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エッセイ風に@みもざに捧ぐ

猫が、人間の水洗トイレを使用する図というのは誰しも一度は目にしたことがあるだろう・・・いや、ないかあんまり。
私は以前テレビで、猫が洋式トイレの便座にひょいと乗り、上手に排泄したうえ、レバーを引いて水まで流しているのを見て、驚愕のあまりみもざをいきなりトイレに連れていって便座に乗せてみたことがある。

当然、みもざは怒って出ていってしまったけど、みもざがヒトトイレを使ってくれさえすれば、重たくてかさばる砂を買わなくて済むし、部屋だって裸足で歩ける-トイレ砂、特にシリカ系は踏むと痛いですよね-。
一念発起して、猫にヒトトイレを使わせるためのしつけ用のビデオ(売ってるんです、これが)を買おうとしたが、今まで我が家ではしつけに成功した試しがない、ということを思い出してあきらめたのだった。

今我が家で愛用してるトイレ砂は「ネ○ストG」。これは木製のペレットっぽいもので、ちょっとだけシリカ粒が入っている。長所は臭いの吸収力が強いこと。固まり具合もまあまあ。カノンが混ぜ混ぜしても長持ちする、意外と。

短所は、まず飛び散りが多い。色がうす茶色なので、ちっちの色がわからない。うん○も、ちょっと放置すると色が紛れてわかりにくくなるなど。
でも、長短比べたら、値段もまあまあだし(うちの近所のお店では8L880円)、長所の方が勝ってる感じがしますね。

我が家の猫がみもざ1人だったころは、砂もフードも、金に糸目をつけないわ!状態だったので、「ガッ○」という新しい素材のものを使っていた。これははっきり言って高い!そりゃあ真っ白で見た目はきれい。臭いも良く取れて固まり具合も良好。でも、高い。もともと猫エンゲル指数の高いお宅にはおすすめできません。
シリカ系も使った。踏むと痛い。砂落としマットを置いてはみたけど、玄関の靴の中からシリカ粒が発見され、ダンナからクレームが来たのでやめた。

紙系も使った(ポッ○サンドとか)。これもコストパフォーマンスが悪い。意外に臭いが取れにくく、頻繁に砂の全取り替えをしなければならない。
ということで、今使っているモノに落ち着いたわけだが、これとて先に書いたとおり完璧ではない。

では、猫飼いにとって完璧なトイレ砂ってどういうものか。
私の理想を言えば、色はシロ。大粒。飛び散らない重さ。臭いの吸収力はもちろんのこと、そこはかとなく芳香もただよったりして。もちろん、寿命の長さも大事だけど最重要ポイントは、値段!やっぱり安いにこしたことはなし、でしょう。
それでも、万人が声をそろえて「これがいちばん!」なんていう砂はないんだろうな。猫にだって好みがあるし。猫が「このメーカーの砂が好き」とか言ってくれればラクなんだけど。

ところで、トイレのことでちょっと一言!
猫がヒトトイレを使ってくれれば、誰に迷惑をかけるわけでもなく、飼い主ホクホク状態だけど、似て非なることが「外飼いされてる猫が外でトイレを済ませてくる」こと。
そりゃあなたはいいでしょうよ。重たい砂を買ってくることもないし。でもでもでも!これは、他人様に超超超迷惑をかけていることが多い、という現実をちゃんと認識して欲しい。もちろん猫に、じゃなくて飼い主の方に。
 
うちの庭にもしていきます、近所のヒトの飼い猫が。夜だけ放し飼いにされてる犬もしていきます。本当に、本当に迷惑です、臭いし。「落とし物」を拾って、その人の家の前に置いてこようかとか思ったりする。そんなことしないけど。でもしたいけど。

猫飼うんなら、砂代くらいケチるな!ラクしようとするな!犬飼うんなら、夜でも放すな!うん○も拾わない飼い主なんて猫も犬も飼う資格ないぞ、本当に。
(・・・そうか、トイレ砂が高くて重たくてかさばっても仕方ないんだよね・・・納得。)

mimozayota1129
陽太3ヶ月弱、と在りし日のみもざ

以前、みもざのサイトを作ろうとしていた頃に書いたエッセイもどきです。
さっきファイルの整理をしていたら作りかけのサイトが入っているフォルダを見つけ、懐かしさに思わず見入ってしまいました。
これがねえ、自分で言うのも何ですけれどけっこうよくできてるんだまた。
フレームなんか使ってたりして文章もかなりリキ入れて書いてたみたい。ははは。
今となっては当の本猫もいなくなってしまい、もうサイトを完成させる理由も意欲もなくなりました。
それでも数多ある写真を整理していつか画像だけの静かなみもざの世界を作ってみたい、とは思っています。
そう、私の好きなスタンダードでもBGMにして。

みもざを喪ってもうすぐ1年と1ヶ月です。まだ寂しさは消えません。

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どしゃぶりの雨、と横殴りの風@行きたくない…

ほぼ台風に近い低気圧がゆっくりと道内を進んでいます。
なるほど凄い雨と風。こんな中今日は医療機関のハシゴをしなければならない。あうううう。
実はまだ腰痛が治ってなくて-さすがに12時間じゃ治らないということですね-、隣町の整骨院に。そして薬が切れたので病院にも行くことにしていますが…正直かなり日和ってます。どうしよう。
気温が高いので雪の心配はなさそうなのが救いと言えば救いです。それでも、自分がちゃんと運転していても前後左右を走っている車が何をしでかすかちょっと心配。
北海道は運転マナーがあまり良くないため大げさではなく荒天時はかなりの覚悟を決めて運転しているのが実情です。
まあ行かないわけにはいかないので出かけはしますが…もう用事は最小限に留めてできるだけ早く(スピードは出さないけど)帰ろうと思っています。

ちび猫、里親さんが決まったのはいいですがそうなればなったでいろいろ心配事も出てくる。
この子かなりのやんちゃ坊主なので、初めて猫を飼う若いご夫婦は果たして上手く御すことができるのか。
本をかなり読み込んでいるご様子ですが、猫に限らず生き物なんざ飼育書どおりになんていかないですからね。
1匹だけじゃかわいそう、とは思うけれど先住猫にかなり懐いている様子を見るに、もし仲間がいたら人間にはあまり懐かなくなりそうだし。
そもそも、里親詐欺、なぞという恐ろしい事件も実際に起きているので、サイアクの場合-怪しげな気配が少しでも仄見えたら-連れて帰ることもやむなし、と考えてます。
だからまだポスターも外してもらってないしね。
これまでも上手くいったので今回も大丈夫、と思いたいけど…ああ、不安。
とにかく、この子を一目見て「わあ、かわいい!」と手放しで喜んでくれなければ失格、だな。
情が移っているから、ではなく獣医さんまで悩殺されるほど客観的に見てもかわいいんですって本当に。
とりあえず今日、持参金となるフードや砂などを買ってくるつもり。
ああ、無事お届けが終わりますように。ちび猫が一生かわいがってもらえますように。

…ま、無事届ければ届けたで寂しかったりもするんですけどね。ホント、猫なんか拾うもんじゃないや。

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自己責任って?@ブログの功罪

ここのアクセスは30~80/日とバラツキが大きいのですが、オフラインでの知人は3人しか来ていないはずです。
ほとんどが未だに「たこ」関連での検索結果から飛んでいらした方。凄いなたこ。
ブックマークしてくださっている奇特な方も何人かいらしてとても嬉しく思っています。
大したこと書いてないし、そう、プライベートなことはほとんど触れてないのに。
私の生業などもできるだけわからないようオブラートにくるんで書いてるつもりなのですが、さてどうだろ。

固唾を呑んで見守る、という表現がぴったり、なブログを読ませていただいてました。
その方の、凄まじいまでの生き様にはフィクション?と問いただしたくなるほどですが、それでもドロドロの状態から脱却し、現在は幸せな恋愛を謳歌しはじめたそうなのでああよかった、と心底安堵しつつノロケ全開のエントリを楽しんでいたところでした。
そこに「ドロドロ」の原因、がどうやら横槍を入れてきた様子。
かねてから私も気になっていたのですが、その方、とにかく自分の仕事なども事細かに書いているので恐らく見る人が見ればその書き手を特定できるでしょう。
恋の顛末などもかなり具体的に記していらっしゃいますが、相手の方はそれを見たらどう思うだろう。
…私ならイヤだな。
不特定多数に、何の断りもなく自分のプライベートな側面を仮にイニシャルなどでぼかしてであっても書かれたくありません。
前にも書きましたがブログはとてもイージーに始めることができる、本当に便利なツールです。
私も本業で利用していますし、ここだっていちいちFTPでアップしなければならないとすれば面倒くさいから更新頻度ももっと少なかったはず。
カンタンだからこそ、敷居が低いからこそ、マナーやモラルといった部分での整備が全くなされていないのではないか、と最近とみに思います。

その昔、私も超がつくほど個人的なことを、いともあっさりとブログでイニシャルトーク(?)されたことがありまして、今でもそれをやりやがった人とは没交渉中。
本人は何故いくらメールを書いても返事が来ないのか恐らくわかってはいないでしょう。
でも、何かを書けばそれがまた彼女のブログに反映されるだろうし、もう無視するしか手立てがありません。

根本的にマナーやモラルというものを理解していない人にとってブログは恐ろしい凶器にもなりえます。
実際、クレーマーと呼ばれる人たちのブログなどを目にするとその一方的な主張の粘着度の高さにうんざりしますし。
ココログではついにniftyの会員でなくても使うことのできる「ココログフリー」というプランが出来てしまいました。
どんどんユーザーを増やして、広告収入など利益を得るのが目的…って誰にでもそんなことはわかるのですが、ブログユーザーの裾野を広げることさえできればいい、というのではなく、これはケータイのマナーにも通じるとは思うのですが、やはりマナーやモラルといった部分での啓発も大事なことだとは誰も思わないのかな。
ケータイは申し訳程度にdocomoだけがキャンペーンを張っていますが、他の2社は全く。むしろ街中やいくらフィクションとはいえ以前は体操競技中に携帯を使う、なんて言語道断なCMを流してるくらいですから。

自己責任。

全てその言葉で片付けてしまっていいほど、日本国民、特に若い人たちは倫理面で成熟していないのではないでしょうか(わ、大きく出ちゃった)。
若い人たちだけじゃあないか。耐震強度偽造問題では、イイ歳をしたオトナがしゃあしゃあとウソついてますからね。
何だか怒りを通り越して呆れてしまいます。日本ってどうなっちゃうんだろ。
いい加減なオトナたちと倫理観に欠ける若い人たち。
いつぞやのテレビ番組で島田紳介さんが「日本は滅びます」とのたまってましたがうんうん、と大きく頷いてしまったのは私だけじゃあないはずです。
信仰、に傾く人の気持ちが今ならわかる。といっても私は猜疑心が強いので神にすがることはできそうにありませんが。

子猫のお届けが12/1に決まりました。
…寂しいなあ。先生に言われるまでもなくもう情は移りまくりですからね。あうううう。

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大人げない?@トップジョッキーの日記を読んで(BlogPet)

悪いのです
川島騎手や上村騎手がしない、と広言していた「勝ち負けという気持ちでいっぱいですが、今週のマイルCSのラインクラフトの結果如何によっては、そうとも言えない、と表明することも考えたりして、それこそ門別や上村騎手がしている馬にばかり騎乗してしまうかも」
不利のせいで負けた
だよ♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「みもにゃ」が書きました。

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謎の腰痛(なにそれ?)

朝風呂、に優雅に浸かろうとしたのがいけなかったわけでもないとは思いますが。
髪を洗っていた時、ちょっと上体を曲げたら腰に「ギク」と小さな痛みが走りました。
やーな予感がしたので恐る恐る立ち上がろうとするとやはり痛い。あうううう。
もう腰痛も15年余にわたって付き合ってますのでだいたいのところはわかります。
大好きなホワイトローズのバブが綺麗に溶けているお湯をもったいなくも抜きながら髪と身体をそそくさと、腰を曲げないように洗いそのままバスルームを後に。
靴下も自力で履けますし、痛みの程度としてはレベル6~7(最大が10)といったところでしょうか。

こういう時は腰を冷やして、足元を暖める。
買い置きの湿布薬を腰椎の4番目と5番目の間あたりに一枚、そしてその脇に一枚ずつ貼って、服を着てからゴムバンドで抑える。
靴下は厚手のもの。そしてダイエットスリッパは即座にやめてぺったんこの軽いパイル地のスリッパに履き替えれば完璧です。

後は重たいものを持たず…何でよりによって今日が廃品回収の日なのよ?!
デスクワークは禁物…明日急遽提出する書類?何でもっと早く言わないの?!
安静にし…朝から家人はお出かけ。電話と来客で寝てることも叶わず。

家人が帰宅後もデスクワークが続き、やっと横になれたのはもう夕方のことでした。
湿布薬もカラッカラに乾いていたので貼り替えようとしたら痛い箇所がちょっとずれてたことに気付き、最初の場所よりも若干上に新しいそれを貼りなおし、ほうほうの体でベッドに横たわること1時間。
朝に比べて痛みは増していて、これじゃ明日は整骨院かな、とあきらめつつ、買ったばかりの故本田美奈子.さんのCDをかけながら本をパラパラとめくりながらいつしか夢中になっていたのでしょう。
空腹を訴える猫の声にふと我に返り、起き上がったら…痛みがありませんでした。

湿布が効いたのか、それとも彼女の美しい歌声が私の身体を浄化してくれたのか、はわかりません。
それでも12時間前には歩くのも辛かったのが今はウソのように、何ともないんだから不思議です。
ま、油断大敵、なので今日は早めに休んで明日に備えようとは思ってますが、うーん。何が良かったんだろうか。
本当に謎だらけ、の腰痛回復劇でした。

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里親探しも終盤戦

子猫の里親探しは佳境にさしかかっています。
実物が本当に愛くるしいこととポスターのデキがよかった(自画自賛)こと、そして意外に北海道って野良子猫が少なくて、売り手市場だったりするので勝負が早い早い。
上手くいきゃ今週中にカタがつくかもしれません。
…いや、いいんですよ。実際うちじゃ飼えないし、けっこう世話も大変ですからね。

でもなに、このうら寂しい気持ちは。

診てもらった獣医さんにも「これだけかわいければ情が移るよ」と脅されましたがもう十二分に移ってますってば。
とにかくよく遊ぶ。
突っ走るそのスピードはさながら弾丸。最初はただちょいちょいするだけだったネズミのおもちゃや鈴入りボールも、僅か半日でじゃれつくことができるようになり、トイレも爪とぎもすぐ覚えて、かなり賢い子です。
同居させられる形となったデブ猫カンタ、最初は威嚇したりして大人気なさを爆発させていましたが、さすがに馴れたらしく最近では恐る恐る舐めてやったりして、こちらは何のおかまいもなく突進していく子猫に稽古をつけてやったりもするようになりました。
ケージの中がデフォルトなのですが、やはり部屋の中を走り回っている時のあの活き活きとした様子を見ていると少しでも早く広いお家に連れて行ってあげたいところ。
さあ、心を鬼にして話をまとめに行ってくるぞ!
里子に無事出せたらちび猫の写真を掲載します。

そういや昨日はJ1のゲームがありましたねえ。
え?レッズ?それってどこのチームですかあ?
…んとにツメの甘いこと…はあ…

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冬の訪れと黒いディスプレイ

ほぼ完璧に冬、です。
タイヤ交換を怠っていたら土曜日は路面凍結のため我が家の愛車が出せなくなりました(涙)
今週末は温泉にでも、と家人と話していますので、昨日慌ててスタッドレスに履き替えてきました。
私の住む地域は道内でも比較的降雪量の少ない場所なのですがそれでも11月半ばまでノーマルタイヤ履いてたというのは初めてのことかもしれません。
地球の温暖化は進んでるんだな、とこんなことでも実感させられます。

本業のことでいろいろ書きたいのですが、いろいろあって(ん?)書けません。
我が社のとある商品(こういう書き方嫌だなあ)がとても個性的で、かなりファンもついているのですが、その個性は諸刃の剣。
こちらから見れば明らかに欠点で、目を瞑ってしまいたいことの方がファンの皆様にはウケるという、この事実に何とも複雑な気分です。
あまり欠点ばかりをもてはやさないで欲しいんですけど…あーもどかしいっ!奥歯にモノが挟まったようなこういう書き方は本来好きではないんです。でも仕方ない。あうううう。

昨日の朝、パソコンの画面がいきなりブラックアウト。それも立て続けに2度も。
焦って師匠に指示を仰ぐと「電圧の低下が原因かも」とのこと。少なくともパソコン内部が原因ではなさそうとも言われて安心はしたのだけれど、それでも同じような現象が続けば影響がないとも限らない。
というわけで根が臆病な私は今も戦々恐々としながらこれを打ってます。あーコワ。
集中できないよ~仕事もあるのにさ。
そう、事務所のパソコンが既に故障していまして、こっちも壊れてしまったら八方塞がりなのです。
とりあえず集中タップ(でいいんだっけ?)からディスプレイのコンセントだけ別電源に変えたら今のところ順調。
それでもいつまた…とすっかりトラウマ状態なのあちなのでした。

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今日の出来事@風邪引き寸前

身体がだるく、喉がイガイガし、少し咳が出る。あちこちの関節が重く痛いし、胃がムカついて食欲がない。

-多分間違いなく風邪なんだろうとは思いますが、某健康情報番組(っていうか不安を煽る病気情報番組?)のおかげで「ああ、これってあの病気の症状に当てはまる」とか「もしかしたらこれってあの症候群?!」など疑心暗鬼になってしまうのは私だけではないはず。
いろいろ後片付けしなければならないこともあるのですが、家人が労ってくれましてこれから早々に床に着かせていただこうかと。
で、その前に今日起きた様々な興味深い出来事についてあれやこれや。

高橋尚子復活!
…いや、彼女レース前から勝利インタビューで何を話そうか考えてましたね。
あのインタビュアーもかなりしつこく、感動を盛り上げようと頑張ってましたがQちゃんの方が一枚も二枚も上手。
立て板に水、とばかりに優等生的なコメントを繰り出して、ちょっと感動ムードに水が入ったかな。

浦和レッズ快勝!
…あのね、こういうゲームをいつもしていてくれれば特に不満もないんですってば。
岡野初先発でいきなり先制アシスト!ポンテの久々のゴール!!3点目のループも見事でした。
同点に追いつかれてからの怒涛の攻撃はさすがです。マリッチのゴールも見れたし。
僅かではありますが、ライバルたちの動向からして優勝の可能性が残ってるらしいことはわかったけれど、果たしてどうかな。詰め甘いしなー。

マイルC、デュランダル3連覇ならず
…直線、スイープトウショウの切れを持ってすれば差せたやもしれませんが如何せんマイルでしかも終わってみればあの時計。
井崎先生も仰ってましたが、スピードは歳とともに衰えていきますから、やはり残念ですが力落ちか。
もう少し前で乗っていれば馬券に絡んだ可能性もあったかもしれませんが、勝てはしなかったと正直思います。
池添クンがっかりしてるだろうな。天国から地獄、と言ったところでしょうか。
香港、どうするんだろう。今回の敗戦を陣営がどう捉えるか、ですね。
ラインクラフトは力はあることはわかりました。来年のビクトリアマイルカップ(だっけ?)でのスイープやエアメサイアとの戦いが今から楽しみです。

ちび猫感染症なし!
…これは我が家だけの大ニュース。
預かり中の子猫、昨日動物病院であれこれ検査してもらいましたが、エイズも白血病も感染していないことが判明。これで安心して里親探しができます。
早速ペットショップと動物病院にポスターを貼らせてもらおうっと。

明日からはまたバタバタと忙しくなるので何とか今日中に体調を戻さなければならないのだ。
ということで、お化粧落としてさあ寝るぞ!(…ってまだ7時前なんだけど)

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年賀状を作ろう(…としています)(BlogPet)

昨日、ままが
実際オースミハルカは34.8で上がってるわけでまともなら楽勝のひとときと思われますが、スイープは33.2。
っていってたの。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「みもにゃ」が書きました。

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最期を迎えるそのときに

ガン。

私の祖父母と叔父、がこの病気で亡くなっているそうです。
そして、最愛の猫、というか肉親のような存在のみもざが乳腺腫瘍の肺転移で昨年の秋、ネット上でそれも一方的に知っているだけの存在だったMiyukiさんが一年後のみもざの命日。
急性骨髄性白血病も血液のガンだそうですね。本田美奈子さんはデビューの頃から好きでした。
本当に立て続け、といった感じです。

お世話になっているとある方が今、ガンと闘っている、という噂を耳にしました。
もちろん噂です。それが真実であるかどうかはわかりませんが、そこはそれ田舎ですから既にもう確定した事実であるかのように狭い世間の中では囁かれていたりします。
とても元気で健康的で、ガタイのいい人。年齢よりもずっと若く見える、生き生きとした人なので、どうにも私にはピン、と来ないのですが…
単なる噂であって、ケロリとした顔でそのうち街の中を歩いている姿が見られるに違いない。そう信じていたい。

みもざは、その瞬間が訪れる直前まで命の灯火は燃え盛っていたように思います。亡骸を棺に横たえた時、ふっくらとした美しい顔や姿は今にも起き出しそうなほどでしたし。
ほっぺたをつんつん、とつついたら、何すんのよ!とばかりに得意の左ストレートが飛んできてもおかしくないほど。
逆に言えばみもざは、やつれることも衰弱することもしている暇がないほどのスピードで病魔がその身体を侵していったのでしょう。

喪うことの辛さ、痛み、をこれ以上、自分に近いところで見たくありません。
それでも実家の両親は人生の折り返し点をとうに越えており、歳の離れた家人、寿命、という面では明らかに私を置いて逝くであろう猫たち。
私はこれから幾つの命を見送ることになるのでしょうか。そう、他人の痛みなぞ気にしている場合ではないんだな。

行きがかり上預かっている子猫がいます。
まだ病院に連れて行っていないことや、うちの連中がけっこう神経質であることから別室のケージの中で過ごしてもらっているのですが、これがまた実にかわいい。
捨て猫らしいのですがよく人に馴れていて、最初に保護した人の家がよほど気に入らなかったんでしょうね。その人にはかなり抵抗したりして引っかき傷もつけてしまったそうですが、私には最初からゴロゴロスリスリベタベタ状態でした。
ケージの外に出して遊ばせてみると、拙い走り方で一所懸命についてくる。その姿が健気で愛しくてたまりません。
我が家のキャパからしてこのまま飼うことはできませんからそのうち近所のペットショップに里親探しを依頼することになろうかとは思いますが、徐々に情が移りつつある今日この頃。
でも、この子も私さえ平均余命を全うすることができれば先に逝くんだものなあ。

あまり考えたくはありませんが、それでも考えなければならないこと。
人は必ず最期を迎える日がやってくる。
見送る方が辛いのか、それとも見送られる方が?
前者はともかく、後者の気持ちは誰にもわからないことですから何とも言えませんが。

さ、これから子猫の様子を見てこよう。
いいおかあさんが見つかるといいね。頑張ろうね。

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今日は解禁日@新酒

ボージョレー・ヌーヴォーの解禁日。
最近はワインもほとんど飲まなくなったので今日のこの日も何ら私たちにとって関係ない、どうでもいい日なわけなのですが、何故かいただいてしまいました、ワイン。それもコンビニで売ってる安~いヤツ。
そもそもガメイは好きではないんです。
カベルネ・ソーヴィニヨン、そうボルドーのそれもざらっざらに重たいタイプが好きなのでその対極にある若いワインは苦手なんですよ。
案の定、美しい色合いが目の保養にはなったけれど舌はあまり満足してくれませんでした。

時差の関係で日本が世界で一番最初に新酒を飲める、という話らしいですね。だからあんなに大騒ぎになる、と。
その昔、地元に唯一あったまともなシティホテルの中にこれもまたかなり本格的なフレンチのお店がありました。
本格的過ぎて常にガラガラ(で、結局ホテルごと潰れてしまったのですが)、それでもテレビで紹介されるなど興味をそそられたため、当時のオトコと一緒に行ってみました。
どーせ空いてるんだし、と予約もせずに19時頃のこのこ出かけてドアを開けたら、なんと満席!
「お客さま、今からでしたら30分ほどお待ちいただくことになりますが」
せっかく来たんだし、とウェイティングバーで待つ間にやっと気付きました。
そう、その日は11月17日。
そのレストランでは「ボージョレー・ヌーヴォー飲み放題、フルコースディナー10000円」などというとんでもないミーハー企画をぶち上げ、それに乗った地元民が続々と訪れていた、というわけ。
当時の解禁日はバブル景気とも相俟ってもっとお祭りムード満載だったんです、今考えれば。
結局30分待たされてからいただいたコースディナーはそこそこの味だったと記憶していますが、肝心のワインはと言えば…
カレは確か数杯グラスを干してたはず。でも私は1杯がやっと。どうにも薄くて美味しくないんだもの。しかもその日は他のもの頼みづらい雰囲気で、そもそもワインはニガテなので水ばかり飲んでたっけ。情けないったら。
店を出たら時計は既に22時を過ぎ、家まで送る、と言ってくれた彼はそこから都心まで1時間以上かけて帰らなければならないので、駅でお見送りしました。
というわけで、その後も女友達とパーティーに行ったりとかそれなりに華やかなりし出来事もありましたが、やはりあのどこか華やかでどこかうら寂しいディナーが11月17日の最も印象深い思い出です。
…なあんて、何ノスタルジーに浸ってるんだろ。

半分以上残っているボトル。
その美しい赤色を愛でながら、口直しにこれまた頂きもののロイヤルハウスホールドを飲もうとしているのあちなのでした。

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大人げない?@トップジョッキーの日記を読んで

武豊騎手の公式サイトを愛読しています。
地方競馬の現状を憂えて、それこそ門別や旭川まで嫌な顔ひとつせず乗りに来てくれることには道民として感謝の気持ちでいっぱいですが、このサイトにある彼の日記を読むと少なからず不愉快な気分にさせられることがしばしばあり、困惑してしまうのです。

今回更新された日記に書かれていた「勝ち負けという気持ちがわき上がってこない」という言葉は確かに本音でしょうけれど、競馬の公正という部分ではいかがなものかと。
乗る前から勝ち目がない、と表明することは馬にとってもオーナーサイドにとっても屈辱以外の何者でもないんではないでしょうか。
ましてやその記事を読んだその馬のファンは愉快では決してないでしょう。
そりゃ実際の勝ち負けはともかく、いつもいつも本命対抗と言われている馬にばかり騎乗していればそういう感覚も鈍ってしまうのかもしれないですけどね。
確かにそのレースには連覇を狙う強い馬はいます。でも何が起こるかわからないのが競馬。
勝ちに行こうとしない、そんな表現にもとれるこの記載。トップジョッキーの驕りに思えてならないのは私だけでしょうか。

エ杯についても、流石に月曜日のスポーツ紙などでさんざん言い訳をなさっているためか淡々とした記載ですが、「動くに動けない場所に入ってしまったボクも悪いのですが、あんな競馬は二度と御免ですね」そんな競馬、をご本人も割とよくなさっていると思うのですが。
勝ちに行こうとした馬と、それによって微妙に位置取りをずらされてしまう馬。よくある図ですし、パトロールフィルムを見てもさほど大きな不利ではない。それを証拠に審議の青ランプすら点ってはいないのですから。
むしろ勝った馬の力を素直に認めるべきです。川島騎手や上村騎手がしているように。

素人目に見ていて思ったのは、エアメサイアよりも、アドマイヤグルーヴの方が強かった、ということ。
もし上村騎手の追い出しがもう少し遅かったら2着はあったかもしれない、そんな印象を持ちました。
そもそもスイープトウショウとエアメサイア、同じ秋華賞を制した、と言っても昨年のそれと今年のそれとでは内容がかなり違います。
時計(スイープ1.58.4、エア1.59.2)だけを単純に比べてもその差は歴然。
偶々シーザリオがアメリカンオークス制覇という偉業を成し遂げたことで3歳牝馬が高レベルだと思われてきましたが、今週のマイルCSのラインクラフトの結果如何によっては、そうとも言えない、ということが証明されてしまうかも。

不利のせいで負けた、と広言して憚らないことと、初手から勝てる気がしない、と公に書いてしまうこと。
両極にあるようで実は根にあるのは同じ考え方なんですよね。
加害馬(彼にとって)のせいで負けた。勝ち目のない馬に乗るから勝てない。じゃ、乗り役の責任は?
武騎手自体は好きでも嫌いでもありません。でも彼がいつまでも図抜けたトップの座に君臨し続けていることは必ずしも競馬の隆盛には寄与しないのではないか、最近はそんなことも考えたりしています。

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紀宮様ご結婚@庶民の感想

私は、今日ほど自分が日本人であることを強く意識したことはありません。

紀宮さまが民間人、黒田慶樹さんとご結婚される日。
当然のようにテレビはこの話題を繰り返し伝えますが、家事に仕事に猫の世話に、と慌しく過ごしているうちに挙式が行われる10時はあっさりと過ぎてしまいました。
そしてお昼のニュース。
美しく清楚なドレスに身を包まれたそのほっそりとしたお姿は凛としたたたずまいで、思わず見惚れていると今度は天皇皇后両陛下がお出ましに。
にこやかな中にも寂しさを感じされるお二人の表情に、子を生したことのない私ですら「親心」とはこういうものか、という言葉にし難い感情を抱きました。

「黒田の母」この言葉を式後の記者会見で仰られた清子さんのお顔の潔さ。
そしてお別れのご挨拶をされた時、「家族の絆は変わらない」と仰った天皇陛下、強く抱きしめて「大丈夫よ」と言い聞かされた皇后陛下。
日本の最も美しい家族のあり方を目の当たりにして、生まれて初めて一瞬だけですが「子供産んでおけばよかった」と思ったことは母にはナイショです。

披露宴の簡素で、それでいて暖かく穏やかな進行はほとんどお二人のご提案によるものとのこと。
いっそ派手にドレスや色内掛でも着られればよかったのに、とか、ドドーンと5段くらいのケーキでも、なんて思っていた庶民としては正直物足りなさを感じもしましたが、あの都知事が手放しで褒め称えるほどなら、きっと素晴らしい宴だったに違いありません。
道内に14回も脚を運ばれていらしたそうで、一度でもお目にかかれたらな。
皇族でなくなられたのならもう公式行事で拝顔することもできないわけで、都内に住んでればどこかですれ違うチャンスもあるのに、とちょっとこれも残念。

ニュース番組には清子さんのご学友が何人も登場されましたが皆さん言葉遣いもしっかりされていて品がある。やはり学習院は違いますね。つくづく思いました。
実はその昔あそこの短大行ってみたい、とちらりと考えたことはありますが実行に移さなくてよかった。
うちのような貧乏人にはやはり敷居が高すぎますよ。

確か今朝から主婦としての生活が始まる、とどこかのニュースサイトで目にしました。
財布を持って近所のスーパーに買い物に行く、というごくごく当たり前のことがごくごく当たり前にできるようになるまで時間がかかるでしょう。
どうぞ楽しさを忘れずに、家事も、そしていつかは育児も、ご夫婦協力し合って当たり前に成し遂げていかれることができますように。

清子内親王殿下は、今日、黒田清子さんになられました。

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昨日の続きをもう少し@エリザベス女王杯

闘い済んで日が暮れて…というか日付が変わりましたが。

うーん、何度か録画したレースを見ましたがやはりスイープトウショウ凄い脚だ。
負けたオースミハルカはほぼ完璧な騎乗で、普通なら勝って当然でしたね。運が悪かったとしか言いようがありません。でも運の良し悪しも含めて競馬、ではないでしょうか。
現実にスイープも天皇賞ではペースに泣き、今回も幾度かの不利を乗り越えて優勝しているわけですから。

「ウソの逃げ宣言」

一番人気で破れたエアメサイアのジョッキーのコメントにあったとされるこの言葉には正直がっかりしました。
その前段からの駆け引きまで含めて、がレースではないでしょうか。
恐らく、逃げ宣言していたメモリーキアヌなどを差してのことだろうと思いますが、宣言したとおりに走らなければならないという決まりごとなど当然ありません。
負けは負け、です。言い訳ばかりのトップジョッキーに、大人気なさを感じました。
それに比べレース後、あと少しで手に入りそうだったGⅠタイトルを1/2馬身差でもぎ取っていった池添騎手に握手を求めたというオースミハルカの鞍上、川島騎手はフェアプレイ精神に乗っとったオトナ、という印象を受けました。さぞ口惜しかったでしょうに。
それでも素直に完敗、と口にできるのは燃焼しきったという思いがあるからでしょうね。

各紙のコメントなどを見るとやはりスイープトウショウは休養に入るようです。
来年も現役続行なら、確かに寒い冬場に無理をすることもないでしょうし、ディープインパクトとの直接対決なら来年見ることができるでしょうから。
直近で宝塚かな。今からとても楽しみです。どちらも順調に冬を越してほしいですね。

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週末の後始末@最強牝馬?

凄いものを見ました。

エリザベス女王杯、2番人気のスイープトウショウがケタ違いの豪脚で、逃げたオースミハルカを差し切り勝ち。
普通京都の直線であれだけ差があれば届かないでしょう。
実際オースミハルカは34.8で上がってるわけでまともなら楽勝のパターンと思われますが、スイープは33.2。
決していいスタートではなかったし、直線ではアドマイヤグルーヴに前をカットされる場面もあったし、でそれでも終いはあの脚ですから。
現段階では「牝馬版ディープインパクト」とでも言ったところでしょうか。

師の談話によれば今年はこれがラストラン、休養に入るようですが、この勝ちっぷりをしてファン、そしてJRAも放ってはおかないような気がします。
そう、年末のグランプリで本家(?)ディープインパクトと対決、というドリームマッチを期待しないファンはいないでしょう。
輸送がニガテ、と薄々陣営も気付いているはずですし、今回の激走が齎す疲労はかなりのものでしょうから予定通り休養してほしいと私は思いますが…どうだろう。
ただ、これで万が一にも有馬でスイープがディープに競り勝ちでもしたら年度代表馬の目もあるわけですから、挑戦しないという手もないような気もしたり。

ま、何はともあれファンの皆様関係者の皆様、おめでとうございます。
日高の馬が社台の馬を負かす(と言っても種は社台だけど)図は何度見ても爽快。
今後のローテは難しいでしょうけれど、またこんな強い勝ち方を見せてください。期待しています。

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未知の領域@親子って

母が、長きに亘って勤めていた会社を今週いっぱいで退社します。
娘から言うのも何ですが、定年を超えてなお慰留されていたほど、仕事もできて社内での信頼も厚かったようです。
そりゃいろいろ不満なところもあったりしますが、大筋で我が母はリスペクトできる人物。おまけに私と似ず美人なのです(ホントに似てない…)。
今はただただお疲れ様でした、と言いたいし、その日に届くようお花でも贈りたいな、と思ってますが…おーい、某身内、乗るかい?

みもざと同じ日に亡くなられた方(Miyukiさん、とおっしゃいます)のブログはそのままご主人と息子さんが継続していかれるようです。
生憎私は母の立場にはないのですが、それでも息子さんのこれから、を見とどけることができない彼女の無念さは漠然とですが理解できます。
母と子、は子が胎児でいる間以上に密な間柄になることは当然のことながらないわけで、私もこの歳になれば正直別個の存在でしかない、と痛感させられる出来事も経験してきました。
それでも「血を分けた」存在。矛盾していますが、身体的な部分や共通する仕草に「ああ、この人他人じゃないんだな」と思うことだって確かにある。
人は死後、魂という形に変化して見えざる存在になりながらも愛しい者の傍にいることができる…のかどうかはわかりません。
でも、傍にいても何一つ手を出すことができないとしたら果たしてそれでも寄り添っていたいと思うだろうか。
そのもどかしさに耐えていられるだろうか。

oyako1113
デカい図体だけど甘ったれの息子猫とみもざ。
この光景ももう二度と見ることができないんだよなあ。去年の秋までは当たり前の時間だったのに。

もしみもざの魂が私の傍にあるのなら、それを感じることのできない自分がもどかしいです。
恐山のイタコとか、ギボアイコさんなどがお持ちになっているような霊能力。これを授けてくれるような研修機関(は?)ってないですかね。

レッズ。
なーにが達也のために、だ。
あーあ…一気に気力が萎えました…今年も無冠決定?

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年賀状を作ろう(…としています)(BlogPet)

きょうは、ままが道内へ仕様も予定しないです。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「みもにゃ」が書きました。

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年賀状を作ろう(…としています)

早くも年賀状の製作に取り掛かっています。と言っても我が家の分ではなく、実家の分なのですが。
数年前から実家にパソコンはあり、でもプリンタはありませんでした。
それが昨年、私が帰省する際にどうしても印刷しなければならない書類ができ、やむを得ず安いものを一台、事前に送った(贈った)のが運の尽き。
…やーな予感が的中しました。
そう、年賀状の宛名を印刷したい、と父が言い出したのです。

いいんですけどね。
フリーソフトでもインストールしてあげて、入力の方法をざっと説明しておけば何とかなるだろうし。
でも、傍若無人、思い立ったらせずにはいられない、我慢というものを知らない父はきっと疑問点にぶつかる度私や義弟(前出の師匠です)に遠慮会釈なく電話してくるだろうことは明白です。
それでもあまりに五月蝿いので今年の4月に帰ったときにソフトをインストールしてしまいました。

で、時期もよく今回実家に帰ったら案の定「宛名印刷するやり方教えて」
住所データも全て入力が終わっているのかと思えばほんの数人だけ。
もうこれならいっそ私がやった方が早いんじゃないの?うん、その方が手っ取り早い。
ということで、母が表面(宛名書かない方)を業者に印刷依頼し、それが完成したらこちらに送ってもらって宛名を印刷。で、また返送して一言を書き添える、とまあえらく面倒なジョブローテーション(?)が組み立てられました。

そして帰宅してふと思ったのが「何も業者に頼まなくても、表面もこっちで印刷すりゃ手間もお金も節約できるわな」
多少仕上がりは落ちてもその方が良かろう、と母に電話で聞いてみたら二つ返事でノッてきましたので今、印刷に勤しんでいるというわけです。
母の個人的な友人にはちょっとかわいい図柄で。そしてよくわからん父の友人知人には当たり障りのないテンプレを使って。
インクはかなり食いそうですが、ここはひとつ親孝行と思って色鮮やかなものに仕上げたいと思っています。

で、肝心な我が家用ですが。
今年は戌年仕様のものを作らなければならないのにどうにも気乗りがしません。だって私、猫派だし。
昨年、つまり今年の元日用には実家にだけみもざ仕様の賀状を作りましたが今年はどうしようかな。

gajo20051111
これが件のみもざ仕様

一応光沢紙の官製年賀ハガキは入手(道内では販売予定枚数を超える予約があり既に入手困難らしい)してありますが、もしかしたら写真無しにしちゃうかも。
今いる猫たちもかわいいけれど、いちばんフォトジェニックだったみもざがいなくなったら猫写真メインのものは作る気力がなくなりました。
いっそ年賀状なんて出すのをやめてしまおうか、と実はここ数年毎年11月になると思うのですが、ただでさえ山奥でヘタすりゃ家人と猫以外の誰とも話さず1日が終わる、そんな日々を過ごす中、年に1度だけとはいえ旧知の近況を知る機会を捨ててしまうなんて外界との繋がりを完全に絶つようなもの。
気力を振り絞って今年も頑張ります。はあ…(ため息)

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のあちは再び青ざめる

何故か思い立ってXPのSP2をインストールしようと、朝のクソ忙しい時に何気なくクリックしたアイコン。
これがパニックを呼び起こした。
無事インストール完了、そして再起動…お?画面が黒いぞ。
そう、起動しないのだ、パソコンが。
家事の片手間なのでずっと張り付いているわけにもいかず、キッチンからちらちらと覗き見るけれど、ディスプレイは依然真っ黒。HDDは沈黙。
凡そ10分ほどその状態が続き、徐々に私の背中にはじと、っといや~な汗が滲み出してきた。
さすがにもう限界、とばかり、某身内の家に電話をした時にはアイコンクリックから既に15分以上経過。
パソコンの師匠(いつもお世話になってます)である某身内のダンナがまだ睡眠中であることは百も承知だったがなんせ非常事態。構っちゃいられん、許せ!とばかりに電話口の身内に事情をまくし立てると、その勢いに負けダンナを起こし、事情を説明してくれることに。感謝。

数十秒の保留音が長いこと長いこと。

ようやく返ってきた「電源切っていいって」という短い言葉に不安を覚えつつ電源をぶった切り、再度入れる。と…

「画面青いけど…あ、黒くなった。しばらくお待ちください、だって」
「あ、じゃあ大丈夫みたいだ、って」

…やれやれ。
お礼を言って電話を切った後も、音源が読み込まれなかったりととりあえず私でも何とかなる小さなトラブルが発生。それでもどうにか元通りに起動してくれたパソコンに、思わず頬ずりをしたその瞬間電話が鳴り出した。
取った受話器の向こうからは某身内の声が。

「パソコン、ちゃんと起動した?」

おお、さすが身内。フォローまでしてくれるのか。心配かけてごめんねありがとう…

「うん、大丈夫よ。ありがとね」

いや、そのまま起動しないこともあるんだって」…な、なんですと!?

「さっきの電話のあとダンナがいきなり起き上がって何か調べてたんだけど、そういう状態でそのまま起動しなくなることもあるんだってね。だからうち入れてないよ、SP2」
その瞬間、今度こそ血の気が引いたのは言うまでもない。

今日はこれから再びバックアップに勤しむ予定。
いや、ホントパソコンってわかりませんわ。今はただただご機嫌を取るべくディスプレイを磨いたりしてるんですけど…って関係ないよな(鬱)
便利だけど、ひとたびへそを曲げられたら手のつけようもないブラックボックス。
パソコンに振り回された朝のひとときでした(と綺麗にまとめてみる)

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もう少しだけ彼女のことを

本田美奈子.さんのお通夜、そして告別式が執り行われました。
ここぞとばかりに悲嘆に暮れる姿をマスコミに見せ付けるタレントが多かった中で、同期だという南野陽子さんの言葉が身に沁みました。

「私を筆頭に、歌が上手じゃなくて、努力も足りない、そんな人がたくさんいるのに何故…」

言い切った南野さんの表情は本当に悲しみを湛えていて、唯一心を打ちました。
記者会見を開いた方もあれば、この人まだ芸能界にいたの?という元アイドルまで、様々な人たちの恐らく計算されたコメントを聞くともなしに聞きながら、遺影の明るい笑顔はきっとどの言葉に心が篭っているか、どれが飾り立てたものなのかなんてことは考えもしないのだろうな。そんなことをぼんやりと考えながら一日を過ごしたような気がします。

神は残酷。若く、才能がありまたそれを最大限活かそうと努力していた人を連れて行ってしまう。

死は全てを奪い、終焉を齎すけれど、彼女が残した歌声は消えることはありません。
死は終わりでも負けでもない。それでも敢えて勝敗でいうなら彼女は勝者に他ならないはず。
そう、これだけの時間を割いて各局が報じるほど彼女は芸能界にあって大きな存在となっていたのですから。
-彼女がそれを望んだかどうかはさておき、たまたま他に大きなニュースもなかったという条件すら彼女の味方だったように思います。

彼女のCDはアイドル時代のベスト版しか持っていません。
せめてもの餞にクラシックのCDをリリースされているだけ買おうと思っています。

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不世出の歌姫、逝く

久々に実家で寛いでいたその時、パソコンの画面から飛び込んできた訃報に目を疑いました。

「本田美奈子. 急死」

彼女がアイドルとしてデビューした当時、その歌唱力の確かさに驚かされたのは私だけではないはずです。
「殺意のバカンス」-凡そその小動物のように愛くるしいルックスからは想像もできないパワフルな歌声と、大胆な振り。
こりゃ只者じゃない、と唸らされたのがもう20年も前のことだなんて。
追悼の映像の中に、彼女が所謂オーディション番組に出場し、決戦大会で合格できなかった時のものがあったのですが、確かにあれでは合格しなかっただろうな。
あの手の番組が求めているのはあくまでも原石。なのに彼女は出場の時点で既にアイドルとして完成されていました。
ヘアメイクや衣装も全て松田聖子の亜流、とでも言うのでしょうか。個性が感じられない…なんて所詮素人の感想ですが、あながち外れてもいないでしょう。
だって、現実に会場にいた数多くのプロダクションのスカウトマンからひとつもプラカードは上がらなかったのですから。

その後スカウトされて芸能界に彗星のごとく現れた時には、その完成度が更に高まっていたことに驚かされました。
順風満帆、歌唱力のある実力派アイドル、としていずれは岩崎宏美のようなヴォーカリストに転じていくのだろう、などと勝手に思っていただけにその後の低迷期が意外でしたし、菊池桃子といい、どうして売れなくなると女子はロックヴォーカリストを目指すのでしょうか(?)
だからこそ、「ミス・サイゴン」のオーディションに合格した、と芸能ニュースで知った時には収まるべきところに収まった、そんな印象を受け、それからの成功も不思議には思いませんでした。

私はミュージカルに造詣は深くありません。有名どころ、それこそ「レ・ミゼラブル」や「キャッツ」などを見たくらいでその世界で誰がどう活躍しているかなど全く知るところではありません。
でも、劇団四季の会員にまでなっている友人によれば彼女はかなりの有望株で、あれだけのソプラノヴォイスのミュージカル女優はそうはいない、とのこと。
その友人も、どうしても彼女をアイドル出身という色眼鏡で見てしまっていたそうですが、「ミス・サイゴン」を何回か見てその実力に心を惹かれたとか。
クラシック歌手がポップスを歌うことは珍しくも何ともありませんが、一度はロックシンガーとしてそれなりの発声をしていた人があれだけの正統なソプラノの歌声を手に入れるためにはどれほどの苦労があったことでしょうか。
闘病生活中、無菌室の中でまでストレッチをしていて周囲を驚かせた、という記事をどこかで読みましたがその熱意がちっともわざとらしくなく、直向で、いじらしくて、だからこんなに皆が追悼の意を表にするんでしょうね。
海千山千の芸能記者やコメンテーターも損得抜きで掛け値なしに悲しんで、彼女を惜しんでいたのを目の当たりにして、先日の彼女もそうですが、惜しまれる人ほど早く逝ってしまうなあ。そうしみじみ思いました。
やっぱり神は、残酷だ。

不世出の、「シンガー」であり「ヴォーカリスト」でした。
心からご冥福をお祈りします。どうぞ安らかに。

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だらだら@ 実家

半年ぶりの都会?です。
母と昼食を共にしたり、バーゲンで服を買ったり、と短い休暇を楽しみました。
明日にはもう現実に引き戻されてしまうのですが、不思議だわ。
ここでの生活がケ、だったはずなのに今はハレ。
毎日「ただいま」と帰って来たはずのこの家の匂いに微かな違和感を覚えるようになったのはいつの頃からだったろう。 
これから両親と一緒に所謂スーパー銭湯へ出かけて来ます。
久しぶりに母の背中を流してあげたい。小さくなっちゃっただろうな…お互い歳を取りました。

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ボスのいない日々(BlogPet)

きょう、ここへままは準備したかったみたい。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「みもにゃ」が書きました。

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支度しなきゃ@週末は外泊

明日からお出かけ。
諸事情あってブログも水曜日までお休み。一応モブログの設定はしてありますがどうなることやら。

何をしにどこへ行くのか、といいますと…実は都会まで某来日ヴォーカリストのリサイタルを聴きに行くのです。
家人が何故かこの方の数年来のファンだったりします。それまでは演歌一辺倒だったくせに。
正直なところ私はフルオーケストラの方が好きなので、高~いチケットへの不満もありつつあまり気乗りはしていません。
ま、良いホテルが安く泊まれるプランも、想像以上に安いエアのチケットも見つかったのでよし、とはしますが、それでも驚いたことに一人分の交通費+宿泊費よりも公演のチケット1枚の方が高い!うーむ。

2人お気に入りのBARには必ず行こうと思ってます。
ここのマスターがまた漫画「レモンハート」のマスターに良く似てきました。齢30後半、といったところでしょうか。
とにかく何年かに一度の邂逅ともなれば果たして記憶の中にあった彼の顔が正確であるかどうかは定かではないのですが、最後に伺ったのは確か3年前。あの当時で既に貫禄がかなり付いてましたからね。
今回お会いして、さて自分の記憶が正しかったのかどうか、じっくりと観察させていただきましょう。
最初の一杯は決めてあります。そう、ミモザ。
実は今までBARでミモザを頼んだことがありませんでした。あの決して広くはないけれどセンスの良い居住まい。落とした美しい照明の下でどれほど美しく淡いイエローが煌くか、今から本当に楽しみです。
ちなみに、こちらに伺うときは必ずお土産を用意していくのですが、いつも帰り際にはお返しとばかりにいろいろいただいてしまいます。
いつぞやは、既に日本への輸入手段が断たれまずお目にかかることの出来ない幻の(?)、ショットで5000円はする、と以前札幌のBARで言われたことのある私の大好きなスコッチを覚えていてくださって、ワンショットどころかダブル2杯くらいはあろうかというほどだったボトルの中身を無造作にロックグラスに注いで私の前に。
相当な金額を請求されるだろうと家人と戦々恐々としていたら、なんとそのスコッチは完全なサービスだったようで、驚くほど安価なレシートに二人でまたびっくり。
今回も何かいい物を、と実は未だに何も買ってないんですけどね。さてどうしたものか。空港でじっくり選ぶことになりそうです。

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山賊をご存知ですか?そして私が無神論者である理由

パンダと青年とのふれあいを描いたヒューマンファンタジー…というにはちょっと語弊がある(?)4コマ(概ね)漫画を掲載したサイトを立ち上げていらっしゃる方です。
何かを検索していて偶然ヒットしたサイトでこのパンダと青年に出会ったのですが、もう半ば呆然としながらあっという間にログを読破してしまいました。面白いんだものホントに。
で、この度その漫画たちが単行本化されたのでご紹介。くどいですがアフィリエイトはやってませんので、↓の画像をクリックしても何も起きません。

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「やさぐれぱんだ」アーティストハウスから現在絶賛発売中。お買い求めはお近くの書店またはオンラインブックサービスで。

正直コストパフォーマンスを字面の容積(?)に求める人には不向きです。でも空白の描き出す笑い、の存在価値を認められれば1200円の元は十分に取れるかと。いろいろうじゃうじゃ考えて悶々としている向きにはいっそここまでシンプルな笑いが救急薬になるやもしれません。
別に私は山賊さんとオンオフ通じて知り合いでもなければコンタクトを取ったこともありませんが、微力でもこの本の普及に寄与できれば、と今日は殊勝な気持ちのエントリだったりします。ぜひご一読を。

今日は1日に亡くなられた彼女の告別式に当たる会が執り行われるそうです。
行こうかどうか正直なところかなり迷ったのですが、見ず知らずの人間がいきなり行っても逆にご迷惑だろうと考え、それならむしろ四十九日を過ぎてからお花を携えて、事前にメールを差し上げてから伺おう、と決めました。
何だか家人も乗り気で、一緒に伺って手を合わせたい…ってこの人って時に突拍子もないこと言う。
取っている新聞の北海道版には、道内の所謂「お悔やみ」情報が掲載されていて、そこには葬儀の行われる場所と彼女の住所も明記されていましたのでそれを控えさせていただきました。
今後も存続されるという彼女のサイトの中でこれからも残されたお子さんやご主人、わんこ、にゃんこの生活を垣間見せていただくこともあろうかと思います。
とても健気な息子さんの書き込みを拝見して涙が溢れそうになりました。

ホントに神様ってのは何を考えているのかわからないしつくづく底意地が悪い。
彼女の棺の中は、それこそお顔以外隠れてしまうほど多数の折鶴でいっぱいだそうです。
ここまで多くの人から愛され、慈しまれた方を何故あの若さで連れて行ってしまわなければならないのか。
みもざだってそう。
これほど愛して、愛されて、他の誰からというわけでもないけれど私が誰よりも何よりも必要で大切な存在としていたのにたった8歳で逝ってしまった。
世の中には「このアホンダラ」と罵りたくなる悪人がほらテレビをつければたくさん登場してくるというのに、何故そいつらがのうのうと生きて、彼女やみもざやそれこそドラマのモデルになられた木藤さんのように健気で可憐な人が若くして逝ってしまわなければならないの?

…だから私は神を信じないんです。これってちっともおかしい理屈じゃないでしょ?

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そして夜が明けて@不細工な顔

11月1日。
この日はみもざの命日ですが、更に顔すら知らないけれど勝手に近しく感じていた方の命日にもなりました。
実は全く脳天気なエントリを用意していましたが、急遽差し替えです。

恐ろしいほどの強運の持ち主で、病気が発見されたのも半ば偶然。手術もままならないような進行を見せるはずなのに病巣を取り除く手術は無事に成功したとのこと。
それなのにやはり神さまは残酷で、短い闘病生活の後ついに彼女は旅立ってしまいました。
なんとなくみもざの病状とダブります。だからこそご家族の心痛が手に取るようにわかります。

ホントに、全く接点のない人。それなのに何故こんなに心の中がざわつくのだろう。

今はご冥福を祈ることしかできません。せめて葬儀にお花を送れればと思っていますが、果たして全く面識のない他人からの花を受け取ることってご遺族にとって迷惑ではないのか。
少しでも、悲しみに包まれているご遺族のお手やお気持ちを煩わせたくないですし、あまり時間は残されていませんがじっくり考えてみようと思います。

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みもざの大好物だったはずの焼き魚は旬のシシャモ。チーズは彼女の名にちなんでミモレット(シュレッドタイプで食べやすく)。生クリームを少しと殻まで口にいれようとするほど好きだった甘栗。そして入院中にも喜んで食べてくれた茹でささみ。
ワンディッシュに盛り付けて、お花と一緒に彼女の写真の前に置きました。たくさん食べてくれたかな。美味しかった?

mimozacake1101
ミモザケーキ。なんとなく上手くできました。
家人も私も、そして多分みもざもカスタードクリームよりは生クリームの方が好きなのでたっぷりのそれを塗り、クリームにコクがない分スポンジの間に缶詰の洋梨のスライスを挟む。
洋酒を使うとみもざが食べられないので省略したらちょっと味に締りがなくなっちゃったけど、思いのほかスポンジがふわふわで、かなり美味しくできました(自画自賛)。

去年の今日、私はみもざの亡骸を荼毘に付すための準備に追われていました。
周到にも事前に用意してあったオーダーメイドの骨壷、紙製だけれどちょうどみもざが綺麗に収まるサイズの可愛らしい棺。
棺の中にはミモザの花がなかったので淡い黄色のバラとやはりミモザイエローのふんわりとしたバスタオル。
火葬場に運ぶ車中では彼女のテーマ曲「ミモザ」をかけ…
何かを忙しくこなしていないと足もとから地面が崩れて、自分自身が消えていってしまう、そんな感覚でその日を過ごしていたように思います。

解離性人格障害?とも言えそうなほど、割と自分自身を制御している自分、という存在を意識していましたが、今は自分で自分が抑えきれず、そんな自分にうっすらと恐怖感すら覚えているところ。
ああ、亡くなった彼女のこともきっとトリガーになってるんだろうな。

鏡の中に、腫れぼったい目の浮腫んだ顔をしたオバサンがいます。
今日は誰にも会いたくない、そんな気分の朝です。

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ミモザの花の傍で@一周忌

今、朝6時を少し回ったところ。

私は昨年のこの日、この時間何をしていたんだろう。

昨年の今頃の日記を読み返そうと思いましたが、やめました。動揺しない、と断言できないから。

恐らくみもざは苦しくて既に安眠できない状態だったはずです。

この頃は呼吸が困難になっていたので私のベッドに入ってきてもすぐ出てしまう。それの繰り返しだったと記憶しています。

昨日の朝届いたミモザの花はまだ盛りには遠く、せいぜいが四分咲き。しかもきつくまとめられていたためかびまで発生していました。

それでもこの時期に花のついたミモザを入手できたことに安堵。今日は一日をみもざのために過ごすと決めているので洗濯も昨日まとめて済ませ、花を綺麗に生けなおしたり、ミモザケーキを焼いたり、と家の中で地味にその時間を迎えようと思っています。あ、カクテルのボトルも冷やしておかないと。

不思議なものです。

みもざがいなければ生きていけない。確かにあの頃はそう思っていました。それでもこの一年どうにか暮らして来れたし、想像以上に落ち着いた心持で今日を、一周忌を迎えることができました。

それでも、ドラマじゃないですが1リットル以上はここまで涙を流してきたし、実は今でもふとした弾みで彼女を偲んで涙腺の箍が外れてしまうことがあります。

時間が解決してくれることとそうでないことがある。それを思い知らされた1年間だった、とも言えるでしょうね。

最近風雅が私の膝にそっと手をかけ、寄り添うようになりました。

その体勢はみもざも好んでいたそれ、で、目を閉じるとその重みがとても懐かしい。

みもざがいた頃は決してそんな甘え方をしなかった子なのに、その心境の変化ぶりには家人ともども首をかしげてしまいます。
懐かない、というより壁を作ってしまっていたれいあもそれなりに私を慕ってくれてるようです。

朝、アラームを止めて起きようとするとどこからともなく飛んできて、悲鳴のような鳴き声(いつもそんな調子の鳴き方ではあるのですが)を上げながら私の目の前でお腹を見せて甘える。とても愛らしいその仕草に目を細めている私をみもざはどこかから見ているのでしょうか。

…ヤキモチ焼いてないといいけど。

たかが猫、されど、猫。

みもざを喪ってから確かに私の一部は機能しなくなっています。みもざの亡骸を燃え盛る炎の中に投じたとき、一緒に何か、も燃やしてしまったのかもしれません。

その何か、がわからないまま1年は過ぎていき、それでも社会の中でそう悪目立ちすることもなく生きて来れました。

でも、確実にどこかが歪んでいます。その歪がいつか精神のバランスを失わせてしまいそうで何だか怖い。

ペットロス、という言葉では片付かないような気もしています。なぜなら私にとってみもざは「ペット」ではなかったから。大事な人生のパートナーだったから。

それでもその喪失感を現状における様々な躓きの原因にしているズルイ私がいることも事実なので、この今日という日を契機にもう一度客観的に自分を見つめなおしたいと思っています。

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