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さよならしっぽ

shippo2
しっぽ、が亡くなりました。

デブ猫カンタと秋を告げる猫ちび、の兄妹よりも恐らく2、3歳は上、つまり10歳近い年齢だと思いますが、ある日突然現れてから、捕まえて去勢を、と思ってもあまりに凶暴で捕獲もできないまま数年の月日が流れました。
その間彼はボスとしてこの辺りに君臨し、おかげで我が家の周囲は平和を維持していたのですが…

昨年、突如大きなお腹で出現したまだ1歳そこそこの♀猫(何とか捕まえて避妊手術しました)が彼に懐き、彼もそれを受け入れて夫婦さながらに寄り添っているのを見ていると彼なりに自然の中で幸せに暮らしていると思っていました。

最後に我が家の玄関先に来たのは18日。かなり痩せていてガツガツと貪るように出してあげた缶詰を食べているそのやつれた姿に驚き獣医さんともいろいろ相談しましたが、そこまで野良として勝手気ままにやってきた猫を捕まえて家に入れることがむしろストレスになるのでは、とも言われ、また、ご飯を届けに行こうにも寝ぐらがわからないし、どうしようか思案投げ首状態だったところの訃報でした。

もう長い付き合いの私に対しても警戒心むき出しにするほどの野良さんでしたが、それでも缶詰を食べている時だけはそっと触ることができました。
だからなのかもしれないけれど、彼はうちのすぐ裏で息絶えていたのです。
もしかしたら助けを求めて来てくれたのかもしれない。それを見つけてあげられなかったことは後悔でしかないけれど、最後の最期で心が通じ合ったのかな、などと勝手に思っています。

夫婦のように仲良しの猫、のんちゃんの姿は昨日の夕方から見えません。
ちゃんと彼にお別れできたのかな。
彼の亡骸は、発見してくれた会社の若い子が敷地内の大きな木の下に埋葬してくれました。
そこに白い花で作った小さな花束を手向け、手を合わせると自然に涙が。
のんちゃんはでももっと寂しいだろう。昨日までの温もりが傍にいなくなることの悲しさは私もよく知っているから。
こののんちゃんも全く私に懐いていません。
お互い大切な存在を亡くしたもの同士、ちょっとは仲良くなれるといいんだけど。
でも強気な子なので、もしかしたらここから出て行ってしまうかもしれないな。

しっぽ。ごめんね助けてあげられなくて。どうぞ安らかに。
みもざ、しっぽと仲良く…できないだろうな、どっちも気が荒い強いから…

shippo1
在りし日の2匹。のんたはしっぽが大好きだった。

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