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祝!そして安堵

れいあの姉妹たちが、皆良いご縁に恵まれたそうです。
かわいい子ばかりだったので、成猫でもきっと勝負は早いだろうと思っていましたが、
ずっと保護して人馴れさせるために心を砕いていたNONさんも嬉しさ半分寂しさ半分、といったところでしょうか。
おめでとう。本当にお疲れ様でした。
写真はマタタビに悪酔いしたれいあが、風雅のアタマに手を置いて説教している図。

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もうすっかり我が家の女王様です。


今日はカノンを病院に連れて行きました。
以前、陽太の血糖値測定の際ついでにこの子も連れて行ったのですが、
血糖値がかなり高かったので投薬後再検査、と相成ったわけです。
今日もし数値が正常の範囲を超えていたらカテーテルで採尿、という恐ろしい(カノンにとって)事態が待ち受けていたわけですが、幸いなことに数値は正常。
糖尿病などが疑われる症状も全くないので、このまま経過観察ということになりました。やれやれ。

この病院は、野良さんの診察料金を格安にしてくださいます。
家猫からはしっかりお取りになりますが。
実はデブ猫カンタも行きがかり上まだ野良ということになってまして、
次もし何か診ていただく機会があれば、そこで「うちの子になりました」と告白しようかな、と。

動物病院の診察料は、人間のそれのように基準となるものが決まってはいません。
その実態については非常に不透明で、うちのかかりつけのように領収書だけ下さるところもあれば、
みもざが罹っていたちょっと大きな病院のように明細までしっかり領収書に書かれているところもありますし、
地元にはろくすっぽ領収書も出せない、明らかにいい加減な病院(二度と行きません)もあります。
料金について、日本獣医師会のサイトに実態調査の結果がありますが、それを見るとワクチン1つとってみても、下は1000円未満(マジ?)から上は30000円超まで(マジぃ??)とその幅は信じられないくらい大きくて、本当にびっくりです。
獣医師の診療料金は、独占禁止法により、獣医師団体(獣医師会等)が基準料金を決めたり獣医師同士が協定して料金を設定したりすることが禁じられているそうです。
薬品や機材などの原価は一定なのであとはどれだけ利益を得ようとするか、という部分で競争になるのかな。
もちろん設備投資や人件費、それらを整えることによって得られる畜主からの信頼感や診療実績など、単純にそれだけではないとは思いますけどね。
ちなみに、これまで私が、もというちの猫たちが罹った病院は、どこもかなり平均に近い料金設定でした。
高ければいい、というわけでもなけりゃ、安さだけ追求するのも怖い。
むしろ一番大事なのはその先生のモチベーションと人間性だ、と私は思います。
この部分についてのみ言えば人間の場合も一緒ですが。
田舎暮らしはメリットも多いですが、医療の面に限って言えば人も動物もデメリットの方が明らかに大きい。
選択肢がない。これは致命的。
今住んでいるところは気候や物価などでかなり住みやすいのですが、将来的にはもっと大都市圏に住むべきだろうな、と考えているところです。
みもざも、かなり道内でも大きい部類に入る病院へ連れて行ってましたが、本州にはもっと先端医療を受けられる病院があったはずで、その点では未だに後悔が残っています。


後悔を重ねないためにも、病院、そして医者選びは確かな情報をいかにたくさん集めるか。
そして、いかに行動するか。
もし万が一今いる猫たちが病に倒れたら、今度こそみもざの時のように後悔を残すことなく、
最善を尽すように死にもの狂いで頑張ろうと思っています。
…みもざの時も頑張ったつもりだったんですけどね。

去年の今頃、みもざは大手術直後で入院していました。

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