内Pから郵政民営化まで@とりとめないです
ショックです。
内P、こと内村プロデュースが9月で終了だそうです。あううう。
作りこんだ笑いではなく、突発的で衝動的とも言えるお笑いを追求していた、今でこそ珍しくはないけれど始まった当時は画期的(と少なくとも私は思っていた)な番組で、バカバカしい、とせせら笑いつついつも何も考えないで笑える貴重なオアシスでした。
それでも劇団プロデョーヌで見せてくれた真剣な取り組みなど内村Pの完璧主義も垣間見られて本当に好きな番組だったのになあ。
今はただありがとう、とだけ言いたい…って、実際数字だってそこそこ良かったのに何で終了しちゃうの?
ウッチャンのあれやこれや(?)も結婚という形で収束したってのに。ホント、つくづく残念でなりません。
月曜日の23時15分から、アフロまでの繋ぎ(だったの?!)に何を見ればいいんだろ(って寝なさいよ、朝早いんだから)。
東京12区で自民党から公認を貰うどころか公明党の有力な候補者まで対抗手段として立てられ立候補を断念した、郵政民営化反対派である八代英太氏を比例で擁立する準備をしている、と小泉総理が公式に発表しました。
当然民主党の岡田代表は噛み付きます。そりゃそうだ。
私も、正直八代氏をどう扱うのか気にはなっていました、それこそいろいろな意味で。
それでもあっさりと他の反対派候補と同列に扱ったことで負の意味ではありますが小泉総理の不退転の決意を感じさせられたものです。
それを、外圧(とも言いがたいのですが)であっさりと覆す。これこそまさに小泉の優柔不断さの真骨頂(?)。
収まりがつかないのは公認を求めていた他の反対派候補でしょうし、また野党にしても、ここでなし崩しに反対派の要所を占め、なおかつそれほど力を持たない反対派候補だけを自民党がこっそりと公認でもしようものならそもそもこの解散こそが作られた-守旧派を切り離すための-茶番に過ぎなかった、と騒ぐのも当然のことです。そう、あの固いチーズのパフォーマンスも含めて。
靖国のことにしても、小泉総理はどこか国民をなめてかかっているような気がしてなりません。
世論に、支持率に後押しされていることを強調しつつ、いざとなると平気で弱者を切り捨てる。
サラリーマンに税負担を求める、つまり取れるところから取りゃあいい、という、さんざ議論を重ねた挙句子供にだって発想できるような結論をぶちあげた税調、あれって基本的に小泉首相の諮問機関です。
で、同じく小泉総裁が束ねる自民党の公約を拝見しましたらば、政権公約の中で税制の抜本的改革と題して「引き続き聖域なき歳出改革に果断に取り組みながら、国民の合意を得つつ、新しい時代にふさわしい税体系を構築する。その中で所得税については、所得が捕捉しやすい「サラリーマン増税」を行うとの政府税調の考え方はとらない」としています。
…矛盾していませんかね?
小泉在任中は消費税率の引き上げはない、とご本人が明言されていましたが、それを裏付けるかのように平成19年度には消費税を含む税体系の抜本的改革を実現する-やめちまった後はどうでもいい、ということでしょうか。
女性候補者を数多擁立してマスコミをにぎわすことも、さんざっぱら批判してきたIT会社の社長に根回しすることも、冷静に考えれば滑稽で、国民を馬鹿にしているとしか思えないのですが、マスコミも、小泉を支持すると世論調査に回答する国民も小泉マジックにかかってしまっているのでしょう。
北海道ではニセコ町長(もう辞職しているなら元職)逢坂さんも比例1位で民主党から出馬を決意されたそうです。
彼が民主党の度重なる要請に何故今回、首を縦に振ったのか。
私は彼が国政に打って出るのなら応援したいとかねがね考えていましたが、選挙区で出られれば投票のしようもなかったけれど比例区なら話は別です。
道路公団の解体、民営化に力を入れている猪瀬直樹氏が某週刊誌で郵政も民営化すべし、と力説されていました。
でも、何でも民営化すれば成功する、浄化される、無駄がなくなる、というのは理想論ですし強引ではないでしょうか。
何故各々の機関のあり方について議論を尽すことをせず、組織そのものの再構築を図ることでスリム化を目指すということをしないのだろうか。本当に不思議です。
小泉圧勝、という世論調査の結果にはぞっとします。あの薄っぺらな人がこのまま日本を牛耳っていくことに恐怖を感じるのは私だけなのでしょうか。
あの人が本当に日本の行く末を睨んで動いているのかどうか、どうしてもわからないのです。
郵政民営化の是否だけを問うために、選挙を行う。
自分の思うとおりにならないから、と駄々をこねる子供のように思えてなりません。
いっそ有力候補が彼の選挙区から立候補して落選させてくれないかな、とさえ考えてしまう今日この頃です。
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