週末の後始末そして政局を憂う
函館2歳Sはモエレジーニアスが制しました。
パドックで見て一番ふてぶてしさ(?)を感じさせてくれたので勝つのはこの馬だろうと推測はできましたが、如何せん相手がわからなかった。
チアズガディスはいらない、でもさすがにアドマイヤカリブの取捨には迷いましたので結局馬券は買わずじまいです。結果正解でしたが。
今週末はクイーンS。
牝馬の一線級がそこそこ揃い踏みのなかなか豪華なメンバーです。ま、スイープトウショウがいれば予想も楽なんですがね。
実力がそのまま発揮できればダンスが抜けてますが安田記念の敗戦があまりに不可解で、果たしてどこまで復調しているのかわからない。これも直前まで迷いそうです。
予想通り郵政民営化法案は参院で否決されました。
最後まで、本当にぎりぎりまで妻と派閥との狭間で苦渋の選択を迫られた鶴保議員や、父の怨念(?)を背負った中曽根議員、風向きを見て青票を投じた、と堂々述べた鴻池議員など所謂グレーゾーンと表されていた人たちもそれなりに決断をしたのですが、大仁田厚には呆れました。
決断を引き伸ばすことでマスコミにアピールし、結果的には棄権、という最も中途半端な選択。挙句涙で総理に抗議ですか。
この人に我々の税金で歳費が支払われているなんて、考えるだけで腹立たしい。それはさておき。
私は、道路、郵便、通信はユニバーサルサービスであるべきだと思っています。ですからこれら3つについては国営で為すべきことと考えています。
何でもかでも民営化すればいい、ということではなくまず機構全体をリストラクチャして、そのためには民間から幹部、もしくはオブザーバーとしてでも新しい血を注入していくべきではないでしょうか。
組織を活性化し、コスト意識の下無駄を省いて健全な運営を行うことによってスリム、コンパクト化することも可能でしょう。
国民は馬鹿じゃない。
何故様々な問題を等閑にして郵政改革のみを強引に推し進めていこうとしているのか、そんなことはみな漠然とわかっているはずです。
拉致問題、沖縄の米軍基地問題、景気対策、税制改革、年金問題、教育問題…国民が解決、是正を望んでいることはたくさんありそのどれもが実に難しい局面にある。
どうして国民にとって身近な問題にまず取り組んでいこうとしないのか。
今回の選挙は恐らく投票率は低いでしょう。なぜならこの解散に意気を上げている民主党に政権を任せたいとは到底思えないし、かといって内部分裂している自民党に全幅の信頼を寄せることなぞとてもできない。
年金や税制で冷遇されているサラリーマンにとって貴重な休日、それを選挙に費やそうと思う人なんて果たしてどれだけいるでしょうか。
そうなれば組織的に動員できる公明党が圧倒的に有利になることは火を見るより明らかです。
蓋(投票箱)を開ければ恐らく何も変わらない、そんな気がしてなりません。
あ、小泉さんだけは誰からもそっぽを向かれてしまうでしょうね。この人は自分の立場を勘違いしているのではないでしょうか。
あなたは大統領じゃあないんですよ。そう言ってあげたいところです。
暑い週末に喘いでいましたが、今はかなり涼しくなってきました。早くも秋の空気です。
北海道はお盆過ぎると窓を開け放して寝ていたらうっかりすると風邪を引きかねません。
今はコットンの毛布だけで寝ていますがあと十日もすれば薄い羽毛布団が必要になりますし、恐らく2ヶ月と経たないうちにヒーターの出番になるでしょう。
過ぎてしまえば何て短い夏。
陽太は私の膝に乗ることが好きですが、これだけ暑さが続くとさすがに傍に来ません。
それが、キーボードを叩いている今、ひょい、と飛び乗ってきました。気温を見ると24℃。どうやら25℃が膝に乗る乗らないのボーダーらしいですね。
これぞ本当のネコ温度計。どうやら秋は近いようです。
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コメント
はじめまして。
確かに郵便などのユニバーサルデザインが不可欠なものは「国営」でいいのかもしれませんね。とにかく「郵政」ばかりが先行して、大事な問題が置き去りにされてきたと僕も思います。TBさせて下さい。
投稿: bumeko | 2005/08/09 00:45