のあちは再び青ざめる
何故か思い立ってXPのSP2をインストールしようと、朝のクソ忙しい時に何気なくクリックしたアイコン。
これがパニックを呼び起こした。
無事インストール完了、そして再起動…お?画面が黒いぞ。
そう、起動しないのだ、パソコンが。
家事の片手間なのでずっと張り付いているわけにもいかず、キッチンからちらちらと覗き見るけれど、ディスプレイは依然真っ黒。HDDは沈黙。
凡そ10分ほどその状態が続き、徐々に私の背中にはじと、っといや~な汗が滲み出してきた。
さすがにもう限界、とばかり、某身内の家に電話をした時にはアイコンクリックから既に15分以上経過。
パソコンの師匠(いつもお世話になってます)である某身内のダンナがまだ睡眠中であることは百も承知だったがなんせ非常事態。構っちゃいられん、許せ!とばかりに電話口の身内に事情をまくし立てると、その勢いに負けダンナを起こし、事情を説明してくれることに。感謝。
数十秒の保留音が長いこと長いこと。
ようやく返ってきた「電源切っていいって」という短い言葉に不安を覚えつつ電源をぶった切り、再度入れる。と…
「画面青いけど…あ、黒くなった。しばらくお待ちください、だって」
「あ、じゃあ大丈夫みたいだ、って」
…やれやれ。
お礼を言って電話を切った後も、音源が読み込まれなかったりととりあえず私でも何とかなる小さなトラブルが発生。それでもどうにか元通りに起動してくれたパソコンに、思わず頬ずりをしたその瞬間電話が鳴り出した。
取った受話器の向こうからは某身内の声が。
「パソコン、ちゃんと起動した?」
おお、さすが身内。フォローまでしてくれるのか。心配かけてごめんねありがとう…
「うん、大丈夫よ。ありがとね」
「いや、そのまま起動しないこともあるんだって」…な、なんですと!?
「さっきの電話のあとダンナがいきなり起き上がって何か調べてたんだけど、そういう状態でそのまま起動しなくなることもあるんだってね。だからうち入れてないよ、SP2」
その瞬間、今度こそ血の気が引いたのは言うまでもない。
今日はこれから再びバックアップに勤しむ予定。
いや、ホントパソコンってわかりませんわ。今はただただご機嫌を取るべくディスプレイを磨いたりしてるんですけど…って関係ないよな(鬱)
便利だけど、ひとたびへそを曲げられたら手のつけようもないブラックボックス。
パソコンに振り回された朝のひとときでした(と綺麗にまとめてみる)
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