃げのキングカメハメハはさておき、恐らく展開のアヤで勝ったダイワメジャー、人気薄のデルタブルース、とその後の戦績からしてフロックではないと言い難い馬が勝利を納め、牝馬はダンスインザムード-年度代表3歳牝馬に選出されはしたが、3歳同士、という観点から鑑みれば対戦成績3戦2勝のスイープトウショウを評価するのが筋なのでは?-が意気を吐いたが、ダイワエルシエーロはおよそオークス馬らしからぬ品のないローテを組まれてしまっている。
そして件のスイープトウショウに至っては、次にレースに出すためには開催終了直後の本場場においてゲート再審査(しかも本場場入場から!)を受けなければならず、この休養中によほど性格改善を図っていなければ恐らく合格は難しいのではないだろうか。
ただでさえ個性派の少なくなってきた昨今の中央競馬で、そりゃあ確かにゲート入りに時間がかかれば他馬に迷惑をかけてしまうだろうけれど、あの魅力的な豪脚こそスターにふさわしいのでは。このままみすみす失ってしまうのは惜しい。
なんとかゲート試験についてはJRAサイドも善処の方向で考えてほしいものだ。

明日のAJCCは順当ならクラフトワーク、穴ならニシノサプライム。
平安Sはピットファイター、穴ならクーカイ。

れいあを他所の猫にこんにちは、させようと抱っこしたまま棟続きの別室に連れ出したら、ことのほかお気に召さなかったらしい。ゼッタイに逃げられないようがっしりと捕まえていたけれど、部屋に戻った途端私の腕を蹴飛ばしてベッドの下へともぐりこんだ。
我が家はほとんど来客がないので、4匹、そして亡くなった子もとにかく人見知り。
困ったもんだ。これじゃどこにも預けられないから長期間の旅行なんかとてもできない。

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ちょっと追記

ココフラッシュにちゃんと掲載されるかどうかを確認したいので。kokoro_red

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はじまりはじまり

catp4匹+αの猫たちとのありふれた暮らし。
何の変哲もない日々の、ただ過ぎていく時間がどれほど愛しく大事で大切なものであるか、を1匹の猫が教えてくれたあの秋の長い一日から、2ヶ月余経ってようやく今。
-ねえ。もういいよね。
まだ全てを吹っ切って、立ち直ることができたというわけではないけれど、ありきたりの生活に小さな幸せってヤツを見出すことができるようになった証を、少しずつ書き溜めていきたい。それが彼女への供養になるなら…


腰痛で臥せっていた1週間余、夫が家事をそれなりにやっていてくれたのはありがたかった。
正直なところ、修復不可能なほどのすれ違い状態だったのに、身動きが取れなくなってみればやはり二人きりなんだ、と思い知らされたわけで。
ようやく身の回りのことだの食事の支度だのには不自由することなく動けるようにはなったけれど、それでもまだシンクにかがみこむ姿勢が辛いので洗い物は頼まざるを得ない。

寝たきりでうんうん唸っていたら、れいあが突然ベッドサイドにやってきた。
「ぐるるるる?」
…ん?
「くるるるるる、うるるる?うるるるるる」
…大丈夫?って言ってるわけ?
嬉しさ半分、痛さ半分、で少し身を起こしてあごの下を撫でようとしたらちょうど伸ばした右手のあたりに何かがある。
柔らかい感触。つかんでみるとそれはふわふわのボールだった。
「うるるるる!」
どうやら投げろ、ということらしい。
そうかいそうかい。亡くなった愛猫も小さい時はこの手のボールを投げては持ってきて、を繰り返したっけ。
懐かしさに目を潤ませながら、部屋の隅に向かって直径3センチほどのそれを投げる。微かに走る背筋の痛み。
それでも、我が家に来て1ヶ月半。初めて打ち解け、遊びに誘ってくれたのだから、とダダッと走っていくその姿を微笑ましく見守る。
すぐに探し出して戻ってくると、再び私の手元に、ボールをぽとり。
そうかいそうかい。一度だけ、ってわけにはいかないものね。
投げるとまたすぐに戻ってくる小さく敏捷な姿はなんともいえない可愛らしさ。
「うるるる?」
はいはい。じゃ、もう一回ね。今度は少しゆっくり戻ってきてね。
「うる!」
…早い。もう戻ってきやがった。
「うるるるるる?」
投げる度背筋をいやな痛みがぴり、っと駆け抜ける。
でも期待に満ちた眼差しに誰が逆らえようか。
そして、投げ続けること約5分。
投げる→ダダッ→探す(1~2秒)→ダダッ→うるるるる、の繰り返しにとうとう私の背中と腰が音を上げた。
このままでは安静、という状態には程遠い。
…自分だって肩で息してるじゃないのよ。
持ってきたボールを私の側に置くと、れいあはくたり、と座り込んではあはあと息を荒げているが、ボールを持ってほら、とかざすとすぐ立ち上がって催促する。ああ凄まじい体力(執念?)
可哀想だが仕方がない。私だって自分の身が大事だ。
「じゃ、最後よ」
痛さをこらえてもう少し角度大きく上半身を起こすと狙いすまして私は投げた。隣の部屋との境にあるドア、その側には使っていないストーブとキャリーバッグが置いてある。そのストーブと壁の隙間。どう頑張っても猫には入れない届かないその場所へ。
「くううううん」不思議そうに鳴きながら探し回る姿が哀れだ。でも背に腹は変えられない。許せ、れいあ。
それでもしつこく探し回っている様子を見ているうちにうとうとしてしまったらしい。
10分ほどして目が覚めると隣に、小さな寝息。
天使のようなその寝顔は本当に無邪気な子供のそれ、で、また亡くなった愛猫の子猫時代を思い出してしまう。
昨年は本当に泣いてばかりだったけれど、今年は今いる4匹+αと一緒に笑っていられればいいな。しみじみそう思わされた冬の一日でした。

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