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…どうでもいい、と言っておきながら

もうちょっとだけ。
選挙結果についてのエントリに、ご年輩と思しき方からコメントをいただきました。そう、不安になっているのはこの方と私だけではないと思います。

ますますこの世の中は弱者に辛く強者に住み良くなっていくのでしょうね。
道路や郵便、通信などを民営化すればそのしわ寄せは僻地や山間部、過疎地などの居住者が受けます。
官から民へその組織が移行すればそこには利益が最優先される、つまりコスト意識が発生するため、利益を生み出さない部分は真先にカットされてしまう。
JR、NTTの分割民営化がいい例です。ただ、都市圏に住んでいる人には今一つピン、と来ないでしょうけれど。
都心で、文明の利器(古い?)をほぼ全て享受しながら生活している人たちには我々の気持ちは理解できないでしょうし、恐らく理解しようともしていないだろう。関係ないもんね。
全ての人が等しい生活水準を、と共産主義を振りかざすつもりはありません。それがどんなに味気なく、また危険を孕んだものであるかは他国の例でイヤというほど知っています。
それでも、モノを生み出したり作り出したりという産業ではなく、ITという、形があってないような産業が一人勝ちしている現在の日本経済の在り方は本当に正しいのかどうか、疑問に思うのも私だけではないはずです。

日本の自給率は現在40%そこそこ(供給熱量自給率のみ)。この現状を鑑みて危機感を抱かないなんておかしい。
第一次産業は地方都市や、それこそ「改革」とやらの恩恵を受け難い僻地や山間地、過疎地のメイン産業であるケースが多い。
小泉内閣が改革を進めれば進めるほど第一次産業の衰退も進んで行く、極論かもしれませんがあながち外れてもいない論理ではないでしょうか。

田中角栄、そして小泉純一郎。タイプこそ違えど、私は日本をダメにした(しようとしている)のはこの二人の総理大臣だと思っています。

郵政民営化は決定的ですが、このまま日本がアメリカの従属国になっていくのを指を咥えて眺めてるのはやだなあ。
イギリスとオーストラリアがサマワから撤退を検討中だそうですが、日本の自衛隊も派遣期間延長なんかしないで帰ってきてほしい。
もしアメリカが延長を打診してきても、小泉はノーとは言わない、そんな不安があります。

いっそスペインにでも移住したい…(は?)

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