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そしてのあちは青ざめる。

今日は朝から雨。時折雷なんかも交えながらひんやりした空気の中仕事も家事もサボっている今日この頃。
雷、といえば。
ここは今ひとつ電気関係が不安定で、雷雨の間は停電が起きることがままあります。
昨夏も、パソコンで何か作業をしていた最中に近所で落雷、その直後停電したのですが、パソコンもシャットアウト。
でもXPだし、こりゃ大丈夫、ケロリンとした顔でまた起動できるに決まってるさ、と安直に考えていたのですが、そうは問屋が卸さない(死語)。
顛末を当時つけていた日記から抜粋してみました。今読んでも冷や汗が出ます。

昨日の午後、雷雨の最中に一瞬送電が止まった。
その影響で我が家は停電、1分と立たないうちに復旧したのだが…
そこで悲劇は起こった。

当然パソコンも立ち上げていて、恐らくメールソフトが
気を利かせて新着確認でもしていたものと思われる。
カチャカチャと微かに音を立てて動いていたHDD。
そこでばちん、とそれこそ音を立てて真っ暗になったディスプレイ。
でもまあXPだし。そう高をくくって電源を入れ、実際スタートの画面はあっさりと目の前に広がった。
ところが。
私はそこで青ざめた。

…これ、ってフリーズじゃないよね。

いつまでも思案中といった風情のメーラー。
マイコンピュータも、IEも、幾度ダブルクリックしてもウンともスンとも言いやしない。

…ウソ。

泡喰って電源をぶっちぎると、即座にセーフモードを思いついた。
そうだ。システムの復元を試みよう。とそこまでは冷静だったが…

え?!なんで?セーフモードから「すべてのプログラム」をクリックしたのに…

目の前に広がる塗り壁。もとい、灰色の大きなウインドウ。
恐怖に再度電源をぶった切る。
落ち着け。落ち着くんだ。
恐る恐る電源のスイッチを入れる。そして見た。

XPもスキャンディスクするんだ

どんなに乱暴にお別れしても、次回は笑顔(?)で立ち上がる。そんなXPが己を黙々とチェックしている。
そうか。自衛手段をとってるのか。ああ、これで助かった、そう思ったのも束の間。
「リスタートするまでの間、待っててね」(注:当然英語)というメッセージを残して愛機はそのまま沈黙した。

…あちゃあ(死語)…

そこでようやく事態の重篤さを悟り、自力での解決を諦めて、藁にも縋る思いでNECのサポセンに電話をかけたときにはもう背中は汗びっしょり、顔は既に血の気を失うのを通り越して紅潮。
未だかつてない危機に、電話が繋がるまでの数分がどれほど長く感じられたことだろうか。

「ハイ、サポートセンターの○○です」

うら若きお姉ちゃんの、まだ幼さを残す声を聞いた途端堰を切ったように我が身の置かれている状況を語りだすオバサン。その怒涛のごとき勢いに満ち満ちた声音にも彼女は冷静だった。

「お客様、以前こちらにご登録いただいたことはございますか?」
…あったかも。あ、そうだ。登録したわ。あのときは確か、買って数日のうちに、縦置きした本体に入れたCD-ROMが機械の中に落っこちちゃって…ってなあ。何してんだか…閑話休題。

はやる心で告げた電話番号を冷静に復唱した彼女は程なくこう告げた。
「ご登録いただいております。で、今回はどのような…」

それから彼女の言うがままケーブルを引っこ抜いたり電源を入れたりF4押したりF8押したり。
様々な手段をとること20数分。ポツリ、と彼女は口にした。

「…ウインドウズが機能していない可能性があります
「え?え?それって…」
バックアップももう取れないと思いますので…」
「ええええ--っ!?じゃあなに、もう再セットアップしか手がないってこと??!」
「…ハイ(若干申し訳なさそうな声でした)」
「え---っ!!ウソぉ!どうしよう…」

あっさりと恐ろしいことをぬかすお嬢さんにすっかりパニック。
半ばヒステリー状態でわけわからんことを口走るオバサンに、彼女は同情したのか呆れたのかわからないが、最後、とばかりにひとつの指示を出した。

「それでは、電源を落としてください。そして、再度電源を入れるときに、F2のキーを押し続けてください」
「ハイ!」
藁どころか猫の毛にでもつかまりたい。必死にF2を押す。
「あのいつもの黒地にロゴが」
「遅かったですね」

…遅かった…遅かった…遅かった…(リフレイン)

「も、もう…ダメなの…」度を越したショックのため虚脱感に襲われるオバサンに、彼女はあっさりと、
「いえ、押すのが遅かった、ということです」…をい。
気を取り直して再チャレンジ。
「あ、見たことない画面が出ました!!」
「それではですね、こうして、ああして…」

指示通りクリックしたりすること数回。
「それでは、再び電源をオフにしてください」
「ハ、ハイ!」
「では電源を入れてください」
「ハイ!!!」

ロゴ。ユーザー選択。そして。
「コントロールパネルを選んでください」
「…ダメ。またさっきと同じで選択してもウンともスンとも…お?」

一瞬過ぎる見慣れた場面。
あ…あ…ああっ!!!出、出たあ!!コ、コントロールパネルだあ!」
「よかったですね。それでは、すべてのプ…」
出た出た出た!!すべてのプログラム出たぁぁぁぁ!!!」
「それでは念のためシステムの復元とその前にバックアップをお取りになられたほうが…」
「ありがとう!!あなたの声が天使の声に聞こえてきた(これマジに言いました恥ずかしいったらもう)」
「いえ、どうしまして(苦笑←してただろうこと間違いなし)」
「ねえ、もっかいお名前教えて!」
「○○と申します」
「ありがとう!本当にもうどうしようかと思っちゃった。ありがとうね!」
「また何かございましたらいつでもご連絡ください」

ディスプレイばちん、から復活まで30数分。多分たったそれだけの時間で、マジに1キロ痩せました。
朝と夕方とでジャスト1キロ違ってたウエイト。
誰かさんの病気のときも事故のときも、何にもしないで痩せたしさ、人間、ダイエットなんかしなくても、危機的状況に陥ると痩せるんだ、としみじみ実感。
ふう。
さ、ディスク買ってきて今日はバックアップ取りに勤しみます。

…バカですね~
で、もっと私はバカだった、と後でわかりました。
その約1ヵ月後、再び停電は起き、同じように塗り壁が現れたのですが、ふと思い立ってそのまま放置していたところ…ものの3分で復活しました。
そう。そのまま放っておけばよかったんです。全てはお利口さんなパソコンさんが自分で解決してくれたんです。
いや、知らないって怖い。
ヘタにあれこれいじって逆に不測の事態に陥ってたかも。
まあインストラクターのお姉ちゃんの言うとおりにしていたのでその危険性は薄かったとは思いますが、それでもあの時味わった恐怖は一生忘れません。
思い立ったが吉日。そうだ、バックアップ取ろう(取ってなかったのかよおい)。

 

雨降りでややぐてっとしています。デブ猫カンタ初お目見え。

kanta0613
どうぞよろしくカンタです。したくもないだいえっとのせいでぼくのごはんはおいしくないうえにちょっとしかもらえません。

当初は7キロでしたが緩やかにウエイトは下降線を辿っています(1日の給餌内容→ヒルズのr/d 80グラム)。
最低限でも6~6.2キロくらいにしたいと思っているところですが、夫が私の隙をついて追加給餌してしまうのでなかなか思うように行かなくて…もう。

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