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美味しいワインそして飲めなくなってしまう日常の終わり

本当に美味しいワインです。と言ってもセールスではありません。
そもそももうこのワインはオンラインでは買えないと思いますし。

wine
CHATEAU BEL-AIR-OUY 1999

オレンジピールなどの果実と樽の香り。
口に含むと重く、タンニンを感じるけれど、最後に残るのはすっきりとした甘さ。
私はワイン党ではないけれど、このワインに関してだけは美味しさを素直に感じます。
今まで、それほど己のアセトアルデヒドの性能の低さを気にしてなぞいませんでしたが、このワインと出会ってつくづく思いました。
…飲めるものならもっと飲みたい。
何せグラス1杯で酩酊感を味わい、2杯目で顔が青ざめる、という極めて効率のいい(?)カラダなので。
昨日はチーズフォンデュと共に。そして今日は冷やし中華と共に(涙)
ダンナのリクエストなので仕方なく作りますが、せめて冷麺がよかった。
それでもワインの美味しさは損なわれないでしょう。多分。

電車事故。
犠牲になられた方が時間を追って増えていく。
…80人を超えてしまった。
更に、運転手も含め、車両にはまだ取り残された方がいらして、そこに生存反応はないという。

ごく当たり前に日常生活を送る中でたまたま乗り合わせたあの列車。
亡くなられた方たちの時間はそこで止まってしまった。
私は死なない、そんな根拠のない自信が恐らく誰にだってあるだろう。
それを覆してしまうアクシデント。日常が非日常に変わる瞬間、全てが終わった。

肉親を亡くされた方を執拗に追い続けるマスコミの醜さにも怒りの念を禁じえないが、JR西日本の対応にも不満と憤りを感じる。
2度目の会見で、置き石の可能性を示唆したことについて北側国交相が不快感を示したが、その反応は正しいと思う。
真っ先になされるのは被災された方の救助活動で、情報収集もそれを主眼において行うべきだろう。
同社の会長、社長、元会長である役員の3者が引責辞任を表明しているとも報道された(その後社長は辞任を否定している)が、そんなことはどうでもいい。
JR西日本は一刻も早く全ての被災者及び亡くなられた方の遺族へのケアを行うこと。
そして、それと同時にしかるべき機関が事故原因を早急に調査、解明すること。

今日、スーパーで買い物をしていた時、隣で初老の夫婦が
「あの運転手さんは死んでた方がいいだろうねえ」
「生きていたら地獄だからねえ」
確かにそうかもしれない。
それでも生きていてほしかった。生きて、この悲惨な事故の原因をその口で話してほしかった。
あの首脳陣を見ていると、どうしてもJR西日本が誠実な賠償などの対応をするとは思えないのだ。
直接の原因と、恐らくそれの遠因となるはずの様々な要素。それを第三者機関は明らかにしてほしい。
真実が全て解明されなければ、被災者もご遺族も納得なぞできるはずがない。

ごく当たり前にワインを開けて、ごく当たり前に冷やし中華を食べる。
そんな時間が実は何物にも替えがたい大切な瞬間だったりするのだろう。
私はまだ終わらせたくない。
そう思っていても運命は大きなその掌をいつこちらに向けてくるか、それは誰にもわかりはしないのだ。

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