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レッツ!コミュニケーション@確かにありゃ人間に見えるわ

最近、私の後頭部をガツンと殴打してくれた二つの出来事。

ひとつは、某金八先生がトーク番組でのたまわれたこの言葉でした。
「お金はコミュニケーションです」-お金は人とコミュニケーションをとるための1つの手段である、と。
お金を介在しないコミュニケーションが取れる人がどれだけいるか。そして、その存在がどれほど大切か。

これは私の価値観を大きく変える一言でした。
確かに、私は非社交的であり基本的に人を信頼しない主義なので、お金の絡まないコミュニケーションなんてここ数年、日常にほとんどないかもしれません。
なにしろこの地に転居してきてから、マトモに友人と呼べる人はいないのだから。
唯一価値観が近く、互いに子供もいなかったこともあってシンパシーを感じていた人はダンナさんの転勤でこの地を離れてしまったし、ちょっと前にお子さんが生まれてからはもうメールの内容も育児報告(?)のようなもの。

そしてもうひとつは、地下鉄の窓に映った自分の顔。
そう、年齢相応に老け込んだ、口角の下がっているおばさんの顔。
招かれざる客どものせいか、家人への不満(?)のせいか、いつしかへの字に曲がった口元が、頬が緩んでできた皺とともに一気に加齢を表してしまったみたい。

ゲンキンなもので、映画を見たり、サックスを買うに当たって店員の若いお兄ちゃんと意気投合、半ば雑談に興じて2時間あまりを過ごしたり、と楽しい週末のおかげで口角はあっという間に元通り。皺は仕方ないですが、それでも表情はかなり若返ったと思います(あくまで主観ですが)。

さて、コミュニケーション。
以前にも書きましたが、「自分から好きにならないと相手も好きになってくれないよ」と早くも15歳にして14歳の私の本質を見抜いた部活の先輩の言葉が全てです。
とにかく、まず自分を好きになること。そして人に対しても寛容な気持ちを持つこと。
この歳にして情けない目標ではあるのですが、この歳だからこそ軌道修正が難しいわけで、手始めに家人への対応からでも変えてみましょうか。

本当はいろいろとうだうだと書きたいことはあります。
守銭奴で大ぼら吹き野郎、殺人犯(現在はまだ死体遺棄容疑のみでの拘留)、札幌で始まる恥ずかしいイベント、社保庁の体たらく、エレベータ事故(事件でしょ)…ネタが尽きない。情けない。
どれを取り上げても批判しか出てこないし、書いていて恐らく気分が滅入るはずなので敢えて俎上には載せません。
楽しいこと、ないかな。
とりあえず8月の「おでかけ」が決まったことくらいか。

海上を泳ぎつつ手(?)を振るトドを人間と間違えて救助しそうになった保安庁のニュースがオンエアされました。あのレッサーパンダの風太くんは双子のパパになったそうな。
-日々こんな話題ばかりがメディアをにぎわすような世の中になってほしい。日々しみじみ思っています。

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コメント

情けないお金などのたまわれた
早くもメディアを批判したかった。


投稿: BlogPetのみもにゃ | 2006/06/09 13:49

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