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猫の話と揺れる体温

昨日は陽太とカノンの通院日。
1ヶ月分いただいている薬(サプリメント)がなくなると血液検査をし、また投薬、という状態がかれこれ半年以上続いています。
腎機能低下、という診断名は、既に腎臓の何割かが機能を停止している、つまり細胞が破壊されているということで、この壊れた細胞が再生されることはありません。
あとは如何に残された機能を失わせることなくこれからを過ごさせるか。
現在彼らはどちらも元気で食欲も旺盛。フードは腎臓疾患の猫用のドライをメインにしていますが、シニア用のウエットも少しあげています。
水は、所謂R.O.水、ミネラル分まで除いたものを飲用と、ウエットにも少し混ぜて水分を十分取れるようにし、おやつもあげるのを止めました。
それでも刻々と彼らの腎臓の細胞は壊れていくだろうし、いつ腎不全と診断されるかわからない。
みもざをああいう納得できない形で喪って、今度はその息子たち?冗談じゃあありません。
この子たちは絶対守ります。最低でもみもざが亡くなった8歳を超えて、10歳、15歳、と生きてもらうんだから。
検査の結果は、クレアチニンだけがどちらも2.5と基準値を超えていますが、それ以外の項目はほぼ基準の範囲内です。
でもこのクレアチニンの数値は多少前後こそしますがほとんど変化がないので、早急に体調が変わったりすることはないだろう、との診断結果でした。やれやれ一安心。
それにしても昨日は病院、混んでたなあ。家を出てから帰宅まで2時間半!
ま、みもざの通院は片道2時間近くかかってましたからそれに比べればなんてことのない時間かもしれませんが。

のんちゃんとちびは一触即発状態が続いています。
何度かバッティングしては壮絶なにらみ合いから取っ組み合いへと発展し、互いにそれを嫌うようになったのでしょう。時間差をつけて2匹がそれぞれ我が家の玄関先に現れてはレトルトのフードをおねだりする、という毎日で、のんちゃんはたまにネズミ(内臓だけ食べてるらしい…)や鳥(昨日はカラスを獲ったらしい…)など、自給自足的な側面を持ちつつ、どちらもほとんどの食生活は我が家で供するものに依存しているようです。
今冬は積雪が例年にないほどで、比較的雪の少ないルートを辿って我が家に来れるところにいるちびはともかく、のんちゃんは50センチはあろうかという雪の上を器用に漕ぎながら(?)やってくるのでついつい甘やかしたくなり、気付くと日にレトルト3袋は食べさせていることもありました。
手を伸ばせば届くところでどちらもご飯を食べているのに、ほんのちょっとでも動くと飛び退ってしまうちび。そぉっと背中を撫でることのできるのんちゃんも、気持ちいいから撫でさせているわけではなく、食べるのに忙しくて「構ってられないわ」といった風情であることに気付きました。そう、どちらも懐きそうにない。
懐いて、私を信頼してくれれば、カンタのように暖かい家で過ごせるかもしれないのに。
気長にやるしかありません。捕獲して保護できるスペースがない現状では、全く人馴れしていない状態で家に入れることはできないのだから。

今日は遅ればせながらインフルエンザのワクチン接種を、と家人を伴って病院へ。
受付で問診票を記入し終えると、交換に体温計を渡されました。確かに問診票の下部に「体温が37.5℃を超える人は接種できない」旨の記載があり、ああ、そうか、と何気なく思ったのですが…
ピピピ、という検温終了のシグナルで腋の下から取り出した体温計が示していた数値は37.5℃。
受付の女性は、「あら、じゃあもう一回測ってみましょうね」違う体温計を手渡され、再び腋の下に挟むこと5分。ところが表示されているのはまたもや「37.5」
「あらあ。じゃ、その上着を脱いで少し涼しくしてから測ってみましょうか」
…今度は37.6℃でした。完璧にアウト。
「また体調のいいときに来てくださいね」だーかーら!体調はいいんです。どこも痛くも痒くも気分だって悪くもありません。
子猫騒動の時は血圧が上昇。実は今日、ちょっとしたトラブルがあってそれで体温が上がったのかも。
ちなみに今測ったら36.7℃。いったい何だったのでしょうか。更年期で自律神経が上手くコントロールできないのかな(涙)

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