チーズフォンデュはいかが?@お薦めのレシピです
家人は1つのメニューが気に入ると、パワープレイに突入します。
オニオングラタンスープ、にゅうめん(温かいそうめん)、あんかけラーメン…あまりに食べ過ぎて飽き、フェードアウト、というのがパターンである中で、未だ飽きないのがそう、チーズフォンデュ。
スイスの郷土料理だそうですが、そもそも日本人がこれほど様々な種類のチーズを好むようになってからそう日は経っていないはずで、この、まんまチーズ、の料理はまだまだ日本人、それも年輩の方にとっては食わず嫌いな存在のようです。
でも!
このチーズの組み合わせで作ったフォンデュは誰に食べさせても好評なのだ。
にんにくをやや多めに使用しますが、お嫌いな方は除いても構いません。
ではレシピ。
まずエメンタールを80グラム
そしてグリュイエールを同量
これが決め手。アッペンツェラーも80グラム
作り方はカンタンです。(2人前)
①耐熱ガラス、ホーローなど厚手の鍋の鍋肌(もちろん内側)に切ったにんにくの断面をこすりつける
②ワイン(白、辛口)80ccをその鍋に入れて沸騰寸前まで温める
③にんにくを細かーく刻んで、まずワインの中に投じる
④とことん刻んだ3種のチーズを加え、よーく混ぜる。この際小さい泡だて器を使うと便利
⑤コーンスターチ大さじ軽く1を大さじ1の白ワインで溶いて加え、更に混ぜる
⑥とろりとしたら出来上がり
カリッとしたバゲットや茹でたじゃがいも、荒挽きソーセージ、ブロッコリーなどを一口大にしたものを彩りよく並べたらお客様にも出せる一品にも。
チーズの入った鍋を、専用のコンロで温めながらいただくのがホンモノっぽくて(?)いいのでしょうけれど、我が家は猫もいますし、割と短期決戦で食べちゃうので鍋敷きの上に載せて出しています。
くどいようですがポイントはアッペンツェラー。これを混ぜることで風味もグン、とアップ!
ただ、皮の部分の匂いがねえ…えーと、例えが悪いのですが、猫のお尻のあの匂いに近いかな(お薦めにならないし多分猫飼ってる人はみんな引くだろうし)。ここは取り除いた方が間違いなく無難でしょう。
使う白ワインには拘らなくても構いませんが甘口だけは×。まるで違うモノ(?)が出来上がっちゃいますので。
共に味わうのはキンキンに冷えた白もいいですが、我が家では赤のざらっざらとしたフルボディをいただきます。
チーズが残ってしまったら、少し牛乳で溶き伸ばしてオムレツのソースにしたり、卵そのものに混ぜ込んで焼いても美味。
アッペンツェラーは熟成の期間によって価格が変わりますのでフォンデュに使うなら一番安価なものを選びましょう。それでも十分美味ですから。
さ、昨日大量にチーズを買い込んできたので今日は久々にフォンデュ、食べようっと。
ちなみに、某デパートのチーズ売り場で3種のチーズを400グラムずつ、他にも家人の好きなチーズなどをまとめて聖徳太子お一人分程度買ったらレジのオバサマが「領収書はいかがいたしますか?」…いや、別に飲食店やってないし。でもそう思われても不思議はないですね。
これほどアッペンツェラーをまとめて買う客も珍しいのでしょう。フォンデュに入れると説明したら「そうそう。これを入れると美味しいですものね~」
…ん?この既視感は何?
そうだ!このオバサマに私半年ほど前同じ説明したぞ。その時のリアクションは「あら!それはいいアイディアですね!」
恐らくその後試されたんでしょう。なんだかちょっとだけ嬉しくなってしまった出来事でした。
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コメント
チーズフォンデュ♪とってもお洒落なメニューでいいな☆
それにワインともあいそう。
…。慶事もあったようで、今夜は乾杯ですね☆
投稿: わすれなぐさ | 2006/09/04 17:36