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好々爺ミッキー・ローク(号泣)

現在公開中の洋画「シン・シティ」(詳細はこちらからどうぞ)
大々的にTVCMなどで宣伝中なので見ていなくてもタイトルくらいは知っている、という方も多いはず。
ブルース・ウィリスやクライヴ・オーウェンなどと並んでメインキャストに名を連ねているミッキー・ロークという名前に胸がざわめきました。
昔々「ナインハーフ」という映画があったのをご存知の方はもうほとんどいないかな。
所謂名画座で、確か2本立てだったはずですが、これを見終わった私はそのあまりの衝撃にもう1本を見ずに席を立った記憶があります。
一緒に行った女友達もそんな私の行動に文句も言わず従ったわけで、そう、二人ともまだお子ちゃまでしたから(笑)。
かれこれ20年前の映画、ということはミッキー・ローク35歳ですか。ヒロインのキム・ベイシンガーは彼より3歳下なので32歳。どちらも脂の乗り切ったオトコ盛りオンナ盛りなわけで、勢いその手のシーンもリアルで濃厚でした。
分けても評判になったのは氷を使ったシーン。
さすがに真似したいとは思いませんでしたが、あれは流石に見ていてゾクっとしましたね。
長くなりそうなので以下↓へ

私たちのような平均的OLには、あの映画は刺激が強すぎたけれど、平凡な日常から連れ出してくれそうな「具現化された非現実的存在」の彼は日本で爆発的な人気を得たと記憶しています。
でもその後が確か続かなかった(はず)。
2年後には「バーフライ」というアル中の中年男女を描いた作品に出演したのですが、ぶくぶくに太ってしかも薄汚いひげヅラ。ストーリーはともかくこの変貌振りに多くのファンが離れていった(はず)。
でも同じ年に公開された「エンゼル・ハート」ではロバート・デ・ニーロと共演、物議を醸したリサ・ボネットとのベッドシーンなどこそあれ私は好きな映画です。
また、これも同じ年の公開ですが原作ジャック・ヒギンズ「死にゆく者への祈り」では一転して敬虔なクリスチャンの娘に恋をするテロリスト、という難しい役どころを見事に演じてその演技力の高さを見せ付けてくれました。
実際に映画館で見た最後の映画は「蘭の女」。
これはナイン・ハーフの続編とも位置づけられたエロチックサスペンス(ん?)で、なんと彼は共演者のキャリー・オーティスとご結婚されたとのこと!

私としては「ナイン・ハーフ」や「蘭の女」のようなオトコの色香が漂う、あまり口を開かないミステリアスな人を演じてほしいと思ってましたがご本人はそうは思っていなかったようです。
好きなバイクやボクシングを題材にした映画を何本か撮ったものの悉く興行的にはパッとせず、日本でも公開されないものがほとんどでした。
それが!

…あの衝撃は忘れられません。
「笑っていいとも!」
番組の最後に、宣伝のために登場するゲスト。
いつものようにタモリ氏が「今日は映画『シン・シティから…ミッキー・ローク!』…え?
他のキャストを伴って確か3人で出てきたはずですが、ど、どこに彼が?えーと、女性と…え?!まさかこのデカイ、デカくて、屈託なく笑うこの人が!!?

そこにいたのは、セクシーでもミステリアスでもなく、ただの陽気なヤンキーおじさん(涙)
体重が増えただけでなく、顔立ちまでが別人のように変わってしまっていて、これじゃあ言われてみないとわからないよ(号泣)
あれだけ憧れた人がこれほど変貌を遂げ、そして久々に話題作で日本に凱旋(?)。見るべきか見ざるべきか「シン・シティ」…なかなかに罪作りな映画ではあります。
でも、ヒットして欲しいな。
そして、これをきっかけに彼の昔の映画を見てくれる人がひとりでも増えれば、今とは一味も二味も違う彼の姿を知ってもらえれば…って余計なお世話なのかな。
きっと今の彼こそ、彼本来の姿、実物大なんだろうな。あの「いいとも」での笑顔を見て思いました。
今思えば、私の憧れていた彼こそが虚像だったのかも。ちょっと複雑。
今日は「ナイン・ハーフ」をレンタルビデオ屋さんで借りてこようと思っています。もうオバサンだから平気で借りられるもんね~(開き直り)

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