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JRA賞発表に寄せて@語る語る

JRA賞が決まったそうですね。
ざっと見て驚いたのは、受賞馬のほとんど社台印、ということ。
追分だのノーザンだの、馬主で言えばキャロットやフサイチなどと細分化(?)されるものの括れば皆社台関係馬ばかりじゃあないですか。
社台以外の生産牧場は、テイエムプリキュアのタニグチ牧場、スイープトウショウのトウショウ牧場、テイエムドラゴンの鎌田正嗣氏。
ちなみに受賞馬は全て関西所属馬で、中でも角居師は3頭延べ4部門を独占しています。
授賞式は23日に東京で行われるそうですが、生産者の席はほとんどが社台グループ関係者で占められるのでしょう。
違和感はありますが、これが今の競馬界における「現実」。
社台以外の三生産者は、厳しい言い方ですが突然変異的に現れた「強い馬」によってJRA賞を齎されたような印象を受けます。
中堅のトウショウ牧場はともかく、他の2牧場は年間生産頭数も大した数ではないでしょうから。
果たして来年のこの賞を、幾つ、社台以外の牧場が受賞することができるのか。
鬼に爆笑されそうですが、今からそんなことを考えてしまっています。
以前、どこで生産されようが馬が強ければ人気も出るだろうし決して一極集中でも競馬人気の趨勢に影響はなかろう、という主旨のエントリをアップしましたが、売り上げが1兆円近く落ちた、とあっては私の考え方が間違っていたのでは、と思うようになりました。
オグリキャップは三石の小さな牧場で生まれ、ハイセイコーは新冠、ナリタブライアンは今はなき早田牧場、ルドルフはご存知シンボリ牧場生産。
10年前の1995年、JRA賞は13部門のうち社台Gの生産馬はわずかに2頭だったことを考えればこの10年間日高の生産者はいったい何をしていたのか。
このままでは日本の競馬は明らかに衰退していきます。
何もかもを兼ね備えた存在であるディープインパクトが、胴元の描いたシナリオどおりに光明をもたらさないことがわかって、JRAも方針転換を考える必要があるのではないでしょうか。
かといって対社台、という構図を生み出すのがJRAであってはならないわけで、ここは日高の奮起を、と言いたいところですが、ここまで較差が大きくなってしまってから果たして打つ手はあるのか。まあ、私のような部外者が危惧することでもないのでしょうけれど。

さて今年のJRA賞、得票数も掲載されていましたがその中で幾つか意外な投票を見つけることができました。
まず父内国産馬の「シーイズトウショウ 1票」…なんで?
最優秀短距離馬の無効票1票は恐らく「サイレントウィットネス」ではないかと。
年度代表馬にスイープトウショウへの票が1つもなかったのはちょっと不思議。4歳以上牡馬でゼンノロブロイ投票するよりよほど的を射ているような気がします。
そして考えさせられたのは最優秀3歳牝馬。
僅差でシーザリオが選出されましたが、関係者、特にラインクラフトの馬主さんは納得いかない部分もあるでしょうね。
実は昨年の最優秀3歳牝馬選考の際にも思ったことですが、選考基準があまりに曖昧なためスッキリしないものが残ると私は考えています。
オリンピックのマラソン代表選考のように、基準レースを定めることが必要なのではないでしょうか。
3歳ならクラシックと馬齢限定GⅠ。現実に2歳馬は朝日FSと阪神JFが実質的な選考レースになっていますし。
シーザリオが制したアメリカのGⅠはレベルが高くはない、という話も聞きます。それでも、語弊がありますが「勝ち逃げ」した分イメージが良いのでしょう。
では私が1票を投じるとしたらどちらに入れるか?
…迷いますが、ラインクラフト。なぜなら、国内の3歳限定GⅠレースを、1つは牡馬に混じって勝っているから。
桜花賞を見たら、鞍上が逆なら着順も逆だろうな、と思ったのは事実です。でも結果は結果。GⅠ2勝して何も賞が取れないのはどうにもかわいそう。
恐らくシーザリオが万が一無事に復帰できたなら明らかに力はラインクラフトより上だから結果的に今年しか受賞のチャンスはなかったでしょうね。
それでも、3歳チャンピオンは3歳の、国内のレースを基準として選考すべきだと私は思います。

毎年、誰がどの馬に投票したかが公表されてますね。
今年も公表してくれるのかな。いろいろな意味で早く見たいものです。

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コメント

きょうJRAの、数を関係したかった。

投稿: BlogPetのみもにゃ | 2006/01/11 11:48

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