バッドタイミング、グッドタイミング
今月の某日、市内で行われるとあるイベントを見に行くことになりました。
ついでだから(ん?)贅沢してホテルで1泊しちゃおうか、などと家人と盛り上がったので早速部屋を取ろうと予約の電話をしたところ、主だったシティホテルはかけてもかけても全て満室とのお返事!!
もうここで7軒目なんですよねぇ、と満室を申し訳なさそうに告げる某ホテルのフロントの方に思わず漏らしたら、同情されたんでしょうね、教えてくれました満室の理由を。「実はその日、市内で大きな大会がありまして…」
後でひょんなことからわかりましたが某医系の学会だそうで。何もわざわざ札幌でその日にやらんでもいいのではないかい。ま、恐らく学会の方が先に決まってたとは思いますが。
そーいえばこんなことがあったっけ。朝早い飛行機での出立なので新千歳空港付近で1泊しよう、と空港隣接のホテルに予約の電話を入れたら「生憎その日は千歳市でマラソンがありまして」案の定市内はどこも満室。
更にそーいえば、某市に泊まろうとしたらやはり市内のホテルが軒並み満室。これも後で偶然知ったのですが道内全域のガキお子様たちによるスポーツ大会があったそうで…なんだかそういうのとバッティングすることが多いんです。ちなみに冒頭の件、たまたまキャンセルが出たホテルがあってちゃんと予約できました。やれやれ。こういうのこそグッドタイミング、というのでしょう。
認めたくないのですが、かなり私はタイミングというやつに恵まれてないらしいです。
例えば、欲しい!と思ったCDが、amazonでまだ在庫があったけれど少しでも早く聴きたい、と地元の店に買いに行ったらSOLD OUT。で慌ててamazonにアクセスしたらもう在庫はなくなってた、とか、某アーティストの解散公演で…とこれはちょっとNGか。
タイミングといえば。
アフガニスタンで消息を絶っていた広島の公立中学校の教師二人が、遺体で発見されました。
そもそも治安の不安定な国に何故敢えて観光で出かけていかなければならないのか。
検死の結果、行方不明になったことが明らかになった時期には既に射殺されていた、との報道もありこれこそ最悪のタイミングでの観光旅行だったということになりますね。
物取りの犯行か、それともスパイにでも間違われたのか。恐らく犯人逮捕は難しいでしょうし、そうなれば二人が死に至った原因も判明は為されない可能性が高いでしょう。
宮嶋カメラマンのように現在のイラクに長期滞在しても無傷で無事生還できる人もいるわけだし、普通に日常を過ごしていてもそこに車が突っ込んできたとか上から物が降ってきたとか、不意に死を迎えるタイミングはそこここに散見している。
亡くなられたお二人はその瞬間どんなに恐怖を覚えたことでしょうか。
いくら大人で自己責任で、と責めを負う部分を持ちつつも、それでもどこかに自分だけは不慮の死など迎えることはないという根拠のない確信があるはず。それが崩れる瞬間に人はいったい何を思うのか。
…正直そんな気持ちは想像もしたくないんですけど。
できることなら、人生の終焉は納得できる形で迎えたい。そんなことを真剣に考えさせられる事件ではありました。
家人の運転手をしてたらすっかり帰りが遅くなってしまいました。内P録画予約しておいてよかった。
なくなってしまうと思うと、もうゼッタイに見逃したくない。あと3回か…寂しいなあ。
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