« 我が家に黒猫復活?!@ノロの驚異は未だ続く | トップページ | とか思ってたらしいの(BlogPet) »

毛ガニが目にしみる@カニは当分見たくない

家人の留守中、取引先の若社長が我が家を訪れた。
彼の手には大きな発泡スチロールの箱。いやな予感が脳裏をよぎる。

「ほんの気持ちです」

その言葉とともに玄関先へと置き去りにされた箱をそっと持ち上げる。蓋の隙間から漏れるにおい。予感は的中した。

キッチンへ運び、中を見ると、今朝方茹でられたばかりなのだろう。まだほのかにぬくもりの残るそれ-毛ガニ-が5ハイ。

・・・誰が剥くと思ってるんだーっ!

いずれもかなり大ぶりだ。持ってみたところずっしりと身が詰まっている。
先だって別のところから15ハイいただいた時はすぐにご近所へ配った。そうでもしなければ捌ききれなかったから。
だが、今回は5ハイ。配るには中途半端だし、かといって家人は決して自分で剥いてまでカニなぞ食べようとはしない。
ということで、諦観に背中を押されながらやはり全て剥き身にすることにした。

脚をまずキッチン鋏で1本ずつ取り外す。
どうしてコイツはこんなに棘があるんだろうか。そう、何もここまで殻を硬くすることもあるまいに。
外した脚の両サイドをこれまた鋏で切っていく。
昔から、甘栗は全て皮を剥いてから。夏みかんも、ライチも一気に剥いて一気に食べる、という主義なので今回も黙々と外した5ハイ分の脚に鋏を入れていくこと30分。
ようやっと全ての脚が「すぐ食べられる状態」へと仕上がった。

ここまでくると作業はかなり楽しいものとなる。
パッカリと開いた脚から身を指でこそげ取っていくのだ。棘にさえ気をつければ実に面白いように身が取れる。
甲羅(と胴)の部分は家人に食べさせよう。少しは苦労を知れ。

かくして小ぶりのボール1杯分のほぐし身ができ、今晩のおかずはかに玉、カニの酢の物、そして豪快に皿へ盛られた5個のカニの胴体。
ホクホク顔でカニを頬張る家人を横目で見ながらそっと私はつぶやいた。

…向こう3ヶ月はカニ、見たくないし。

田舎のお付き合いには山なら野菜、海なら海産物が漏れなく着いてくる。
カニのみならず、生きたままのうに、生きたままのつぶ貝、生きたままのホタテ、ちょっと前まで生きていたであろうカレイ、ほっけ、時には鮭(!?)までが丸ごと1本無造作に届き、その度にぎゃあぎゃあわあわあ大騒ぎしていたものだが、最近はすっかり馴れた。
ちょっとした魚なら自分でどうにかできるし、うにも貝類もどうにか食べられる状態に仕上げられるようになった。
でも考えてみればこれはかなり贅沢なシチュエイションなのだろう。
ありがたいと思いつつ、それでも心のどこかで面倒くさいという気持ちと戦いながら、今日も、ついさっきいただいた「生きているうに」を捌く。
美味しいんだけどねえ…今度は剥き身を持ってきてくれないかな~(すみません、あつかましくて)

|

« 我が家に黒猫復活?!@ノロの驚異は未だ続く | トップページ | とか思ってたらしいの(BlogPet) »

コメント

カニの話を読むと、元気がでてくるよ!

投稿: BlogPetのみもにゃ | 2006/12/24 12:03

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 毛ガニが目にしみる@カニは当分見たくない:

« 我が家に黒猫復活?!@ノロの驚異は未だ続く | トップページ | とか思ってたらしいの(BlogPet) »