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ドラマあれこれ

★富豪刑事★
原作がとにかく好きだった-リアルタイムで読みました。歳がバレる-ので、不安6割期待4割、で見始めて…その割合は徐々に左方向へ傾きつつある。
主人公をヒロインにしたことは、深キョンを据えたことでまあよしとして、それでもあの体たらくじゃチーム鎌倉の連中は浮かばれない。
あそこまで彼らと、同僚の婦警たちの無能さをデフォルメする必要はあるのかどうか。どこの世界に勤務時間中カラオケボックスでどんちゃん騒ぎをする交通警官がいる?これはいくらなんでもやりすぎ。
また、主人公の荒唐無稽な捜査手段を強調するために余分なセリフ(「1億円くらいならすぐに用意できますが」など)やだだ長のテーブルなど無駄な装飾を施すよりも、原作に忠実に脚本を起こした方が余程笑いは取れるだろうに。
3話放映されたうち、第2話は原作がない。原作からかなりかけ離れた展開になった第3話ですらバックボーンとして会社設立トリック(?)があったからこそなんとかストーリーが成立したわけで、いわば核のないオリジナルストーリーの回は正直途中でチャンネルを替えてしまうほどトリックも設定も底が浅かった。
とにかく4つしかないのだ原作は。第1話(富豪刑事の囮)、第3話(密室の富豪刑事)、第4話(富豪刑事のスティング)と使ってしまって残っているのは最も設定が現代の、しかも関東近県と思われる都市部においては反映されにくいと思われる最終章「ホテルの富豪刑事」だけ。
しかも主人公の恋愛まで絡ませてしまい、これからどう膨らませてどうオチをつけるのか。元筒井マニアとしては興味深く見守っていきたいところだ。
…でも、焼畑署管内にだけは住みたくないよな。あんな警察官ばかりじゃおっかなくておちおち被害者にもなれない。加害者になろうものなら思いっきり締め上げられそうだし(笑)
bottlemail

★優しい時間★
これこそ倉本ワールド?それなら私はその世界は相容れない。実際この人のドラマはほとんど見ていないし。
薄い台詞回しと容易に予測のつく展開。これは、この薄さまで計算し尽した狙いどおりの筋書きなのだろうか。
細かいことを言えばニノの言葉尻がどうしても彼のイメージに合わない。長澤まさみは雰囲気そのものが富良野の自然に溶け込んでいて好感が持てるけど、大竹しのぶが幽霊になって狂言回しを担当しているのは何となく唐突過ぎて解せない。
見ていて疲れないし、平坦で穏やかで、きっと悪人が登場してもせいぜいが今回現れた身勝手な教師くらいでそれこそ優しく時間が流れていくドラマなのだろうけど、これはかの名作「北の国から」のようにシリーズ化はされないだろう。インパクトがなさすぎるもの。
倉本マニアにはたまらない!のだろうけど、私も含め倉本ビギナーにはちとキツイかな。そんな印象を持ちました。
ただ映像が綺麗だからBGVにするのにはうってつけかも。他にすることとかなければ次回もなんとなくチャンネル合わせちゃうような気がする。あ、こうやってハマっていくのか。うーむ。

余談だが、倉本聰が立ち上げた富良野塾を知人が卒業している。
その縁で下北沢に「谷は眠っていた」という塾生の公演を見にいったのだが、彼の脚本はドラマよりも舞台の方が映える、と素人ながら思ったことを覚えている。
そう、舞台を観客席から見る、という非日常の空間の中でこそ感情移入が可能になる。自分ちのリビングでみかんなぞむきながら向き合うにはこっ恥ずかしい、そんな気がしました。ハイ。

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