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漢方薬と私@高血圧疑惑?

け、け、け(←笑っているわけではない)血圧が高い…
筋金入りの低血圧(?)を誇っていたのに、何故かこの歳になって平均的な数値上限ギリギリの測定値をさっき見て落ち込んでいます。
低血圧が高血圧に転じるのが一番危ないらしい。
父も同じでした。そして今はれっきとした高血圧症患者です。

高血圧について、何ともタイムリーなことにNHK教育テレビ「きょうの健康」で4日間にわたって特集を打っています。
初日は、測定することで自分の血圧を知る。
実はこの番組を見て、恐る恐る血圧計を引っ張り出し、そして恐ろしい数字を見たと言うわけです。
というのも、ここ数日原因不明の頭痛や頭重感、そして首の凝りを感じていて、それがどうも高血圧の症状に合致している。
高血圧が高じて動脈硬化に至ることもあり、リスクの大きさは言わずもがな。
ということで、急遽病院に行ってきました。

でもこの程度の数値では、内科に行っても恐らく治療も何もなく、「痩せなさい」とか「運動しなさい」と諭されるのがオチ。で選んだのが「漢方外来」というわけです。
全身にわたって設問された問診表に数分かけて回答を書き込み、医師に呼ばれるのを待つこと数分。
初老のその医師は更に突っ込んで私の体調や日常生活を尋ねてきます。
それらに応えた後、診察台で触診です。それもお腹だけ。
「ここはどうですか?」
「あ、痛い!」
「じゃあここは?」
「いてててて…」
…ここまであちこち痛がる人は珍しい、とのこと。あうううう。
それから舌を見て、舌の裏を見て、脈を取って診察終了。で、総合的に何がどう良くないのか、というお話になりました。
「水も、血も、気も流れが良くないねえ」
…は?
「ま、血圧の方はその程度なら高血圧の範疇ではないし、年齢的に動脈硬化などは考えにくいね」
これはとりあえず一安心。
「ただ…うーん、どこから手をつけますかねえ…」
「そ、そんなにいろいろ悪いところがあるんですか?」
「そう」
…ガーン…
それでも基本的には丈夫なんだそうです、私。あまり慰めにもならないですが。
「まあ血と水から始めますか。気はそっちが良くなれば自然によくなるでしょうから」
2種類の漢方薬を処方していただき、3週間後にまた来るようにと言い渡されて病院を後にしたのですが、正直へこみました。
首や背中の痛みやコリは、所謂「気」から来ることが多い。つまり私の場合は内的な部分から肉体的な症状に繋がっているそうな。
確かに、現在罹っている整骨院での手技は対症療法でしかなく、根本的な治療は体質改善によらなければならないのかな、と漠然と思っていましたのでここはひとつ、大人しく薬を飲み続けてみようと思います。
費用も安価。
診察代は970円、薬は2種類を1日3回21日分で1750円の負担で済むのですから。1日わずか83円でこの首のいやーな痛みがなくなるとするならば安いものです。
元を辿れば高血圧疑惑、がメインだったのですが思わぬ形で自分の体と向き合うことになってしまいました。
皆様もどうぞご自愛くださいませ(て誰に向かって言ってんだか)。

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