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迷う@正解なぞきっとないのだけれども

のんちゃんのことでお世話になった獣医さんと世間話をしていて、みもざの話題になりました。
その先生は、乳腺腫瘍の猫については腫瘍と乳腺の摘出手術は行わない方針だそうです。
結果論ですが私もその方針は正しい、そう思うようになっています。

みもざの場合、最初に行った細胞診のための手術が全てだったのではないでしょうか。
近所の、衛生面や施設面でも非常に不安を感じさせる小さな病院。ここでの雑な手術が癌細胞を飛散させた、恐らくこの推察は外れてはいないでしょう。
その後、転院しての乳腺全摘手術に関しては、設備の行き届いた比較的大きい病院で腕の良い院長先生にお願いしているので、ここで転移が起きた可能性は0ではないにせよ、前者に比べれば小さいはず。
もしあの時手術という治療法を選ばなかったら、ぐずぐずと崩れたたくさんの腫瘍をお腹に抱えながらもみもざは生きていた、そう思うことも実は未だにありますが、実際にそうであったかなんてもはや知ることもできやしません。
ただ、オンラインだけで一方的に知っていた同世代の女性が、胃がんで余命半年と診断されたのに、胃の全摘手術を受けてから僅か3ヶ月足らずで亡くなってしまうまでの悲しい顛末をブログや掲示板で拝見したこともあり、やはりどうにも手術という治療法には疑問を抱かずにはいられません。
…でもねえ。
あの時、あんな米粒大のしこりがそれほどの殺傷能力(?)を有していたなんて、誰が想像できるでしょうか。
あのちっちゃいできものさえ取り除けば元通りになる。そう思った愚かな飼い主を誰も責めることなんかできやしない。
それでも、私は最愛の存在を私の判断誤りで亡くしてしまった、一生そうやって自分を罵りながら生きていくことは間違いありません。

招かざる客のせいでへとへとに疲れた週末を経て、今気持ちもどよんと落ち込んでます。
こんな時こそみもざを抱きしめたいのにな。
お腹が空いたときだけ擦り寄ってくるれいあもかわいいけれど、打算抜きで寄り添ってくれる存在がどれだけ必要かいやというほど思い知らされていたりして。

振り向いたらそこにふっくらとした美しいキジトラ白の猫がいる。
そんな当たり前の日々を何故もっと大事にしてこなかったんだろう。
…ごめんね、みもざ。
振り向かないでいたいのに、こうやってあなたを喪った悲しさを嵩にきて落ち込んでるダメダメな私を、いつものように噛み付いて怒ってよ。左ストレートの猫パンチでひっぱたいてよ。

明日を明るく笑って迎えられるように、今日はたくさん涙を使ってしまおうと思います。今日だけ(でもないか)はみもざ、弱いままを見逃してね。

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コメント

みもままの、元通りとか打算するつもりだった?
一方きのう、手術しなかった?
実はみもままと自分が転移しなかったよ。

投稿: BlogPetのみもにゃ | 2006/03/08 12:14

はじめまして。今さら、こんな昔のお話に、コメントしてもどうにもならないかもしれません。でも、うちのネコさんのような例もありますよ、多分、みもママのしてきたことは間違ってないよ・・・とお伝えしたくて。ちなみに、うちのネコさんは先月末に亡くなっています。PKD、喘息、心肥大、高血圧、腎臓病起因の甲状腺機能亢進、貧血と、沢山の病気を抱えていました。その間に、2度の乳がんの手術をしました。はじめは、腫瘍だけ切除したのですが、何と3週間で再発。それも、30か所くらいぶつぶつがありました。もう、何度「手術しなければ」と後悔したことか。再発の可能性だってあるとは知っていましたが、3週間の速さですよ。悪い冗談だって思いたかったし、獣医を恨みました。でも、私の住んでいるオーストラリアでは、「腫瘍は、積極的に外科手術で取り除く」らしく、再度手術を勧められました。・・・普通、怖くてもう一度なんてできませんよね。でも、獣医の「私の猫なら絶対に手術する。助ける」って言葉を信じて、乳腺の全摘手術を受けました。・・・結果、すべての腫瘍が「良性」で彼女は、それから1年半生き、再発もなく生活しました。きっと、何が正しいなんてありません。でも、みもママが手術をしてあげたことは、間違っていなかったと思います。でも、みもママの後悔の気持ちもわかります。私も、沢山後悔していますから。そのうち「ひょこっ」てでき来てくれるんじゃないか…って、毎日期待していますが、出てきてくれはしません。こんなに大切だったんだなぁって毎日実感しています。でも、そんなに大切な物がある…自分たちは幸せですよね。私は、そう考えるようにしています。だって、あんなに幸せな時間もあったんですから。まだまだ、私は引きこもりそうですが、みもママさん、みもざちゃんが心配しないように、少しでも、元気に過ごしてあげて下さいね。猫たちは、ママが元気がないと心配しますよね。…と言いながら、めそめそしている1読者より。

投稿: ジジママ | 2008/03/14 15:35

コメントありがとうございます。
…そうですね。どんな選択をしても後悔しますよね。
わかってはいても、もどかしくて辛くて…
でも、みもざを亡くしてから3年が過ぎて今、気持ちにはかなり余裕が出てきました。
ジジママさん、今はお辛いと思いますが、時間は本当に親切です。私ももう泣くことはほとんどなくなりましたよ。

>あんなに幸せな時間もあったんですから

そうですよね!私もようやくそんな気持ちを持てるようになりました。
闘病時の辛さよりも今は一緒に過ごした楽しい時間ばかりがよみがえります。
(同時に、彼女がした悪さの数々も(笑))

コメントいただけて本当に嬉しかったです。
ジジママさんの猫ちゃんのご冥福をお祈りします。

投稿: のあち | 2008/03/14 21:21

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