どっちかっていうと北風派かな(手法としては歓迎できないですけど)
楽天 VS TBS
私はどちらかと言えば前者を支持します。
なぜなら、TBSはニッポン放送買収未遂劇(?)というお手本を事前に見ていたにも関わらず何の手立てもできずにいたから。
三木谷社長が「何故株を買ってはいけないのかわからない」と仰っていたことにも頷けます。市場原理でしょう?誰でもが買うことのできる公開株を買って非難される。おかしな話ではありませんか?
TBS側の「北風と太陽」発言にも呆れました。小学生の子供だって今時そんな理屈が通用しないことは理解しているはずです。こういうことを公然と仰る人が社長だなんて。
仮に楽天サイドが太陽の手法(?)を執ったとしてもNOと言うつもりであろうことは明白なので、いずれにせよ自衛してさえいればおき得なかった問題ではないですか。
諸井氏の感情的な発言の数々にも首を傾げたくなります。
結局「オレの言うことを聞かなかった」ことに腹を立てているとしか聞こえてきません。
それでは、株価の変動にも疑問を抱かず、買収防衛作を具体的に講じることもなくここまでの株買占めを許してしまった首脳陣の無能ぶりは責められなくてもいいのでしょうか。諸井さんはそれについて何か言及していますか?
ネットとメディアの融合、という最近よく耳にする言葉は、アメリカではAOLの失敗などもあってあまり好意的に私は捉えていません。
ましてやナローバンドの世界にいる身にとって、これ以上高速回線でなければ享受できないサービスが増えることは容易に予想できますから逆にそうなってほしくない、という気持ちが強いのです。
楽天、というより三木谷社長はいつも後出しジャンケンばかり、のイメージが強いです。そして田尾監督更迭に関しては正直不快感を抱いています。
それでも、こうなったら楽天には「勝って」欲しい。
経済という戦場に浪花節や童話を持ち込むような経営者のいるテレビ局は遅かれ早かれこのような憂き目に遭うことは必至。
買収されたくなければ、有能な経営陣を揃え、それなりの策を講じればいいだけのことでしょう。
元々株主の持ち株比率を鑑みて「次はTBS」と巷間囁かれていたはずなのに。
楽天が支配する(のかどうかはわかりませんが)新生TBS。あまりイメージは沸かないですけどね。
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