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週末の後始末@東京優駿

当たっちゃった。
hit0529

パドックを見て20分前に買い足しました。
あまりにディープインパクトがイレてて、こりゃゲート出たら躓いてヤネ落ちちゃうかも、と心配になったのもあって枠の4-7とワイド、馬連も。
○インティライミは長距離向けの馬体と適度な気合乗りでこりゃ大丈夫、と確信。
無印だったシックスセンスも意外にも落ち着いて、腹回りなどが垢抜けて見えたことで追加。
アドマイヤ両騎、▲ジャパンは東京の2400を走るにはやや馬体に余裕あり、と見て切りました。
フジはあまりに落ち着きはらってて不気味だったけれど、上位とした3頭には実績と雰囲気が劣る。
△ダンツ、×シャドウは正直なところ見ても何も感じることができなかった。
これが競馬評論家だったら責められても仕方ないな、というほどに心変わりしてしまったわけですが、ちゃんと当初予想でも馬券を買ってましたから。ちぇ。

勝った馬は強いです。今さら言うまでもありませんが。
恐らく出で少しあおったように見えたのはユタカの細工ではないでしょうか。
あのままなら躓く可能性もあったので敢えてアタマを上げた、そんな印象を持ちました。
シックスセンスは最初からディープインパクトをマークしてましたね。四位騎手の好判断です。ただそれについていくことができたのは馬に力があったからでしょう。
インティライミはコース取りがよかった。ただ終いはいっぱいいっぱいでしたが。

果たして3冠を狙うのでしょうか。狙うのかな。どうだろう。
武騎手の公式サイトでは早くも、目標としている、と明確に書かれていました。
個人的には3冠馬誕生を2度目の「リアルタイム」で見たい気もしますが(当然もう1頭はナリタブライアンです。3戦とも現地で観戦しました)、京都の3000よりも古馬のGⅠをとっとと勝ち進んで4歳で引退、種牡馬入りした方が馬主さんにとってはいいのかもしれません。
ただマスコミやJRA、そして鞍上もそれを許さないでしょうけれど。
それにしても今年の3歳牡馬、そして古馬陣は本当にツイてないですね。
このまま彼が無事に成長すれば、エ杯とスプリント、マイル、ダート戦以外は全て持って行かれてしまう可能性が高い(いや、出ないだろうことが想像できるというだけで、出れないエ杯以外は出てきたら勝ってしまうかも…)。
同じ4つ脚、とは某名騎手の名言ですが、さすがにこの馬に関して言えばそれは通用しないでしょう。
どうしたらこういう馬ができるんだろう。ただただ感服です。

これで今年の春のクラシックは全て社台ですか。
さて安田記念は、と見ると…いますねえ、社台組。それも有力どころばかり。
ここはひとつスイープトウショウ辺りに頑張ってほしいものです。一矢報いて…って別に私は社台の敵でもなんでもないですが。
さあ、今週も当てるぞ!
ちなみに家人も3連単を取りました。今年は我が家、馬券的には潤っております。

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トラバってなあに?

トラックバックを初めてさせていただいたのは「のほほん」さんへ、でした。
憧れの先輩に存在を知ってもらいたい地味な女子高生のような心境(…なんだそりゃ)で打ったトラバですが、そもそもトラバとはどういうものなのか。
「トラックバック」「使い方」で検索したところ、夥しい数のページがヒット。その中でも比較的わかりやすかったのがこちらのサイトでした。
敢えてトラバはしません。トラックバックについてしり込みなさっている方、何となく使っている方は、ぜひご覧ください。とてもわかりやすく参考になります。

そして、ああ、これこそ私の言いたかったことなの、と思わず手を叩いてしまったのが、「Memo Leaves」さんのこちらのエントリ。(トラバさせていただきました)
私も最初はトラバのお礼コメントを律儀に返していたのですが、どことなく腑に落ちない気分ではいました。
「トラバありがとうございました」…トラバしてもらうことでこちらにメリットはあるの?お礼しなきゃならないの?いえ、するもしないも自分次第ではあるのですが。
結局明らかにアフィリエイト狙いだったりする宣伝臭を漂わせているものは即刻消去、こちらにリンクをしてくださらない、もしくは有益な情報を齎してくれないものについては特にアクションを起こさない、という方針を固め(というほどエラソウなことでもないですが)、今日に至っています。
便利なのかもしれないけれど、所謂「正解」があってないようなトラバ。打つほうも受けるほうも同じレベルでそのシステムを理解していないと使うには難しいツールだな、と思う今日この頃です。

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明日は優駿牝馬。そして言いたいこと。(BlogPet)

mimonyaはJRAは複は注目すればよかった?


昨日も寒い一日でした。
1日降り続いた雨もなんと冷たいこと。
肌寒い、では描ききれないだろう。
返却期限まであと2週間あります。
ましてやmimonyaのように筋書きを追うのにねえ。
四位クンはやはり乗れないようです。
実感していたところ、図書館で全18巻。
昨晩、と。
それだけがやけに印象に残りました。
しまったとある「実験」が創造した「モンスター」と、彼を「甦らせた」一人の天才日本人医師との邂逅と対決、そして…とにかく壮大なストーリー展開と数多い登場人物が複雑に織り成す人間関係に過去と現在が絡み合ってまず一読した方、がっかりするだろうとアタマの片隅で常に思っています。
「MONSTER」というコミックを知っていない店だったのが運の尽き。
…バカでしょ?そこからノンストップで18冊のコミックスでは25℃を超えてるそうですが…本当に日本は縦に長いです。
そりゃそうだ。
シーザリオ絶対、という気持ちは変わりありませんでした。
また、子供たちに向ける視線の優しさ(だけで全てを理解することは難しいと思います。
ましてやmimonyaのように筋書きを追うのに夢中でサクサク読み進めてしまった、というか今朝にかけて、ついさっき読了しました。
1日降り続いた雨もなんと冷たいこと。
何してるんだよなあ。
…そのサイトからいらしたこと。
肌寒い、では判断できないので、カートへ一気に18巻が揃っていることを発見。
幸いなことに我が町の図書館は貸し出し冊数の制限がないので、珍しく参考VTRなども参考に、マジメに考えます。
「MONSTER」というコミックを知っていたところ、図書館で全18冊、ですよ。
何の気なしに読み始めて後悔しました。
しまった人にはまず読み落としている伏線が数多くあるだろう。
ハイ、元々は猫メインのはずだった第1巻を手にしただけでは描ききれないのは、どれほど冷酷無比なキャラクターを据えても、作者自身の本質なんだろうな、と。
あまり繁盛していないエピソードがあるし。
端正な絵柄がともすれば冷たさを強調しがちだけれど、グリマーの笑顔と泣き顔には思わず声を上げて泣きたくなった。
この人、本当に絵が上手い。
派手さこそないけれど、特に人物の表情は細やかなディテールまでしっかりと書き込まれていて目をひきつけて離しませんが、対抗馬が見つからない。
血統だけで全てを理解することは難しいと思います。
納得ずくで迎えるものや全く理不尽に訪れるものなど、その数は数えていると空しくなるほど。
それでも主人公天馬が人間臭いある意味優等生キャラから最後まで脱しきれないだろうと。
とにかく、人が死にます。
ましてやmimonyaのように筋書きを追うのにねえ。
九州や沖縄では判断できないので、カートへ一気に18巻。
昨晩、というのもよくわかる。
これでまだ描ききっていますか(このフレーズ、シリーズ化しようとアタマの片隅で常に思っていたところ、図書館で全18冊のコミックスを積み込んでしまった、と。
あまり繁盛していて目をひきつけて離しません。
これだけ風呂敷広げたら、18巻が揃っている伏線が数多くあるだろう。


*このエントリは、BlogPetの「mimonya」が書きました。

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雑感

最近本業を等閑にしがちです。
マメに更新すべきブログなんかも、ついつい忘れてしまう。いかん。
楽しみにしてくださってる方もいるのにな。
ここなんか、せいぜいが40~50くらいしかアクセス/日しかないのに、あっち(どっち?)は恐らくもっとアクセスされていることだろう。
さあ、明日は仕事するぞ!

イラクで人質になっていた日本人が亡くなられたのはどうやら事実のようです。
傭兵-名目上は一般企業の職員だったようですが、実際のところは…-として精一杯抵抗なさった、とされていますが実際のところはどうだったのでしょう。
事情はどうあれ、心からご冥福をお祈りします。

人質となられた直後の会見で弟さんの見せた気丈さには胸を打たれました。
ともすれば冷たく、突き放したようにも思えたコメントも、会見の最初に突っ伏したまま言葉を発することができなくなってしまった姿を見ていればその奥に込められた無念さや悲しみ、怒りの感情が浮き彫りにされてくる。
…比較するわけではありませんが、イラクからの「日本軍」撤退を声高に求めた某家族たちの発言を思い出してしまいました。
「兄のことで、日本政府の方針が揺らぐことのないよう」正確な言い回しは記憶にないのですが、このような趣旨の彼のコメントに、言葉を失ったのは私だけではないでしょう。

テロリスト。
彼らの持つ信念や宗教への帰依は、生命の尊厳なんてものは平気で踏みにじっていい、としているのでしょう。
それでいいのですか、アラーの神よ。
あなたは、あなたの名の下に殺戮を繰り返す信徒たちをどうお考えですか?

神、という絶対の存在を旗頭にして人を屠るテロリストたち。
自分勝手な理屈の元に人の命を平気で踏みにじる日本の若者たち。
同じ「人を殺める」という行為でもその背景にあるものは全く違う。
でも、消えてしまう命に軽重はない。

いつか、世界中で誰一人殺されない日が訪れないものだろうか。
せめて、日本でだけでもいいから、日々のニュースがレッサーパンダだのアザラシだので埋め尽くされてくれないだろうか。
徐々に治安が悪化している日本は、これから益々暮らしにくくなっていくのだろう。
脳天気なコメントを繰り返している首相を見ていると悲観的になってしまうのも仕方ない。

誰か、日本を救ってくれる誰か、が現れてはくれないものか。

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週末の戯言@東京優駿

やっと決めました。

ディープインパクトで仕方ないと思います。唯一不安があるとすれば2400を未経験であるということ。
でも血統的に見て問題ないと判断。
これを軸に、4頭を選んで3連複で買うことにしました。
ということで。

◎ ディープインパクト
○ インティライミ
▲ アドマイヤジャパン
△ ダンツキッチョウ
× シャドウゲイト

印なんかも一応つけてみました。初めての試みです。
○は血統と阪神で2500を経験していることが決め手。
▲の馬体はとてもよく見えました。そして現実に◎に迫っているところも強み。ただ乗り代わりがどう出るか。
外目の枠だし、すんなりと好位につけるかどうか、も気になる。
△は何故かブックにもギャロップにも馬体の写真が掲載されていない。でも東京の2400を経験していることと、まだ◎と対戦していないことが魅力。
×は…いや、何か穴っぽいところだとこの馬かな、と。ホワイトマズルは距離伸びるといいし。ただ◎がちゃんとゲートを出さえすれば、今回逃げ馬は用無しだろうという気もしています。
もう1頭挙げるならばシックスセンスなんだけど、この馬は折り合いが鍵だと思うので、ダービーはスタンド前からの発走だしイレ込んでしまうとゲートが気になる。ということで切りました。
家人はアドマイヤフジを推していますが、安定感がないこと、自分でレースが作れないこと、でこれも切っちゃった。
ま、順当に行けば間違いなく二冠馬の誕生でしょう。
JRAも、スターホースの出現を喜んでいるようですね。
…だからって、何もこんなもの作らなくても…
勝って欲しいですが、何だかちょっと食傷気味。馬を置き去りにして周囲ばかりが盛り上がってるような現状が何となく滑稽に思えてなりません。

今日の中京メイン、金鯱賞で2頭の馬が故障を発生、競走を中止しました。
ハスラー号は競走能力喪失、そしてマーベラスダンス号は予後不良となったそうです。
中京の馬場、やはりおかしくないですか?
シーイズトウショウのレコードだってあの高速馬場の産物でしょう。
別にファンは時計だけを気にしているわけではありません(でしょ?)。
無事に全馬がゴールできないような馬場なんて異常としかいいようがないのでは。
これ以上競走生命=馬生が無碍にされてしまうところは見たくないです。

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野球観戦in札幌ドームそして薄氷を踏む勝利

札幌ドームに行ってきました。

sapporodome

日本ハムVSヤクルト。
バックネット裏の良席でじっくりと観戦…のはずが。
いやもう、スワローズファンにはどうにも苛立つ試合でございました。
先発の高井、しり上がりに調子を上げていったのに、初回と2回で5点取られちゃあねえ。
日ハムも、5-1でなんでスクイズするかねえ。
この展開じゃあ、と思っていたとおり五十嵐も新庄も出ずに終わってしまいました。

札幌ドームは新しくてキレイですが、何となく薄暗い。そしてスタンドの高低差が大きい!
とにかく、恐らく1階から3階くらいはあるだろう通路までの階段を昇降しなければならずトイレに行くにも一苦労。
展開が展開なので、ビールが進んでしまい、勢い家人はトイレが近くなり…いや、あれはホントに危ないです。
酔っ払ったお年寄りなどには危険極まりない階段。
確かに高低差があるから見やすい。前の人のアタマも気にならないし。
でももう行きたくないなあ。行くならもっと上の方の席を指定しなきゃ。
3往復してもうすっかり筋肉痛です…ってこれは私が単に運動不足なだけですが。

日ハムはすっかり北海道に根付いた感があります。
応援団も熱心だし、3塁側(札幌ドームはこっちがホーム)外野席は観客がぎっしり。
その昔、日ハムと巨人は同じ後楽園球場をフランチャイズにし、ボックスシートはなんと両球団抱き合わせで売られていました。
当時は巨人がもっと人気があったし、また日ハムが今以上に地味だったこともあり(ごめんなさい)、そりゃ誰も日ハム戦なんか見に行きゃしませんでした。
ガーラガラのダックアウト裏が悲哀をかもし出していたのも今は昔。
熱烈な道産子ファンに支えられて、チームもファンも幸せなんだろう。そんなことを思いつつ、札幌ドーム見学会を終えました(やけくそ)。

そして、レッズも何とか辛勝。
弱いチームに弱い、でも強いチームにも弱い…ってどこのチームに勝ってきたんだ?
岡野が流れを変えてくれました。
それにしても達也どうしたのかな?スランプでしょうか。素人目にも動きにキレがない。
今日の試合を見ていると、去年の強さがウソのようだ。
今年こそナビスコ優勝してほしいのに、なんだか不安です。

ダービーは今回も別エントリで。

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週末の戯言前哨戦@東京優駿

いよいよ今週はダービーです。枠順も決まりました。

11 ブレーヴハート 3  57.0 K.デザーモ
12 (父) ニシノドコマデモ 3  57.0 田中勝春
23 ローゼンクロイツ 3  57.0 安藤勝己
24 エイシンニーザン 3  57.0 柴田善臣
35 (市) ディープインパクト 3  57.0 武豊
36 (父) アドマイヤフジ 3  57.0 福永祐一
47 (父) インティライミ 3  57.0 佐藤哲三
48 シャドウゲイト 3  57.0 小野次郎
59 (外) コンゴウリキシオー 3  57.0 池添謙一
510 (市) コスモオースティン 3  57.0 武幸四郎
611 ペールギュント 3  57.0 小牧太
612 (市) マイネルレコルト 3  57.0 後藤浩輝
713 ダンツキッチョウ 3  57.0 藤田伸二
714 アドマイヤジャパン 3  57.0 幸英明
715 シックスセンス 3  57.0 四位洋文
816 (父) シルクトゥルーパー 3  57.0 松岡正海
817 シルクネクサス 3  57.0 松永幹夫
818 (父) ダンスインザモア 3  57.0 蛯名正義

(胴元さんの真似をして作ってみました。これも無断転載になるのかな?)

注目はシックスセンス。そしてダンツキッチョウとインティライミ。
オークスの売上高は前年よりも上がったそうですが、シーザリオとディープインパクトでは「抜け方」が違う。
このまま馬券的妙味がない、そう判断されれば売り上げにも悪影響を及ぼしかねないので、私なんぞが心配するまでもないとは思いつついろいろ対抗馬を考えたのですが、その結果が上記の3頭。
まずシックスセンス。
皐月賞ではかなり見所があったし、レースごとに成長している感がある。
血統的には、距離伸びてどうかな、という気もするけれど。
ダンツキッチョウは東京の2400で勝っている。そして今まで一度もディープインパクトと闘っていない、というのが面白い。
インティライミは血統的に距離伸びてよさそう。実際阪神で2500まで経験しているのは大きいし。
ただ、ディープインパクトを含めたこの4頭では、馬券として面白みがないので穴を考える。
シャドウゲイト。ここまで大崩していない。3着までならあるかもしれない。

最終的にはパドック見てからオンラインで買おうと思っています。
ここまで来たらディープインパクトには強い勝ち方をしてほしいものですねえ。

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猫と水道と私

我が家の猫の腎機能が若干低下していることは以前書いたけれど、その要因として我が家の水が上水道ではない、ということが挙げられるのではないか、と考えるようになった。
獣医さんも、最低限必要なミネラル分は、今はもうフードで十分補えるから水は水道水の方がよい、と仰ったのだけれどそうは言われてもないし、上水道。
とりあえず、所謂ペット用にミネラル分を抑えた水、をオンラインで1リットル入り12本購入。
しかしこの水、高い。猫の健康には変えられませんが、あまりに高い。
それに…猜疑心が強いと言われそうだけれど、どこかこの手の商品は信用性に欠けるような気がしてならないのだ。
ということで、この水を恒久的に購入することは最終的な手段とし、それ以外に何か方法はないかといろいろ考えてみた。

  • 上水道を引いている知人宅から水をいただき、煮沸するなどしてカルキを飛ばして使う。
    →実際お願いしたら快諾してくださったけど、迷惑かけるの申し訳ないし…いちいち汲みに伺うのは何となく気まずい。
  • 蛇口に浄水器をつける。
    →一般に市販されている蛇口取り付けタイプの場合、フィルターの孔は1μ~0.1μ。ミネラルまで除去するには0.0001μでなければすり抜けてしまって意味無し。
  • ポット型の浄水器はどうだろう。
    →一時硬度、と呼ばれる余分なミネラル分を除去できるそうなので、もっと詳しくその辺りを聞こうと輸入代理店に電話で聞いてみた。が、「猫に…」と言いかけたら「動物には使用しないでください」キッパリとした答えが返ってきてびっくり。
    人が飲んでもいいのに、猫はダメ?
    もしかしたら以前、何かトラブルがあったのかも、と推測して電話をすぐ切ったのは言うまでもない。
  • 0.0001μの孔のフィルターを持つ浄水器(逆浸透膜浄水器)を発見。
    →高い。
    最安値で10万円もする。
    確かに、バクテリア、微粒子から金属イオン、ミネラルまでほとんど全ての不純物を取り除くことができるけれど、この価格には私よりもダンナが二の足を踏んだ。

それでもやむを得ないな、と逆浸透膜浄水器の導入を決意し、いくつかの会社から詳しい資料を取り寄せようとたくさん開いたウインドウをあれこれ見ているうち、ひとつの言葉が目に飛び込んできた。
「純水」
逆浸透膜浄水器で浄化した水をこう呼ぶのだそうだが、この言葉、どこかで見た覚えが。
…あっ、あそこだ…!

取るものもとりあえず車に飛び乗り、近所のスーパーへ。
…ありました「純水」。それもタダ。

purewater

今流行のシステムらしく、このスーパーでは約500円の専用ボトル(4リットル)を買い、店の会員になれば後は無料でボトル1本につき1日2回まで水を持ち帰ることができるそう。
ちゃんと逆浸透膜式で浄化した純水であることを確認し、早速ボトルを購入。元々会員カードを持っているので店員さんの説明を聞きつつ水を汲み、喜び勇んで帰宅したのは言うまでもない。

メーテルリンクじゃないけれど、「青い鳥」はごく身近なところにいたのだ。
そのマシンは買い物に行く度気にはなっていたけれど、なんてったってうちの水は天然水。500円のボトルさえわざわざ買うのはもったいないと思っていた。
それが、ねえ。
その店には週2回は通っているがこれからは更に足しげく通うことになるだろう。
飲んでみてもまろやかなので、人間も飲み水に使おうと思っている。
これで腎機能低下が抑えられるといいんだけど。もう闘病記は書きたくないので…

さて、ダービー。
…別エントリにします。

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週末の反省と最近

強いぞシーザリオ。
本人も仰っていたとおり今日の乗り方はあまりにも危なっかしく、勝利は全て馬の力のおかげです。
でも、ユーイチ君のその謙虚な姿勢こそ、成長の裏づけ。きっと彼はタケユタカさんを凌ぐジョッキーになるだろう。うん。
今年の3歳世代は、シーザリオ、ラインクラフトの牝馬2頭と牡馬はディープインパクト、この3頭が今のところ図抜けています。
彼らが古馬になったとき、以前にも書いたけど、今の古馬はみな駆逐(?)されてしまうだろう。
いっそシーザリオには連闘でダービーに挑戦してほしいものですが、きっとそれでもいい勝負になるでしょう。

テンションがあがりません。
眠いのに、ベッドに入ると眠れない。そんな日々が続いています。
闘病中の猫の飼い主さんのブログをいつも読ませていただいていたのですが、その猫が亡くなったというエントリを今日読んで更に気持ちが沈んでいきます。
喪うということ。
事故で一瞬のうちに、何の覚悟もなく愛する存在を喪うこともきっと辛く、苦しいことだろう。
でも。
覚悟ができていたとしても、辛さも苦しさもそれほど変わらないような気がするんですよ。
助走があろうがなかろうが、飛び込む終焉の、闇の深さは同じ。
膝の上で眠るれいあの重さが愛しさと鬱陶しさを伴ってのしかかってくる。
さあ、明日からはけっこう忙しいんだ。少しでも早く寝ないと。
でも今日も眠れないだろう。こういう予感だけは的中するんだ。馬券も的中すればいいんだけど。

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明日は優駿牝馬。そして言いたいこと。

シーイズトウショウは強かった。
未来永劫破れないんじゃないか、と(少なくとも私は)思っていたテンシノキセキのレコードをあっさり更新しての勝利。
自分のペースに持ち込んで逃げると隙がない。同じ馬主のトウショウギアを連想した勝ちっぷりは今後も期待が持てるものでした。
エルノヴァは…ズブいのかな。チャクラはもうピークを越してしまったのかもしれない。
そう言えばシーイズトウショウとチャクラはしばらくの間「強いけど1勝馬」でしたね。でもここにきてちょっと差がついてきたかな。
シーイズはまた函館SS使いそう。今の状態でなら連覇は可能だと思います。

明日のオークスはやはり昨日の3頭で行こう。
ディアデラノビアは人気ですが、出走までの無理使いが気になって買えない。
今日は全く当たらなかったので(わざわざ買いに行ったのにさ)、使える軍資金があまりありません。
ということで、3連複1点。

それにしても中京の馬場は異常です。
いくら開幕週であるとはいえ、シーイズトウショウのあの時計はまともな馬場で出るはずがない。馬自体そこまで抜けてスピードがあるわけではないし。
京都もずいぶん早い時計が出ていたっけ。
JRAはレコードタイムを出した馬(というか馬主)がもらえるメダルを、どこか縁故のある業者にでも頼んでいるのだろうか。だからたくさん生産させるように…、とか(まさか、ね)。
馬が壊れてしまったら、それが強くて、注目を集めている馬であれば尚更のこと、それをきっかけに離れてしまうファンがいないとも限らない。
SMAPのメンバーを起用、多額の経費を使って作成したCMを、多額の経費を使用してバンバン流して宣伝活動を行う、なんてことよりももっとすべきこと、がJRAにはあるはずだ。
馬本位に馬場を作っていく-オリンピックじゃないんだから、時計を縮めることにそんなに躍起にならないで欲しい。
それから新潟の芝1000。
外走らないと勝てない、とどんなジョッキーでも知っているからふと見ると最内の馬が大外にいたりして。
先行力のある有力馬が外枠にいればある程度結果が読めてしまう。
実際に新潟の芝1000の位置取りを調べることができないのであくまでも主観的な物言いになってしまい説得力がないのは承知の上だけれど、同じように思っている人も少なくないだろう。

売り上げが落ちてきたことを深刻に捕らえているのであれば、小手先のファンサービスなどではなく、本質的な部分での改善策-いかに競馬を面白くするか-に力を入れてほしい。

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たこの吸出しアゲイン(BlogPet)

きょうmimonyaがままの自分登場した。


ココフラッシュで検索かけてみました。
もともとこのシリーズは内輪(観客も含めて)ウケを狙う方向性が話題を呼んだ、と思わせるほど彼には異端児的キャラではありますが、彼がそのある程度凝り固まった世界をブレイクスルーして、臨界点を突き抜けてしまっている、という図が新鮮に写ったのかもしれませんが)も頷けるというもので。
極端な言い方をすれば、どんな人物が犯人であっても過言ではないけれど、この作品でその内輪、に観客が入り込めたかどうかは…まあ、次回作に期待ですか。
ひたすら感嘆。
そう、観る側と作る側の温度差がほとんどなく、製作自体が娯楽であるかのように思わせるだけの作り手のパワーを感じるから。
だからこそ自己完結的なラスト(ネタバレではあります。
でもね、この映画はマーケティングを精緻に読んで作ったと、少なくともmimonyaは思えない。
作っているうちにキャストもスタッフも、そういった計算を度外視しているから気付かないだけで。
あとひとつ。
木島のカンだよりの捜査がしょぼい、といっても、彼らにとってはそんなことどうでもよく、それは木島贔屓のmimonyaも感じたことではないですよ、ユースケさん談、です)。
今夜のおかずはタラの芽の天ぷら。
しこたま採れたんだけど、ほとんど送っちゃった。
意外にも真下正義」評がmimonyaの漠然と思っていたのでびっくり。
どういう思考回路と人生経験がこんな文章を書かせるのだろうか。
本当にやるの?夫婦刑事(これはネタバレになるから詳細は書きません。
バカ野郎、の多用は半ばアドリブか、という点にも同意できるかな。
ただ、彼の情けなげな顔立ちがその恵まれたシチュエイションを誤魔化してしまったようにすら思える。
そう、確かに、踊るワールドにはあの役ぴったりだった。
というわけで事務連絡。
某身内たち(笑)、今週末は実家に行くように。


*このエントリは、BlogPetの「mimonya」が書きました。

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週末の戯言@優駿牝馬

さてオークス。
決めました、本命は。ってこれはどうしようもない。シーザリオで。
で対抗はエイシンテンダー。そして3番手にエリモファイナル。
決め手はやはり桜花賞組が優位、という過去の経験則と、血統。
エイシンは桜花賞で出がいまひとつだったことから1600で大外を回され、辛いレースになった。
シーザリオとエリモは血統から選択しました。
この3頭の3連複1点で行こうと思います。
枠に関しては、昨年のスイープトウショウの例もあるように、あまり関係ないと思う、東京の2400では。
問題はエアメサイア。この馬の取捨をどうするか。
また、もう1頭面白そうなのがジョウノビクトリア。BMSのノーザンテーストが気になります。
この2頭の取捨はもう少し考えたいですね。マイルCの時のようにパドック見て閃くかもしれないし。
上京の資金稼ぎのためにも、真剣に取り組もうと思っています。

目黒記念はエルノヴァ、チャクラ、穴馬でダディーズドリーム。
エルノヴァは、エ女王杯でスイープトウショウを差した脚に以前から注目していました。
かなり差はあったとはいえJC8着も評価できると思うし。
チャクラは、天皇賞で見所がなかったこともあって評価は二番手まで。
ダディーズは軽ハンデが魅力。持ち時計がちょっと心配ですが。
中京のメインはよくわからない。ダート路線は勉強不足なので出走馬に関してあまり知識がない。
いっそテレビ愛知オープンの方がオモシロイかな。
ここはやはりシーイズトウショウが抜けていると思います。
前走は久々で、しかも57キロ。今回も同じ57ですが、得意のコースだし一叩きして一変もありそう。
ただ、秋山ジョッキーが前回やたら上手く乗っていて、CBCのアンミツといいこの馬は池添クンのことが余り好きではないのかもしれない…などと思ってしまったのは私だけだろうか。
相手はシンボリエスケープ…って出てない?!じゃマルカキセキ。どうだろう。

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読了!@6時間

昨日も寒い一日でした。1日降り続いた雨もなんと冷たいこと。
肌寒い、ではなく、単に寒い。もう5月も半ばを過ぎたというのにねえ。
九州や沖縄では25℃を超えてるそうですが…本当に日本は縦に長いです。実感しています。

MONSTER」というコミックを知っていますか(このフレーズ、シリーズ化しようかな)。
かの「YAWARA!」を書かれた浦沢直樹さんの作品で、全18巻。
昨晩、というか今朝にかけて、ついさっき読了しました。所要時間約6時間、ですよ。何してるんでしょうか全く。
発端は、ふらりと入ったラーメン屋で、何気なく第1巻を手にしたこと。
何の気なしに読み始めて後悔しました。しまった、と。
あまり繁盛していない店だったので、注文からチャーシューメン味噌味が出てくるまでに10分程度しかなく、いくら速読みを誇るとはいえさすがに2/3程度までしか読むことができませんでした。
一人だったら食べ終わった後に粘ることもできたけど、夫はとっととレジに向かってしまい、続きを読みたくてたまらない気持ちを抑えて店を出るときの辛さったら!
その後、いつか古本屋でまとめ買いしようとアタマの片隅で常に思っていたところ、図書館で全18巻が揃っていることを発見。
幸いなことに我が町の図書館は貸し出し冊数の制限がないので、カートへ一気に18冊のコミックスを積み込んでしまったというわけ。

とりあえず1冊だけ。途中までだった第1巻だけを読んだら寝よう、そう決めてページを繰り出したのが運の尽き。
…バカでしょ?そこからノンストップで18冊、ですよ。あー眠い。死にそう。


共産圏で過去に起きたとある「実験」が創造した「モンスター」と、彼を「甦らせた」一人の天才日本人医師との邂逅と対決、そして…とにかく壮大なストーリー展開と数多い登場人物が複雑に織り成す人間関係に過去と現在が絡み合ってまず一読しただけで全てを理解することは難しいと思います。ましてや私のように筋書きを追うのに夢中でサクサク読み進めてしまった人にはまず読み落としている伏線が数多くあるだろうと。

とにかく、人が死にます。
納得ずくで迎えるものや全く理不尽に訪れるものなど、その数は数えていると空しくなるほど。
それでも主人公天馬が人間臭いある意味優等生キャラから最後まで脱しきれないのは、どれほど冷酷無比なキャラクターを据えても、作者自身の本質なんだろうな、と。それだけがやけに印象に残りました。
また、子供たちに向ける視線の優しさ(だけでは決してないのだけれど)はYAWARA!にも通ずるものがあるし。
端正な絵柄がともすれば冷たさを強調しがちだけれど、グリマーの笑顔と泣き顔には思わず声を上げて泣きたくなった。この人、本当に絵が上手い。
派手さこそないけれど、特に人物の表情は細やかなディテールまでしっかりと書き込まれていて目をひきつけて離しません。
これでまだ描ききっていないエピソードがある、というのもよくわかる。これだけ風呂敷広げたら、18冊のコミックスでは描ききれないだろう。
返却期限まであと2週間あります。もう一度じっくり読み返してみようと思います。

オークスですねえ。
四位クンはやはり乗れないようです。そりゃそうだ。
シーザリオ絶対、という気持ちは変わりありませんが、対抗馬が見つからない。
血統だけでは判断できないので、珍しく参考VTRなども参考に、マジメに考えます。

ここって競馬カンケイのエントリってあまりないのに、競馬ブログとして某所にリンクされてるんだよなあ。
…そのサイトからいらした方、がっかりするだろう。
ハイ、元々は猫メインのはずだったんですが、うちの猫無芸大食なものでネタがあまりないんです。
外してほしいですが…どうしよう。

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自然の力って素晴らしい@北海道の野鳥

ooruri
オオルリ
【スズメ目ヒタキ科】
道内では普通に見られる。体長概ね10数センチ、美しい青色の羽。

「北海道野鳥図鑑」に掲載されている写真に比べてやたら丸々と太っているのは何故?
それはさておき、ここに住んで10年近くになるというのに、初めて遭遇したのはほんの1週間前のこと。
私より更に長く北海道暮らしをしている夫もその時初めて一緒に見たのだそうだ。
写真のピントが甘いのは、偶々ケータイしか持ってなかったためで、今度は一眼レフで撮ってみたいものだ。
実物はもっと美しいから。

我が家の近辺で一番よく目にするのはカケス。やや不自然ながらも猫の鳴きまねをしでかしてくれるので、すわ、新たな野良猫登場か!?と慌てさせてくれる憎いヤツ(笑)
ついでヒヨドリ
これはなかなか図太くて、外に出してある外猫用のドライフードを食べに来る。
食事仲間(?)は他にゴジュウカラシジュウカラ
ゴジュウカラなんて、外にフードを置いておかないとドアの脇にはめ込まれた硝子の桟に止まってアピールしてくる。と言っても懐いてるわけでもないので傍に近寄るとすぐ逃げてしまうけど。
ハクセキレイはどうしてあんなに地面を歩くのだろう。そして、こちらがかなり近づくまで逃げようとしないのだろう。いつか踏んでしまいそう。そんなことはないだろうけど。
カッコウは声だけなら始終聞くが、お姿を拝見したことはない。
コウライキジはたまに道端を歩いていてその度脳裏を「キジ丼」という言葉が過ぎるが実際に食べたいと思ったことは当然ありません。とても美しい鳥だし。
前出の図鑑には、「観察難易度」が星の数で記されているのだが、ここまでに挙げた中で星2つがキジとカッコウ。他は全て星ひとつ、つまりそこらにいる、ということらしい。
そこで不思議に思ったのはツバメの星2つ。
…この鳥さん、どこにでもいるんだと思ってましたが。
そういえばウソもあれから見ないな。元気にしてるかな。
アカゲラも以前救助しました。元気にしてるかな。

これから見てみたいのはまず色鮮やかなアカショウビン。これはちなみに星3つ。
そして、ミユビゲラ
先般遭遇したクマゲラですら星3つなのに、それを越えた星4つ!
更にこの図鑑にさえ写真は掲載されておらず(精緻なイラストが載っている)、その神秘性と貴重性の高さは言わずもがなだ。
フクロウ関係もぜひ見てみたいが夜行性の鳥を見に行くのはクマとの遭遇の危険性から避けたいところ。

これからは常に、最低限でもデジカメを持ち歩こうかな、なんて思ったりして。
野鳥って本当に美しいし、見ていて飽きない。
山菜に引き続きバードウォッチングにも開眼しつつある今日この頃です。

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素人の戯言-北海道クローズアップを見て思ったこと

北海道クローズアップ(NHK総合 5/15放映)を見て思ったこと。

馬産地日高の実情をクローズアップ、という内容だったが、8大競争の一部と自前のマイルCを中継している局だけあって現状をつぶさに捉えるという部分についてはまずまず及第点。専門用語についてもわかりやすい使い方をしていたし。

不満が残ったのは、本当に日高の現状をストレートに描いただけ、だったということ。
取り巻く環境や、彼ら自身の抱える問題点を掘り進めていかないと事の本質は見えて来ない。

何故、日高の馬が売れないか。
カンタンだ。馬主が買いたいと思うような馬がいないからだ。
-その理由は?
バブルの、4つ脚で健康でありさえすれば(現実にはそうでなかった馬もいたようだが)どんな馬でも売れた時代のツケ、と言っても過言ではない。少なくとも私はそう思う。

GCのプログラムで過去の様々なレースを目にすると、現在のそれ、との大きな違いに気付く。
あの、黄色に黒の縦ストライプ、もしくは黒地に赤のバッテン、の勝負服の、1つのレースにおける占有率に著しく差があるのだ。
先日のマイルC、1~4着までを社台G生産馬が占めた。
昨年の秋華賞に至っては出走18頭のほとんどが社台の生産。1、2着馬こそ日高の生産馬だったが、その種はどちらも社台スタリオンのそれ。
生産が日高、父も日高。でもBMSがサンデーサイレンスだったりノーザンテーストだったり、とどこかで社台Gという存在にリンクしている馬がどれほど多いことか。

日高でだって名馬は数多く輩出されている。
古くはトウショウボーイ、オグリキャップ、最近ではテイエムオペラオー等々。
だが、今や馬主は言わずもがな、ファンだって知っているし、十二分に刷り込まれてしまっている。
強い馬は、今、主に社台Gが生産している、ということを。

何故社台Gは強い馬を送り出すことができるのか。そして生産馬が売れるのか。
初夏のセレクトセール(当歳馬の競り)でも、社台というブランドがついていれば確実にその価格は上がる。

これもカンタンだ。
それだけの投資をしているから。それだけのこと。
放牧地の管理、馬の健康管理-自前の診療施設はJRA並み-、顧客へのサービス-種牡馬のパンフレットはあたかも写真集-など挙げれば枚挙に暇がない。
導入した種牡馬が連続して当たったことも大きな要因だが、それで得た莫大な資金を設備、肌馬にきちんと反映させていく。その結果が今に繋がっているのだ。
実際に社台Gの数多ある牧場を見学してその施設、設備に驚かされた方も少なくないだろう。
馬を売る、ということを強く意識して、放牧地はもちろんのこと、敷地のあちこちを美しく整える。
そんなことを心がけている牧場が日高の中に幾つあるだろう。
古く、朽ちそうな厩舎と、雑草も目に付く何年も更新していないだろう放牧地に放されていても馬は馬、だ。
それでも、じゃあどちらから馬を買うか、と聞かれたら?
血統も価格もそれほど変わらないとしたならば、答えはおのずと出てくるというもの。

放牧地については、これはもう見た目の問題だけではない。
土地は、継続して使っていれば必ず涸れていく。
土壌に含まれる微量要素は自然には再生されないから、定期的な更新と、休養期間を設けることをしなければ、良質な牧草を馬に食べさせることはできない。
金がないから、土地の更新もできない。勢い草もろくすっぽ生えていない放牧地に馬を放さざるを得ない。
結局行き着くところは経済力、なのだろう。
でも、明らかにあったはずの馬産地バブル。その時期飛ぶように売れた馬の代金はどこにいったのか。
…生産頭数の増加。経営規模の拡大。
身の丈に合った生産を続けていれば、もっと質の良い、それこそ強い馬を生み出すことだって可能だったのかもしれないが、質よりも量産に走った。その結果が今日に繋がった。
当たり前のように農協へ借金を重ね、抵当の土地や厩舎以上の負債はもはや返済のしようもなく、恐らくその意思もないと思われる生産者も少なくないと聞く。
悪循環。
借金が首を絞める。でも廃業しても借金は完済できない。だから馬産を続けざるを得ない。
他にできることもない、番組の中でも生産者がそう答えていたとおり、馬産は手をかけようと思えば幾らでも手をかけられるし、その逆もまた然り。
その結果は何年後かに如実に競走成績、という形で反映されるのだ。
それでも規模の小さい生産牧場から突如として重賞勝ち馬が現れる。
それは様々な努力を重ねて得た結果かもしれないし、あるいは全くの偶然の産物かもしれない。
どちらの理由であっても、いつか自分も、と期待感を抱いてしまってもおかしくない。
そして、その期待感こそが諸刃の剣であると言っても過言ではないだろう。

このまま社台Gが一人勝ちしていくようなことになれば、日本の競馬そのものが面白味を失う、ファンの興味を削ぎ、競馬自体が衰退する。そんな意見を見聞きすることがあるが、私はそうは思わない。
売り上げが減少傾向にあるのは日本の経済情勢にリンクしているからだろうと単純に思っているし、来場者数が減っているのはPATの普及が著しいからだろう。
今だって十分に利益があるのだから、JRAはこれ以上の収益を上げたければ自分たちが衿を正して組織のリストラクチャでも図ればいいのだ。
社台の生産馬とマル外ばかり。それでもレースさえ面白かったら、強い馬同士の激しい闘いが観れるのだったらその馬の生産地がどうであってもファンは喜ぶと思うけどな。
社台の生産馬ばかり、と言っても、日高で生産された名馬たちが繁殖牝馬や種牡馬として繋養されていたりするし、これだけ代を重ねていけば、あの馬は○○の兄弟、とか××の近親、とかそれなりに血のロマンとやらも生まれてくるだろう。牧場見学だって早来や千歳だけで済むというもの(ほとんどの繁殖牝馬は見学させてもらえないらしいけど)。

これは極論かもしれないけれど、社台Gと、日高でもある程度の規模と経済力を持つ牧場だけが生き残っていけばいいと私は思う。
それなりの規模の牧場同士が手を組んで防衛策を講じることも確かに効果的かもしれないが、「馬をどうやって売るか」だけでなく、「売れる馬をどうやって作るか」、を第一に考えてほしいと切に願う。
もちろん様々な工夫を凝らして強い馬作りのため日夜努力している小規模の牧場もあるだろう。
だが、その努力が必ずしも報われることがない、それが馬産であることも残念ながら現実なのだ。

この番組も、結局「馬を売れない」いう側面から切り口を見出して製作したため事の本質まで深く進めていくことはできなかった。放送時間が短いから仕方ないかもしれないが消化不良の感は否めない。
いつか時間をかけてじっくりと、馬産地の実態を取材してほしい。
競馬という上っ面しか見えない私たちファンに果たしてアンダーグラウンドとも言える生産地の実態を知る意味があるのかどうかはさておき、せっかくだから客観的に日高の馬産における問題点や改善策を考えてほしい…って大きなお世話ですね。すみません。

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たこの吸出しアゲイン

このブログ、張り付いてるこうさぎがアクセス解析をしてくれるのですが、ふと思い立って久々に検索ワード(どんな言葉によってここへたどり着いたのか)をチェックしてみました。

…驚いた。
いや、恐らく木島、とか寺島、とか、あるいは馬の名前かな、と思ったのですが違ってた。
ダントツの1位は「たこの吸出し」次が「ニャホニャホタマクロー」…へ?
たこの吸出し、これってポピュラーなのですか?それとも日陰の存在?ちなみに私の母は知ってました。

実は先日、吹き出物の名残がしこりになったことが気になって大学病院(この程度で行くなよ自分)で診てもらいましたが、経過を全てメモ書きにしていったものを読み上げたら、目の前の女医さんがきょとん、とした顔つきになりました。
「たこの吸出し、ですか…」
「使ってもいいもんですかね」
「…成分がわからないので何とも…」どうもメジャーな存在ではなさそうだ、たこ。

しこり自体は炎症の文字通り名残で、放っといても治るそうですが、念のためということで抗生物質入りの軟膏を処方していただきました。
でも、こういう吹き出物が膿んでしまうことが繰り返されると、そこに袋状のものができることがあり、そうなると除去のための手術が必要になるそう。
あ、粉瘤ですね、反射的にそう口にしたら先生が驚いた。
「どうして粉瘤を知ってるの?」
-説明しましたよ。さくらももこさんのエッセイに登場する、と。そこで彼女がたこを使って膿を出したことを知り、私も使ってみたのだと。
先生は納得したようなしないような複雑で曖昧な笑みを最後まで浮かべていらっしゃいました。
粉瘤とたこの吸出し。知名度はどちらが高いのだろう。アンケートを取ってみたい気がします。あまり意味はなさそうだけど。

今日は東京と新潟で重賞がありますね。
でも、あまり興味ないのでパス。
予算、研究時間ともオークスに注ぎ込むつもり。
3歳はわからない、というのが私の持論ですが、東京の2400はマジメに検討すればそれなりに答えが出るので例外です。今年はアタマが硬いしね。
ということで週末の戯言はお休みです。あ、しまった。本業のエントリ忘れた。ま、いいや(え?いくない?)。

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左手薬指の輝きと美味しいお土産

みもざの遺骨と遺髪の入っているメモリアルリング。
厚みが1.5ミリほどあるのでそれだけでもボリュームがあるというのに、表面にあいているセラミック加工の窓(みもざのシルエット型)からのぞく毛色が更に存在感を増す。
同時にそれは彼女の存在感をもアピールしてくれるので、否応なしに彼女を思い出してしまう。

最近、れいあはみもざが好んで寝ていた場所に寝ていることが多い。
さすがに私はないけれど、夫はたまに見違えてしまう、と苦笑いしていた。

闘病生活を送る猫(の飼い主さん)のブログを見続けている。
…かつての自分を見ているようだ。
一喜一憂する、些細なことに。それの繰り返しのはずが次第に緩やかな坂を転がり落ちる石のように状況が変化していく。
現実を直視することが怖くて、でもそんな私に現実を突きつけたのは補液に通った病院の、獣医師の言葉だった。
「今、ここで終わらせてもおかしくないくらいですよ」

現在病と闘っているその猫が、奇跡的に回復することを複雑な気持ちではあるが切に願っている。
何故複雑な気持ち、なのか。

私が心を注ぐ存在は、着実に私の傍を離れていく。
みもざはもちろん、一番大事にしていた指輪、好きだった競走馬、アイデンティティとも言い替えることができた仕事、一番好きだった人、大切だった友人。
私が応援するとそのチームは勝てない。かつての日ハム、浦和レッズ、箱根駅伝なら大東大。
だからその猫に私は心を注がない。おせっかいは既にしてしまったけど。

どうにもならないことがある。
私がみもざを通じて学んだのがそれ、だった。
どんなに愛していても、どんなに必要としていても、何に縋っても、誰を頼っても、望む結果が出ない。
今までだってそんなことを幾つも繰り返してきたはずなのに、みもざを喪うとき、私は生まれて初めて神というものを恨んだ。
お神酒と願い事-みもざの全快-を書いた和紙を川に流して手を合わせる。これを続けた日々はそう長くはなかった。容態が急変したから。
神なんかどこにもいない。信じても救われることはない。それを改めて痛感させられた。

みもざのシルエットの両端、そのすぐ隣に私の誕生石とミモザ色のシトリントパーズがほぼ同じ大きさで埋め込まれている。
それぞれの石の外側には3つずつムーンストーン。これは彼女の子、6匹分の誕生石。
5ミリの幅があるためサイズはかなり迷った。迷った挙句大きめにしたら案の定大きくて(?)、上からマリッジリングで押さえることに。でもこれは結果オーライ。
申し訳ないけど夫よりもみもざの方が愛しいし(これ読んだらダンナに怒られるだろうな~)。

もしかしたら、商業ベースに嵌ってしまったのかもしれない。
それでも、左手の薬指の重さが今の私にとって大切な支柱になっていることだけは間違いない。
メモリアルジュエリー。
その存在を、実際身近に置いてみて初めて認めている自分がいる。これだけはゼッタイに失いたくない。
まさか神もこれを取り上げるような残酷な運命は用意していないよね。

大好きだけど、滅多に食べない-この辺じゃカンタンには買えない(と思う)-マルセイバターサンド。

buttersand
へへ。もらっちゃった。

美味しいなあ。類似品は数多くあれど、やはりこれがナンバーワン。
…でも、カロリーも…あうううう。

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カタクリの花と憂鬱

重なる時は本当に重なる。
何度も煙を見るのはかなり憂鬱なもので、甕に入ったそれ、がまた増えてテンション下がる下がる。
これをもしランダムに私のごく身近な(物理的な距離です)人が見れば何のことかわかるだろうけど、そうじゃなきゃあゼッタイ意味わからないな。ごめんなさい。

katakuri
カタクリの花は近所でたくさん咲きます。ここ田舎だから。
田舎暮らしのいい所は、山菜が採れるとか、空気が綺麗だとか、交通量が少ないとか、そんな物理的なことだけではなく、精神的にのんびりと過ごすことができること…という幻想を抱くのは極めて危険だ。
田舎暮らしには容易には表面に出てこない大きな短所がある。
それは、閉鎖性。
閉ざされた空間-これも物理的なことだけではなく-で、ごく少数の、数の限られた人たちが好むと好まざるとに関わらず顔をつき合わせて生きていかなければならない。
異端というレッテルを貼られて始終監視されるような生活が、どれほど息苦しく感じられることか。
表面的にはにこやかな笑顔を浮かべて世間話をする。その裏で腹を探り合い、少しでも貶めるための材料になる事実を探そうとする浅ましさ。
もちろん全てがそんな人ばかり、というわけではないが、良心的な人でさえ、出る杭となって打たれることを厭うて決して異端者をかばおうとはしないのだ。
この地に移り住んでかなりの月日が経ったけれど、私は未だにこの地で心を開いて話せる友人はいない。
否、作りたいと思えない。
一人それでも同年代で、話題も合う、考え方もよく似ている-彼女は東京の大学に行っていたそう。納得-人がいたけれど、ご主人の転勤でこの地を離れてしまった。
今となっては、本州にいたころの友人たちとのメールや電話が重要なオアシスだ。
この狭い土地で狭い世間しか知らずに一生を終える人は幸せでもあり不幸でもある。かわいそうな人、と言い換えても間違いではないような気すらする。
そういう世代の連中にインターネットなどというツールはないから、極めて狭い情報源から自分に都合の良い情報だけを手に入れて、自分が井の中の蛙であることを知らずに生きていかざるを得ない。
…私も嫌なオンナだな、と思うんだけど、少しばかりその人たちよりも世間を知っているということで少なからず優越感を抱いているのも確かなんだよな。
気持ちってどんなに繕っても態度に出ちゃうから。だから彼女たちも自分が見下されてるように思えて面白くないのかもしれない。
ここまでわかってれば、少しはこちらも改善策を講じることができるのかもしれないけど…正直面倒くさかったりして。
ユビキタス社会。
そんなものが果たしてこの日本に訪れるのか、田舎に住んでいると全く現実味がない。
どれだけ便利なツールが普及してもきっと田舎は取り残されたままそのまま変わることがないんだろう。
そして閉鎖的な生活しか知らない田舎のオバサンたちは取り残されたことも知らないまま、一生を終えるのだろう。
それを無意識のうちに腹の中でせせら笑いながら…ああ、私ってやっぱり嫌なオンナ。
でも、表面的には穏やかにやってます。ってフォローになってないなあ。
幸い夫もこの地の人ではないが、オバサン受けするから目立った被害(?)はないようで。それでもお互いに理解しあうことができるのは不幸中の幸い。今日も私の愚痴を相槌打ちながら聞いてくれた。ありがとうね。

…書くまい、と決めていた愚痴りエントリ。できれば今日だけにしたいものです。

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今日はちょっと真面目なお話(BlogPet)

きょうJR西日本で、注意しなかった。
そしてJR西日本は犯罪へ特定した。


*このエントリは、BlogPetの「mimonya」が書きました。

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オークス展望と好きなブログへトラバ再び

すっかりトラックバックの魅力にハマッたぞ。
ということで、今回は大好きな「のほほん」さんに再び。
わるねこさんの旅のおみやに、私の推薦した菓子たちがかにと共に(?)採用されたあ!!
…ま、極めて北海道の代表的な菓子たちではあるんですけどね。実際他にもコメントされてる方いるし。
でも、道内在住で、自分で白い恋人買って食べる人っているのかな?
それはさておき。
次のおみやはなんだろう。東北ですね。牡蠣とか?牛タンとか?お酒なら浦霞がいいな、禅の方。
それにしても、手先が器用、というだけじゃなく、ほのさんのセンスがいいの。
更新がこれほど楽しみなブログはないです。好きです(きゃ)←何これ?

そろそろオークスですねえ。このレースは私的に相性がいい。過去何度か的中させてます。
東京の2400はちゃんと考えると意外にわかりやすいんですね。でも昨年は当たらなかったっけ。
トウショウは買っていたがまさかダイワが来るとは想像もしていませんでした。
あれも鞍上の差だったな。ユーイチ君は上手すぎた。
今年は混戦でしょう。正直まだわけわからない状態です。
ディアデラノビア、デザーモか。そうか…そうだよな。レースパイロットは心配。どうしてこの時期無理して使うんだろう。
いや、厩舎サイドにとっては出走させる以上無理はしていない、ということなのだろうけど。
勝つのはシーザリオで決まりだと思います。あれは強い。
以前書いたようにダービー回ってディープと叩き合って欲しい気もあるけれど、
それは古馬になってからのお楽しみ、と、いうことで。
そこにゼンノロブロイやスイープトウショウなんかもいればそれこそ盛り上がるだろうな。
私も見に行きたい。今年の秋の天皇賞くらいしか可能性はなさそうだけどね。
とにかく、出馬表出てからですね。マジメに考えて、秋の上京の旅費にしたいし(え?また行くの?)

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杞憂だったか@意外に好評木島の存在

ココフラッシュで検索かけてみました。
意外にも木島@寺島進、の評判がよくてびっくりです。あーよかった。
確かに、踊るワールドには異端児的キャラではありますが、彼がそのある程度凝り固まった世界をブレイクスルーしている、という図が新鮮に写ったのかもしれません。
バカ野郎、の多用は半ばアドリブか、と思わせるほど彼にはあの役ぴったりだった。うん。

ブログにもいろいろなタイプがありますが、「日々是…」はダラダラと思ったことを垂れ流す、生産性のないそれ、の典型。
そしてそうではない、読み応えのあるブログの典型にトラバさせていただくことにしました。
R30::マーケティング社会時評
こちらの、「交渉人 真下正義」評が私の漠然と思っていたことをあまりに的確に言い表していたのでびっくり。
どういう思考回路と人生経験がこんな文章を書かせるのだろうか。ひたすら感嘆。
そう、確かに客観的にも真下正義のバックボーンって青島やすみれ、和久さんのそれとはあまりにかけ離れてるもんな。ただ、彼の情けなげな顔立ちがその恵まれたシチュエイションを誤魔化してしまっているから気付かないだけで。
あとひとつ。木島のカンだよりの捜査がしょぼい、という点にも同意できるかな。それは木島贔屓の私も感じたことではあります。

でもね、この映画はマーケティングを精緻に読んで作ったと、少なくとも私は思えない。
作っているうちにキャストもスタッフも、そういった計算を度外視して、臨界点を突き抜けてしまったようにすら思える。そう、観る側と作る側の温度差がほとんどなく、製作自体が娯楽であるかのように思わせるだけの作り手のパワーを感じるから。
だからこそ自己完結的なラスト(ネタバレになるから詳細は書きませんが)も頷けるというもので。
極端な言い方をすれば、どんな人物が犯人であっても、彼らにとってはそんなことどうでもよく、それは計算でも仕掛けでもなく、ましてやそこから次、が派生する必要性も伴わない。
私はそういう印象を持ちました。
もともとこのシリーズは内輪(観客も含めて)ウケを狙う方向性が話題を呼んだ、といっても過言ではないけれど、この作品でその内輪、に観客が入り込めたかどうかは…
まあ、次回作に期待ですか。本当にやるの?夫婦刑事(これはネタバレではないですよ、ユースケさん談、です)。

taranome
今夜のおかずはタラの芽の天ぷら。
しこたま採れたんだけど、ほとんど送っちゃった。
というわけで事務連絡。
某身内たち(笑)、今週末は実家に行くように。

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危険物@寺島進in交渉人

鑑賞して参りました。「交渉人 真下正義」
…正直魂消た。まさかクレジットで二番手とは。寺島さんってば準主役じゃん。
のっけからのあのセリフで一気に持っていかれました(笑)
そしてラスト間際、大詰めでの大活躍(?)。あれはサイコーに美味しいシーンだった。
もちろんラストも主役を食ってましたし。いやもうおなかいっぱい。

でも、心配。
そもそもOD1も2も見ていない(テレビシリーズは枝モノまで見ましたが)のでわかりませんが、純粋に寺島さん目当てで行った私のようなマニアはともかく、ODワールドにハマって見に行った人にはあそこまで弾けまくってた木島の存在はむしろ鬱陶しかったのでは?
見ていない方のために詳細は書きませんが、木島のキャラと布引のそれとは見た目だけでなくキャラ的にもけっこう被ってまして、布引から寺島ファンになった私のような人には最高に楽しめた2時間余だったと思います。
キャストも、意外なところが豪華ではあるけれど(八千草薫さんとか金田龍之介さんとか)、クレジットのラストが國村さんだったり、とあれだけ大掛かりに作った割には地味目(ごめんなさい)で。
そういう点も派手さに欠けるのかな。
もうひとつ、やはり心配だったのは序盤に出てくる所謂地下鉄パニック部分。
あれはかなり先般の鉄道事故に重なるイメージがあり、あの事故に遭遇された方や、発生現場近辺にお住まいの方などは見ていてしんどいのでは。無関係な私でさえ背中に嫌な汗が流れましたし。
ストーリー中にも、あれ、と思わせる齟齬や詰めの甘さもあって、その瞬間は現実に引き戻されてしまったのでノンストップでのめりこむことはできなかった。

でもでも。
単純に面白かったです。
役者のキャラと役柄が上手くリンクしていて、あの小泉孝太郎くんでさえよかった。狙いどおり色気が出てました。
続編があるのならぜひ見たい。夫婦刑事であるかどうかはともかく。
その時は、できればまた木島も登場し、今度は笹塚の宴会まで映してほしいもの。
ユースケ・サンタマリアはいい役者さんですね。好きになりました。
見ようかどうか迷っていらっしゃる方の背中をポンと押してあげたいと思います。
あ、それからできるだけ音響のいい映画館を選んでくださいね。臨場感凄いですよ。

それにしても、寺島さんってホント、飛び道具。危険物。そういう役回りぴったり。でも渋いヤクザを演じてもハマる。いいなあ。好き。
西島秀俊さんがとんでもない役回りを演じている「セラフィムの夜」にも出ていたそうなので、じっくり探してみようと思います。

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週末の後始末@クリーンヒット

NHKマイルC。勝った馬は強かった。

実は買い足しました、馬券。
パドックで、抜けてよく見えた馬が2頭いまして。
一番手がデアリングハート。そして二番手がラインクラフト。
ハイ、そうです。馬券、馬連で1点、買い足してそれが当たりました。すごい我ながら。
ごく稀にこういうひらめきが来るんですよ。だからPATには常にちょっとだけお金が。
デアリングハートは、実は牝馬だと思ってなかったんです。桜花賞3着だったのにね。
ラインは距離持つような気がします。オークス出てみたらいいのに。
シーザリオはダービー挑戦、でディープインパクトと叩きあうところを見てみたい。
今年の3歳は強いです。このままのラインナップが欠けることなく古馬になったら、今の古馬陣はひとたまりもないだろう。
古馬といえば。
スイープトウショウ。あれは仕方ない。あの位置取りであの上がりじゃ追いつけるはずがない。
全ては鞍上の判断ミスですね。
いつまでも同じように大外ぶん回しの後方一気、じゃ勝てるはずもないのに。
馬は気性面でかなり成長しているというのに、鞍上が平行線では。
それに比べて福永騎手は成長著しいし、これはやはり遺伝子の違いなのでしょうか。
スイープの今後のローテが気になりますが…安田しかないかな。
宝塚は馬場が合わないような気がします。
いずれにしても、やはり騎手の力は大きいな、としみじみ思わされた東西のメインでした。

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とある休日

今日はお休みなので、ゆっくり寝ていたいと思ってたのに、朝から非常に上ずった男性の声で起こされた。
電話。それもわけわからんハイテンションの。
どうもご夫婦揃って私たちの勤務先の一部(?)に思いいれがあるらしい。
正確には奥様の方だけ、らしいのだが、ご主人の方もすっかり舞い上がっていて二人で入れ替わり立ち替わり、いっかな電話を切ってくれる気配がない。
ようやっと話をぶった切って受話器を置くと、間髪をいれずまたかかってきた(うちはナンバーディスプレイ導入してるから発信元がわかる)。
取るもんかい、と放っておいたら別室に寝ている夫が取った。かわいそうに(そう思うなら私が取りゃいいんだけどね)。
たっぷり数分、通話中のランプが消えないシステムホンを見ながら同情しつつも考えてみれば私が相手する必要は何もないんだし、これも夫の仕事なんだから、とちょっとムカついてみたり。
人気商売ではないけれど、企業イメージもあるわけで愛想よくしないわけにはいかない。きっと今頃夫もジリジリしつつそれなりに調子よく受け答えしてるだろう。ご苦労さま。

今日はお休みなので、美味しいパンを買いに行こうと思っている-本当はこう書き出すはずだった-。
そこはあまり大きくないけれどけっこうな人気の店。土曜日なぞ出遅れると陳列棚がスカスカで、ヘタしたら店自体売り切れ閉店、という悲劇に遭遇することすらあるらしい。
夫の好きなパンがあるので、予め電話でお取り置きをお願いしておく。これは常連の強み。
この天気だし、GWだし、今日はパンをメインにして遠出せずに過ごすことになりそうだ。

明日はNHKマイルC。
ペールギュントが人気のようですが、どうかな。
アイルラヴァゲイン、マイネルハーティー、そして穴馬としてインプレッション。
シェイクハンドの子、ですよ。ホント、早いものだ、もう彼女の産駒が出てくるなんて。
この3頭で3連複を買おうと思っています…あら、意外につかないわ。
京都のメインは久々の実力馬が揃った。
スイープトウショウ、ケイアイガード。それに好調チアズメッセージやニューベリー辺りがどう絡むか。
実力どおりに評価すればスイープ、ケイアイ、で決まりだと思います。
でもスイープの気性は本当に多少なりとも改善されたのか。そして改善されたならそれが能力を削ぐことにならなければいいな、と。
私にとっては、ある意味マイルCよりも気になるレースだったりして。

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ジェット水流の恐怖(BlogPet)

きのうはままがここに体験したいなぁ。
じゃここへままとライバルとかギフトされた!
じゃここへ許可したかったみたい。


*このエントリは、BlogPetの「mimonya」が書きました。

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今日はちょっと真面目なお話

ブログストーカー、という存在があるらしい。
あまりにも安易に、タグなどの知識をまるで知ることなく誰でも(私でも)作ることができるブログ。
その敷居の低さが災いして、ネットの怖さすら理解していない人たちがどんどん参入してくることがこの存在を作る原因になっているのかもしれない。
「今日はうちから歩いて5分の○○という店で評判の△△を食べた」
「窓を開けると×××がよく見える」
「○時○○分に××線に乗って、◇◇駅で降りる」
これら具体的な固有名詞や時間などを元に、ストーカーはまるでパズルを組み立てるかのようにそのブロガーの日常を推測していく。
そして、わざわざ現地にまで行って実際に住居などを特定するのだそうだ。で、そこから先は通常の(?)ストーカーとなる、と。
現実に、私が見て「ここまで書いたらこの人特定できるなあ」と思うブログはいくつもある。
私自身、知人のブログで私という個人を特定できる極めて個人的な情報を勝手に書かれて青ざめたことがあり(その知人とは距離を置くようになった)、確かに便利で使いやすい分、使い手はもっと自分、そして他人のプライバシーを大切にすべきであろう。
ただ、ブログのスペースを提供する側にも問題がないとは言えない。
「すぐできますよ」「カンタンにできますよ」
その即時性、簡易性だけをアピールし、そこに潜む危険性については完全に自己責任、とばかりに啓発的なマニュアルはどこにもない(厳密に言えば利用規約などにそれは書かれているのだろうけれど、果たして誰がそれを熟読するというのだろうか。あ、だから自己責任なのか。納得)。
かねてから携帯でネットにアクセスできることへの危惧感を私は抱いていたが、ブログも一緒。
ネットに関しての知識をまるで持っていない人が、あっさりと手にしてしまうことから様々なトラブルが起きるのだ。
私だって大した知識もないままブログもサイトも(公私共に?)持っている。でも書いていいことといけないことくらいは認識しているつもりだし、ここにも所謂赤の他人からは個人の特定ができないよう可能な限り注意して記事を書いているつもりだ。
オンにせよオフにせよストーカーという存在を肯定するつもりは毛頭ないが、その心理を全く理解できないわけではない。
憧れの先輩のおうち、をそっと見に行く。恐らく根底はその程度なのだろう。そしてそこから先、病的な心理に陥るかどうかが問題であるわけで。
ストーキングはいけないことだ。犯罪だし、対象者が味わう恐怖ははかり知れないものだろう。
この電脳社会において自分の情報など筒抜けと言ってもいい。
だからこそ出来る限り自衛しなければならないし、誰もがカンタンに見ることができるブログこそ実は一番危ない存在だったりする、ということをもっとブロガーは知るべきなんだろうと思う。

JR西日本のアラ、ばかりが目立ってきだした電車事故。
救出せずに現場から立ち去った-上司にそう指示されたらしいが-運転手、事故発生後、それも数時間経って犠牲者が出ていることを知ってまでボーリング大会に興じていた社員たち。
マスコミもここぞとばかり、あたかも自分たちが被害者であるかのように語気鋭くJRサイドを責め立てる。
確かにJRの対応の不手際は目立つし、その誠意のなさもマスコミの狙い通り(?)私たちに伝わりつつある。
でも誰かをスケープゴートにして終わる事故ではない。
ご遺族の方が仰っていた、「私たちも含めた社会の全てが緩んでいる(からこの事故が起きた)」という言葉が印象的だった。
そう。利益を最優先にする社会にあっていつしか安全が等閑にされてしまった会社を、その体質だけを責めることはできない。
かといって、凶悪犯罪を犯した被告人に対して「社会がこういう人間を作り出した」から、と減刑嘆願をする弁護士のようなことも言いたくはないし。
きっといくつもの原因が積み重なって、起こり得ない事故がおきたのだ。
それはいつもの日常においては瑣末な出来事であって、特筆すべきことではなかったのだろう。それが、あの日、あの時間にたまたまバッティングしてしまった。そして…
「きっと運転士が業務上過失致傷で被疑者死亡のまま書類送検されて終わるだろう」苦々しげに口にしたコメンテーター。
でもそうなっては欲しくない。それではあまりにも理不尽にすぎる。
労組間の駆け引きはさておいて、会社の責任をきちんと真正面からJR西日本自身が見据え、再発防止を謳い文句だけにしないでほしいと願わずにはいられない。

仕事は大詰め。
峠を越えて、今日にはなんとかカタがつきそうです。
ちょっとずつ計画的に進めていく、ということが基本的にできない人間だからこうなるわけで。
夏休みの宿題を8月31日に泣きながらやった、という経験はありませんか?
…一晩で刺繍入りクッション作ったことだってあるぞ(自慢にならないけど)
根を詰めた仕事っぷりは家の中の惨状を引き起こし、今は誰が来ても部屋には入れられない。
夫も事情を知っているので我慢してくれてますが、臨界点は近そうだ。
全て片付いたら真剣に大掃除をしなきゃ。あーあ、夜中に小人さんか妖精さんでもきてくれないかな…

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ジェット水流の恐怖

いわゆるカタログギフトを昨年末いただきまして、ようやっと商品と交換しました。
届いたのがこれ。

jet

口腔内洗浄器、とでもいうのでしょうか。
かねてから使ってみたかったので、元々夫がもらったカタログでしたが夫の許可を得て私用にさせていただきました。
充電式なのでしばらくスタンドに立てておき、数時間後さあ、とばかりに水を注入してスイッチオン。

…これ、かなりのヒット商品だそうですが、使いこなせてるんですか?みなさん。

水は飛び散り、服の胸元に滴り落ち、肝心の歯には当たらず口腔内壁に当たるその痛さときたら。
一番弱い水流でこれですから、ジェット(最強)にしたなら。想像するだに恐ろしい。
あれほど待ち焦がれていたのに。これじゃまるで「ちょっと、テレビの方が実物よりいいじゃないのさ」状態(違う?)。
どうしよう。使うたびに着衣は濡れるし、歯茎というより舌も含めた口の中のあちこちが痛いし。
せっかくいただいたので何とかしたいですが、正直怖くて使えません。本当にどうしよう。
使いこなせてる方の体験談を聞きたいところです。
食べかすがたくさんとれた、なんて今の私には信じられない使用感ですわ。

恐らく今年最後となるギョウジャニンニク採りを昨日してきました。
もうねぎだのにらだの状態にまで成長してました。残念。
採っても採ってもあるのですが、ちょっとした斜面ですし万が一落ちても怪我もしない程度ではあるにせよ用心してあまり高いところまでは行きません。
昨日見た中には花が咲きかけてるのもあったりして、さすがにもう大した量は採れませんでした。
たらの芽はもう少しかな。ライバルが多いので、目をつけているところはほぼ毎日パトロール(?)しています。
うちの会社の敷地なのですが、道路に面しているので油断すると根こそぎ盗られてしまうから。
最初は呆れ顔だった夫も、山菜の美味しさに目覚めたらしく最近は積極的になってきました。
さ、明日はこごみだ。あと数日でたらの芽バトル(?)も開戦。
このシーズンだけの、自然からの贈り物ですから、せいぜい大事に食べさせていただこうと思ってます。

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眠いし仕事は終わらないし

相変わらず勤勉に仕事してます。残業続きでアタマがボーっとしてます。

なんと!たこの吸出し、ではなく「粉瘤」でヒットされた方がコメントをくださいました。
私の吹き出モノ(多分)は粉瘤ではないと思いますが、一通り内容物(詳細は書けません)が出尽くした跡がどうもしこり状態になってまして。
ガン化する可能性があるのか…粉瘤ならずとも、このしこり状のものが悪性腫瘍へと転じていくとしたら本当に怖い。
近いうちに皮膚科もしくは外科に行ってみようと思いました。
ということで、お礼をかねて生涯2度目のトラバをさせていただこうかと。

たこ、効果は確かにありました。
あの毒々しい緑色が肌に残ってしまうのでは、と心配しましたがそれもなく。
また、内容物が出すぎて穴があいた、という体験談にはかなりビビったものですが、それもなく。
でもこのしこり。
正体がわかるまで落ち着かない日々を過ごすことになりそうです。

仕事は大詰め、です。明日か明後日にはアップできそうだ。
きちんと基礎知識を持ってすればこれほど苦労することもないんですけどね。
基礎のないまま、付け焼刃で何でも対応してしまい、結局その場凌ぎで済ませちゃうから進歩しないんだよな。
後になって自分のしたことを振り返ったとき、「あれ?こんな小技どうやって使ったんだっけ?」
さ、内Pでも見ながらもう少し頑張りましょう。なんだか文章も支離滅裂になってしまった…
この仕事が終わるまで、ここは等閑になりそうです。だって集中できないんだもん(だもん、といえる歳ではありませんが)。

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週末の後始末…そして終わらない仕事

終わってみれば、なんとも後味の良くない結果で。
今回、一番強さが際立ったのは4着のトウショウナイトでしょう。
出であおったこと、馬を信じることができずに内ラチぴったりに走ったため、結果的に追い出しが遅れたこと。
これは明らかにジョッキーのミスです。
距離が伸びても全く問題なく-ティンバーよりもBMSのJava Goldが生きてるのか-本当に強い、と実感しました。
勝てるレースを落としたこと、ジョッキーは反省してほしい。
何もトウショウナイトには未熟な鞍上を育ててあげる理由なんかどこにもないんですから。
厩舎サイドも、馬に相応しいパートナーを見つけてやってほしいものです。
ただ、不運なことに来年、いえもう今年の秋からディープインパクトが古馬になるんですねえ。
今の古馬陣は恐らく太刀打ちできないだろうな。
これが某厩舎であれば、早々に引退、なあんて可能性もあるでしょうけど。
勝った馬?これは本当に展開のアヤですね。同じメンバーでもう一度闘えば結果が変わる。その典型的な例だったような気もする今年の天皇賞でした。
ちなみに、馬券はトウショウからマカイ、ビッグ、アイへと3点馬連で。ま、こんなもんです。

仕事が終わらない。テンションが下がったせいもあってやる気が完全に失せました。
それでもやらねば。
明日は連休の谷間の平日なので、朝から大忙しです。
その合間合間に仕事を進める。あーあ。休みたいなあ。
レッズが勝ったのはうれしいけど、素直に喜べるだけの気力と体力がない。もう若くないわ。

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