白馬の騎士?それとも…
フジテレビが捨て身の一手を打ってきました。
両刃の剣、でしょう。だってライブドアなんかとは企業規模が違うんですから、ソブトバンクは。
ホワイトナイト、なんて格好いいものではなく、ヘタしたらフジサンケイグループもろともバックリと飲み込まれてしまうかもしれない。
そうまでしてもライブドアに与するのはいやだった。そういうことなんですね。
ずいぶんと感情的にもこじれてしまったものです。
私はどうしても堀江社長に好感を持てないのですが、そういった感情的な部分だけでなく今回のライブドアのやり方は法的にはともかく道義的にはフェアではないと思っていました。
北尾ソフトバンク・インベストメントCEOが仰っていた言葉がまさに当を得ていると思いますが、「土足で上がりこんで『仲良くしよう』と言っているようなもの」そう、私が漠然と抱いていたイメージが正にこれでした。
彼はマスコミというものを甘く見すぎていたのではないでしょうか。
ニッポン放送の経営権がフジサンケイグループからライブドアへ委ねられた場合、タモリや中島みゆきが番組を降りるという意向を示していることについて批判している声もライブドア側からあるようですが、それはまたずいぶんと自分勝手な言い分ですね。
手に入れた玩具の価値が下がることに神経質になられているご様子ですが、それはやはり想定外の事態だからでしょうか。パーソナリティを降りるも続けるも彼らの勝手ですから。
…ちょっと辛辣ですが、これが今の本音。
プロ野球の新球団も、楽天でよかったと思います。
だって、ITということばを知らない人に、楽天の業務内容はすぐに伝えることはできますが、果たしてライブドアのそれを正確に説明できる人がどれだけいるか。
何よりも、今回の騒動においての堀江社長のコメントなどを鑑みるに、彼が損得抜きで長期に渡って球団を保有し続けるだけの熱意があるとは到底思えなかったですから。
さて、一転窮地に追い込まれた堀江社長がどう対応していくのか。北尾氏とも会談予定があるそうで、その席に彼がどういう態度で臨むのか。
正直フジテレビ、そしてフジサンケイグループがどう変化していったとしても大した興味はありません。
ただ、堀江氏のやり方が全くもって正当な手段である、と認識されるようであれば、日本のビジネスが大きく変わってしまうのでは、という危惧を抱いているだけです。
いえ、変わってしまってもそれこそ田舎のオバサンである私にはあまり影響もありませんが。
パン生地の仕込みを先ほど終えました。
予め発酵生地を作っておいて、それを明日作る本番用の生地に混ぜ込むのです。
さて、上手くいくかな。
力を入れてこねたためすっかり右腕がだるくなってしまいました。これからお風呂入って筋肉をほぐし、明日に備えよう…ってそうだ。作るのはダンナだもんね~♪
でもきっとイライラして手を出すだろうことは想像に難くありませんが。
明後日には美味しいフォンデュ用のチーズセットが届くし、焼き上がりが今からとっても楽しみです。
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