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美しい国を目指す美しくない内閣

柳沢厚生労働大臣の「女性は子供を産む機械」発言が波紋を広げている。
個人的に社民党は好きじゃないけれど、今回に限って言えば福島党首の「そもそもこの人は自分が何を咎められているかすら理解していない」という主旨の意見は的を射ていると思うし、辻本清美議員のあの怒りの表情からはお得意の「してやったり」的なそれ、が見られなかったことからも本当に彼女たちは怒っているのだろう。

そもそも、大蔵官僚上がりで経済財政事情しか明るくないこの人を厚生労働大臣に指名した時点で安倍内閣は少子化問題を「機械的に」「数字的に」処理することを念頭に置いていたとしか思えない。
柳沢氏の発言を受けて自民党の高市議員が「産めない私は不良品なのか」と不快感を露わにしたが、正に安倍内閣の少子化対策にあっては必要なのは出生率の上昇だけだ。

「何故女性が子供を産まなくなったのか」ではない。
「何故女性は子供を産むと言う選択肢を取らなくなったのか」ということについて考えようという気概がこの内閣からはどうにも感じ取れないのだ。

美しい国、日本。

安倍首相の目指す美しい国、って何だろう。
そもそも2世議員で何一つ幼少時から苦労をしたことがない人間に、国民の痛みの何が理解できるというのだろう(議員に限らず、同族企業の2世、3世社長はその能力が創業者に劣る傾向があると私は思う)。
小泉純一郎だってそうだ。2世どころか3世。その上自分の家庭ひとつ守ることができなかった。
そういう人間が国を治め、その結果今の日本は格差社会と呼ばれる弱者に優しくない国になってしまった。

極論だけれど、今の政界に期待できないならいっそ爆笑問題の太田やビートたけし、島田紳助などに政党を組織させてみてはどうだろう。
自分の力で、知恵で今の地位を築いた人間こそが今の日本のあり方を冷静に見つけることができるだろうし、弱い者の生き様を知っているからこそ弱者に優しい政治ができるはずだ。

これも極論だが官僚出身者と2世、3世議員を閣僚から排除する。
これだけで内閣はかなり風通しがよくなり、驕る官僚に与することもなくなると思うんだけど。

柳沢厚生労働大臣は恐らく辞任しないだろう。内心では己の非を認めない-気づかない-まま、形どおりの謝罪を繰り返しほとぼりが冷めるのを待つ。
任命責任を持つ安倍首相も同じ。首をすくめたまま嵐が過ぎるのを待つ腹積もりなのだ。
ここを乗り切ったら、なんて甘い考えを抱くのは大間違い。このまま辞任させなければ支持率低下は間違いないのだから。
そういう意味では情緒的なものの考え方ができない、最もそのポストに相応しくないといっても過言ではない人物を厚生労働大臣に据えた安倍首相が最大の加害者なのかもしれない。
その結果馬脚を現してしまった柳沢大臣と彼の家族が最大の被害者なのかも…

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猫とストレス@我慢の日々はいつまで続くか

Demae20125

Demae0125
香港のジャスコで買ったこのラーメン、食べるのを楽しみに取っておいたのに…
いかな人一倍食い意地の張っていた愛猫でも、生(つまり調理前)のインスタントラーメンまでは襲わなかった。

犯人はわかっている。
閉まっていた戸棚の中からこのラーメンを引っ張り出し(ちなみに件のほうとうは猫でも開けられない、違う場所に保管していました)、そこには食べられないもの(ビニール袋とか食器洗い用スポンジとか)もあったにもかかわらず他の物には目もくれずラーメンの袋だけくわえて脱出、人目につきにくい場所でこっそりパッケージを破って中の乾麺をぽりぽりと貪っ…てくれりゃまだあきらめもつこうもの。
なのに恐らくお口に合わなかったのだろう、端っこを少し齧ってポイ、してしまったらしい。ムカ~!
幸いにも粉末スープは無事だったので、いつかこれで味噌スープでも作ろう。ふん!

で、犯人は。
ひとり、もとい一匹しかいない。以前仮病まで使ってみせたあの猫だ。
その戸棚には扉があるのだが、ラーメンを盗み出したあとそれがほぼ閉まっていた。そんな芸当ができる猫は我が家にはそいつしかいないのだ。
案の定、叱られることを敏感に察して彼は頭から湯気が出ていただろう私の姿を遠巻きに見ていたかと思うといきなりベッドの中に潜り込んで身を隠した。

彼の前科は、細いうどん(これも茹でる前の乾麺)襲撃、買ったばかりの削り節パック(真空状態でにおいは漏れていないはず)襲撃、これまた真空パックの猫おやつ襲撃、と実に華々しい。
もちろん、かつぶしとおやつは完膚なきまでに食べつくすが、それ以外についてはいずれもほぼ未遂。手はつけたものの、ろくすっぽ食べないまま床に放置してしまうから始末に悪い。許しがたい。

この賢い猫の兄弟がまた間抜けで、胎盤の数からして恐らくこの2匹は一卵性と思われるのだがもしかしたら脳みその配分間違えられたのかな。とにかく躾というものが一切できないと来ている。
このテーブルに乗っちゃだめ、と言い聞かせること8年。乗らない日はない(涙)
そのほか諸々、彼が私の叱責を受けない日はなく、もちろん体罰はなしだけれどたまぁに怒声も…

昨日の通院は2匹揃っての血液検査だった。
賢い方は尿検査もあったがどちらも特に問題なし。1年続いた投薬ももう少し様子を見て中断できそうとのこと。
問題はお間抜けの方。
数値が徐々に上向きで、ある検査項目は上限をぶっち切っているではないか。
だが出るはずの症状が出ない。原因が今ひとつわからない。
「ストレスも一因ですよ」…ってそんな、人間じゃああるまいし…って…うーむ。

ということで、以前も試みたことはあったが、これからしばらくの間彼を叱らないことに決めた。させたいようにさせる。何処に乗っても何をしても怒らない…なんかこっちのストレスが溜まりそうだけど。
ちなみに人間の高血圧もストレスが一因らしい。
以前酷い頭痛の時、高血圧が原因か、と測定したら案の定(私にしては)驚くほど高かったのだが、それは痛みによるストレスのせいで上がっただけで、高血圧が原因で頭痛が起きることはないそうだ。
人間の方は諸事情によりストレスがなくなることはここ当分というかほぼ半永久的にありえないので、せめて猫だけはノーストレスで過ごさせてあげなきゃ。

ということで。
頼むからあんまり悪さしないでね。
…って頼んで聞くヤツじゃあないんだけどさ。

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雪見で温泉@ストレス解消しなきゃ

ついに!念願かなってとあるリゾートホテルとレストランの予約ができた。
正直コストパフォーマンス的な部分では不安もあるし、実際のところいつも利用しているオンラインのトラベルサービスでは評価が両極に二分されるホテルであるためどっちに転ぶか、今からドキドキ。
家人は乗り気ではないが、そもそもこれは私の誕生日のお祝いイベントだったのだ。もう半年近く過ぎちゃったけどさ。

昨年末は香港、上京、今月に入ってからは家人も上京、そして来月はリゾートホテル。
さんざ散財しまくったというのに、更に今日、衝動的に温泉宿の予約を入れてしまった。
ここは二人のお気に入りの宿で、空いているのがいい(宿側にとってはありがたくない話だろうが)。
ちょっとしたラウンジがあって、そこを貸し切り状態にできれば更に、いい。
恐らくその翌週は様々な対峙が待っていて、二人とも気の抜けない時間が続くはずなので、その前にリフレッシュして臨戦態勢を敷かなければ。そのためにはちょっとした出費は仕方ないだろう。
一晩置き去りにされる猫たちには気の毒だけど、すまん、君らにもいずれかかわってくる話なんだ。許してくれろ。

今日は我が家の猫の通院日。
そういえば実家の猫、つまり我が家の兄弟猫の兄弟(ん?)が、見た目にも急激にやせたとのこと。
当然病院へ連れて行ったが、何故か尿検査しかしなかったそうだ。
尿には肉眼ではっきりわかる結石が出ていて、当分療法食を食べさせるようにと指示された。
…普通こういうケースの場合血液検査しない?
結石でもやせるのかしら?少なくとも排尿障害などはなかったらしいし。
猫も8歳を過ぎるといろいろ出てくるのかもしれない。亡くなった愛猫も10歳の誕生日すら迎えることができなかったしなあ。
おせっかいは百も承知、で母に、次の通院日は血液検査をお願いするよう口を挟んだ。
どうぞ彼らは無事10歳の誕生日を迎えてくれますように。母である愛猫の分まで生きて欲しい。

猫たちを連れて病院から帰ってきたらやけに体がダルい。
一度座るとなかなか立ち上がれず、そのうち妙な寒気が背筋を上ってきた。
体温計は37.8という数字を示している。明らかに風邪の引き始めだ。
鴨南蛮うどんを食べ、市販の風邪薬を飲み、更に1本1000円の栄養ドリンクを飲む。これで万全だろう。あ、ビタミンC、みかんも食べておこう。
基礎体力はあるので、恐らく明日の朝には回復傾向にあるはず。
ということで、今日は目標就寝時間21時!寝れるかなあ…

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きのうは画面へ運転するつもりだった(BlogPet)

きのうは画面へ運転するつもりだった?


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「みもにゃ」が書きました。

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もう少し(たぶん)待っててね

DSライトのノーブルピンク。私は昨秋入手していたのだが、某身内が通勤用に欲しい(旧機は持っているけれど大きくて手に余るのだとのこと)というのでこっちで探してあげるわ、と容易く口にしてしまったのが運のツキ。

…ない。とにかく、買えない。

私が買ったのはイトーヨーカ堂某店。
フツーに売り場に行って、「ありますか?」と尋ねたら「ありますよ」と手渡されあっさり購入。
その頃から彼女も欲しがっていたのは知っていた(買ってあげるとは言ってなかったが)けれど、万が一ダブってしまったら始末に困るので確認するためケータイに電話を入れたが出ない。
結局連絡が取れたのは、諦めて帰宅する車中だった。

ちょっと経ってから同じ店に行ったら…ある!あるじゃあないか!!
慌ててまた某身内に電話。今度はちゃんと繋がった。そこで「買って!」との声に再び売り場へ走る。
と、「ジェットブラックしか残ってないです」…惜敗。
諸事情もあって、見つけたらプレゼントしてあげることになったのだがそこからが大変だった。

恐れていたとおりクリスマス需要、お年玉需要の波に飲まれその店には2度ほど脚を運んだがブツは影も形もない。
じゃあオンラインで、と頑張ったがこれまたナローバンドの身には辛く、瞬殺の日々が続いた。

そんなやりきれない日々(大げさな)の中、ふと立ち寄った某通販情報サイトの口コミ掲示板でひとつのソフトを発見。

「アマゾン・アラート」(リンクは貼ってません。でも検索すればすぐヒットします)

なんでも、これを立ち上げてから購入を希望する商品を登録すると発売開始後即座に起動、自動的にカートへいれ、設定さえしておけば1クリックで注文までしてくれるというスグレモノ。
早速インストールしてみる。他の品物でテスト。おおお!ちゃんと買えたぞ。
このフリーソフト、恐らくアフィリ絡みなのだろうと推測してはいても、もう背に腹は変えられない。
Wiiも欲しいので、一緒に登録。
そしてインストールしてから4日目にそれ、は起こった。

「お!来たな」
カートが出ると、アラーム音(任意に設定可)が流れる。
見ればサインはDSの方に。
実はWiiでも何度かこの音は耳にしているのだが、悉く失敗しているので、今回も半ば諦めていた。

…ところが!今日のアマアラ(こう呼ぶらしい)は気合乗りが違った。

なんと、画面はサクサクと進み、あっさりと購入確認まで到達してしまったではないか!!
あーびっくり。
あれほど幾度も玉砕していたオンラインでの購入。今までのあの苦労は何だったの?!

納期はAmazonお得意のバグでかなり先にはなっているが、確認したら「まもなく発送」になっていたので大丈夫だろう。
帰宅の遅い某身内一家は荷物の受取が難しいので実家へ届くように設定。支払いはもちろん私のクレジットカードで、だ。
これでようやっと公約が果たせて一安心。
よかったね~!これで大泉洋の声、ちっさいDSで聞けるじゃん。
アマゾン・アラートよ、ありがとう。次はWiiだから。あなたこっちに関してはしくじってばかりなんだからもうちょっと頑張ってね。

引きの弱い彼、はやはり引きが弱かった(へ?)
後は運を天に任せるしかない。家人の土産であるマルセイバターサンドを頬張りながら祈る一日となりそうだ。

(付記、っつーか事務連絡:おーい、某身内。さっきAmazonから今日発送したって連絡あったよ。明日には実家着くはずなんで確認してから取りに行ってね)

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不運@引きが弱いなあ彼は

昨日から今晩にかけて家人が不在のため、昨晩はさんざっぱら夜更かしをし、ちょっとだけ部屋の整理もし、そして今。
今日は諸事情により夕方近くまでテレビの前を長時間離れることができないため、合間合間に洗濯をしたくらいでほとんど何もしないまま半日が過ぎた。

それにしても…
ここからは主語が全て抜けるので意味不明なエントリになるのだけれど、ああ、なんてツイてないんだろう!
そもそも、先方から打診があった段階で挿げ替えてしまえばよかったのに、なまじこちらもそこそこのレベルだったためそれができなかった。まずそこが敗因その1。
そして今日。アクシデントは彼のせいではないにせよ、彼の人となりと予測される結果とを現場から漏れ聞いてがっくり。ああ、どこまで不運なのか。おまけにシチュエイションまで最悪。ひとつ間違えればそのままアウトだ。これが敗因その2。
まあ、何が起こるか世の中わからないのでこれが敗因ではなく勝因となる可能性だって残っているわけで、うーん、それでもポジティヴにはなれないよなあ。

家人か私、どちらかが不在の時、周辺にアクシデントが発生する割合が著しく上昇する。これは決して気のせいでも何でもない。
一昨年はとんでもない事態が発生して電話片手に現場を走り回った。ああ、私が1ヶ月ほど入院していたときは現場の事故が相次いで、一気に二人も入院した、なんてどでかい当たりもあったっけ。
そして今日、だ。
幸か不幸かこちらでは何をどうすることもできないが、その分やきもきする度合いは大きい。
明日、もしくは今日の夜にでも状況はわかるはずなので、敗因2に関してはまだ多少は楽観視できそうだが…

やれやれ。
不測の事態に備えて昨晩はアルコールを入れていない。だからこそ眼が冴えてしまって眠れなかったというのも夜更かしの原因だ。
今日は家人も戻ってくるのでしこたま飲むぞ。それだけを楽しみに、午後も乗り切ろうと思う。
…もうこれ以上何も起きませんように…

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好きな言葉は「恒久」@変化に弱いらしい

今、のあち家は揺れている。
アホ社長の気まぐれの所為で、猫の一部を引き連れて今住んでいる家-社宅-を出なければならないかもしれないのだ私だけが。
時期的なものなども含めまだ何も決まってはいないが、そうなるであろう可能性は極めて高い。
所謂別居夫婦になるわけで、うーむ。それはそれで気楽だが経費はかかるし何よりも面倒くさい。
この狭い家だけでも維持が面倒なのに、もう1軒借りるとなるとさらに倍!だ。
ある程度自炊を余儀なくされる家人は可哀想だし、猫だって環境が変わるのは嬉しくない事態だろう。

それでもまあなるようにしかならない、と半ば開き直ってしまった私に対して家人はすっかり弱気になっている。
いや、弱気だけならまだいいが、社長のあまりの考えのなさにあきれ果て、完全に仕事に対してのテンションが下がってしまったのだ。
彼のその無気力さを部下の若い衆たちは敏感に察知する。それがわかっているからこそ彼にはしっかりしてもらいたいのだが、誰よりも傍にいてその気持ちが手に取るようにわかるから叱咤する言葉も出てこない。

明日にでも知り合いのお宅へ伺って、目をつけている空家を借りられるかどうか打診して来ようかな、と。そこならブロードバンド環境だし。4匹の猫を連れていくわけで、ま、買い物や猫、人ともに病院も近くなるし…
そこがだめなら、ああ、あそこの離れも暫定的な手段としてアリだな。

本当はここにいたい。本音を言えばここでもう数年でも過ごしたい。
でも仕方ない。所詮雇われものなのだから。

ショックから立ち直ると目に入るのは物で溢れ返った狭い我が家。
…ああ。これ全部整理するのか。
そもそも今年の課題のひとつとして、部屋の整理整頓という大命題があったわけで、そのトリガーとなったと考えれば諦めも…うーん。うーむむむむむ。

来月には詳細がわかるので、そこでいかなる決定がなされようとも心穏やかにそれを受け入れることができるように今から心の準備をしておかなければ。
新年早々憂鬱極まりないったらない。
あ、そうそう。某身内ダンナ!別居決まったら内職斡旋してね~!!よろしく!!

カメはささみでダイエットに成功した。
甲羅からはみ出していた肉が全く見えなくなり、どことなく引き締まってきりりとした顔立ちになったようだ。
いいなあ。
誰か私にもダイエット食を毎日作ってくれないだろうか。いっそお嫁さん欲しいなあ(え?)

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クレーマーと呼ばないで

先ほど宅配便で餅が届いた。

先週のこと。正月に飾ったお供え餅を使ってお汁粉を、と密封されていたパッケージを開けてみたら中で見事に白濁し、無数のひびが入っているではないか。
案の定手でちょっと触っただけでもろもろと崩れてしまい、到底食べられそうにない。
怒りよりも「どうして?」と疑問が沸いてきたのでメーカーに電話して事情を説明して原因を聞いてみたが、先方も何とも答え様のない様子。調べていただくため急遽その餅をメーカーあてに送った。
で、謝罪の手紙とともに代替品として切り餅のパックが送られてきたというわけ。
お供え餅はどうやら輸送の過程で凍ってしまったらしい。でもパッケージのどこにも冷凍保存はできません、なんて書いてないんだけど…(ちなみに我が家のお供え餅は常温保存でした)。
ま、これで理由はわかった。でもなんとなく釈然としないものは残った。

決して私はクレーマーではないが、何故か引きが悪いというか、頻繁に食にまつわるアクシデントに見舞われる。

某大手食品会社の「かに玉」。
これは卵に混ぜて焼くための具材(かに肉入り)と仕上げに上からかける甘辛いあんかけのたれがそれぞれパックに入っているという代物なのだが、私が買った商品には何故か具材しか入っていなかった。つまり具材ばかり2パック入りだったのだ。
これも、ただただその会社のあんかけの味が好きなので、具材とトレードし、あるべき姿に戻したい旨、所謂お客様相談室に電話したのだが、先方は「新しい商品を送ります」の一点張り。
新しい商品が来ても、それでは具材とあんかけの数的バランスは取れないわけで、じゃああんかけだけ送って、と譲歩(?)しても頑なに折れてくれず、結局届いた正規の商品のおかげで具材3:あんかけ1、となり、別途他社のあんかけを買う羽目になってしまった。それがまた美味しくなくて…というのはさておき。

山梨の某社の「ほうとう」。
真空パックされていて消費期限はまだまだ先だったが、いざ茹でようと封を開け、麺をつかんだら「ヌルッ」というやーな感触。
恐る恐る手の中のそれ、を見ると…あああ、緑のカビが…べっとり触ってしまったんですけど。
生協の共同購入で届いたばかり。保管場所も温度などは安定していてもちろん猫が付け入る隙はない。
100回ほど手を洗ってから(ウソ)、安からぬ値段だったこともあって一応その食品メーカーに電話を入れると、こちらも調査したいので着払いで現物を送り返して欲しい、とのこと。
カビまみれのそれはとっくにゴミバケツ入りしていたので、マスクと使い捨ての手袋をして泣く泣く拾い、厳重に梱包して送った。1週間もしないうちに同じ商品が二袋返ってきた。
これまた輸送過程でピンホールが開いてしまったのだろう、とのこと。

猫のカリカリ、ことドライフード。
いつものように、大袋から小分け用の密封容器にざらざらと移していたら…「ん?」
人間の靴のかかとのような物体を発見してしまった。
ただそのかかともどき、明らかに素材はドライフードと同じもの。
ダイナミックな形状だし、猫にもきっとウケるだろうからいっそそのまま食わせちゃえとも思ったのだが、何が含有されているかわからない、と家人からお咎めを受けたため、これまたお客様相談室へ対応を相談するため電話。
問題ないと言われたらその日の晩飯(もちろん猫の)になるはずだったが、先方にとってもレアケースらしく、ぜひ送ってくれとのことでこれまた泣く泣く着払いで発送。
やはり製造工程で何らかのミスがあったらしく、そのかかともどきはドライフードの素材100%でできていたそうだが(当然返してはもらえなかった)、同じフードが3袋ほど送られてきた。

こうやって書くと、結局いい思いしたんじゃないの?と思われるかもしれないが、実際その時は本当にショックだったり悲しかったりびっくりしたりするわけで、いくら代替品が送られてきてもやはりしばらくの間その会社の商品には手を伸ばせない。
だって、あのカビの感触!かに玉の代替おかずを考える手間!かかともどきと遭遇した瞬間の驚き!
企業イメージって本当に大切だ。些細なきっかけで消費者は簡単に背中を向けてしまうんだから。

昨日入ったコンビニの棚から、見事に不二家製品が消えていた。
子供のころから親しんでいたミルキーもルックチョコレートもホームパイも、ドリンクコーナーのネクターすらもない。
新しい社長は初めて藤井一族以外から選ばれた生え抜き、だそうだ。
同族意識はうまく作用すればいいけれど、今回のケースのように身内意識が働いてしまえば真っ先になおざりにされるのが消費者だ。消費者あっての商売だのに。
実は私の卑近にも同族経営の弊害に悩む中間管理職がいる。
同族経営における経営者の資質というものは、一部の例外を除きどうして創始者から2代目、3代目と移り継がれるにつれ低下していくのだろう。

…話は横道に逸れてしまったが、とにかく、不二家は自主再建という茨の道を選んだのだから、二度とこんな不祥事を起こさないで欲しい。
東国原宮崎県知事のせりふではないが、不祥事によってどん底を知れば人の痛みもわかるようになる-但し、そこで真摯に反省をすれば、の話だが-し、打たれ強くもなれる。
そう遠くない将来、コンビニでスーパーで、ペコちゃんに再会できることを切に願わずにはいられない。

今夜は久々に前出の山梨の会社製ほうとう(もちろん最近買ったばかりです)を食べることにしている。
羹に懲りて…ではないが開封前にきちんと密封状態を確かめようと思っていることは言うまでもない。

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トラックバックについて

トラックバックについては以前も書いたのですが、私の思うトラバは必ずしもそれがブログ界の常識というわけでもなさそうです。
最近も続けざまに無関係な内容のトラバが相次いだこと、そしてそもそも私が思うトラバがほとんど来ないこともあって、トラックバック、やめました。
どうぞご了承くださいませ。

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顎を引け

頚椎捻挫を経験して以来、首が文字通りネックになっている。
ちょっと力仕事をすると腕から肩、首へと筋肉痛が上がっていってがちがちになった首筋は緊張性頭痛を誘発。
その結果日常生活に支障を来たすまでになってきた。

かかりつけの整体師曰く、「顎を引け」「日常的に顎を引け」行く度に言われるので最近は意識的にそうしているがこれ、首の皺が増えそうな姿勢なのだ。
でも背に腹は変えられない。いつもいつも家人にマッサージしてもらうわけにもいかないし。

私の場合、特に車の運転時がいけない。
ふんぞり返ってのそれができない-シートに浅く腰掛けてやや前のめり気味のこの姿勢、まさに背が丸まって顎が出るという整体師曰く「最悪の姿勢」となる。
実はこうやってパソコンに向うときもちょっと気を抜くと「最悪」になってしまうのでそれを意識して矯正しながらとなるとなかなか画面に集中できないから困る。
理性が働いているときならまだしも、それが吹っ飛んでいるかしわもち時(なにそれ)なぞ正に原人状態だ。

それでも、ほんの僅かでも姿勢に気をつける時間があるだけで、確かに首の痛みは軽減されたような気がする。
頭痛で生活が妨害されるなんて真っ平だし。
同じように頚椎捻挫の後遺症でお困りの方、症状の違いこそありますが正しい姿勢が肝要だと思います。共に痛みに負けず頑張りましょう。

今、「ハケンの品格」(日テレ)のCMが流れたが…うそ!大泉洋が篠原涼子と…?!
見まつがい、もとい見間違いじゃないだろうな。今日はドラマ、ゼッタイ見なきゃ!

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かしわもちなんかキライ

仕事中、例えば給与明細の印刷とか、ちょっと大きなファイルのダウンロードとか、暇つぶしが必要な時にちょっと遊ぶ(いいのか?)ゲームが欲しかったので久々にベクターへ足を運んだ。
「シンプルで楽しいパズルゲームです。お菓子のブロックを消しまくってください。」
おお。これにしよう。
早速ダウンロード、インストール。遊び方も極めてシンプルだし何と言ってもグラフィックが愛らしい。
縦横斜め、一直線に繋がったブロックが消えるというそれだけのゲームなのだがこれがなかなか難しく、2回目にゲームオーバーを迎えたら突然画面が暗転した。

(以下、ネタバレ含む内容なので隠します)
(お心当たりのある方(?)、お読みにならないように)

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こないだ(BlogPet)

こないだ、みもままが
当時はまだ安価なバタークリームが主流だった中で、その店では生クリームといちごがたっぷりと乗っている不二家がウインドーに飾られていてそれを見ているだけで幸せな気分になれたものだった。
とか思ってたらしいの。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「みもにゃ」が書きました。

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不二家の不祥事に思うこと

昭和40年から50年代にかけて幼少期を送った人にとって、その会社は特別な存在だったはずだ。
富裕層はともかく、所謂庶民である私たちは常にその会社の製品を身近に感じながら成長した。
ハレの日には、その会社の直営店やフランチャイズ店でちょっとだけ値の張る、ケーキなどの生菓子を買ってもらう。
当時はまだ安価なバタークリームが主流だった中で、その店では生クリームといちごがたっぷりと乗っているケーキがウインドーに飾られていてそれを見ているだけで幸せな気分になれたものだった。

インプリンティングとは恐ろしいもので、これほどたくさんの洋菓子メーカーが巷にあっても未だ私はあの看板と人形を見るとつい足を止めずにはいられない。
1200円だったと思うがプチフールという、文字どおり小さな12種類のケーキがセットになった商品は子供の頃からあって、いつかそれを全部ひとりで食べることが幼い頃の夢だった。
オトナになり、収入を得るようになってもちろんその夢を現実のものにしたことは言うまでもないのだが、その頃には既に銀座や原宿で流行のスイーツ(当時こんな言葉はなかったが)の味を知っていたはずなのにやはり美味しく感じたことを鮮明に覚えている。
決して思い込みだけでなく、その味は評価できるだけのクォリティを持っていたのだ。
その会社-不二家は現在、創業以来未曾有の危機に直面している。

現在、不二家は本社などを含めた資産の売却を検討しているという。
大株主の1つである森永製菓が支援を表明しているが、果たしてこれだけ企業イメージが低下してしまったら立て直すことが如何に困難であるかは想像に難くない。
イメージの低下だけでなく安全と言われていた菓子にも虫の死骸が混入されていた、という事実も露見し今後ますます小売店は規模の大小に関わらず不二家製品を取り扱わなくなるだろう。
あのミルキーが、ルックチョコレートが、カントリーマァムが、ホームパイが、ペコちゃんのほっぺが二度と食べられなくなる。そんな日が訪れることが俄かに現実味を増してきた。

子供の頃、2、3駅先にあったプールに遊びに行った帰り際、駅前にあった不二家のレストランに入ることが楽しみだった。
高校時代、バイトしていた飲食店の傍にも不二家はあって、幾度となくバイト仲間や高校の同級生と立ち寄ったものだ。
現在レストランは営業しているが、客足は遠のいている、とインタビューに答えた店員は苦渋の表情だった。

記者会見などで頭を下げる社長の表情から反省という感情を読み取ることができないのは私だけだろうか。
同属経営、隠蔽体質、消費者無視…思い起こされるのは雪印乳業で起こった一連の不祥事だが、あの時も社長の不誠実な対応振りばかりが強調されていた。
ところが最近偶然目にした某ジャーナリストが書いた記事でその不誠実さはマスコミによって恣意的にひとつの発言ばかりをクローズアップしたために捏造されたようなもので、当時の社長の本音は全く別のところにあったということを知ったばかりなのだ。
だからこそ安直にマスコミに踊らされたくはないのだが、今回の件に関してはあまりに企業側の驕りが強すぎるように思えてならない。

ミルキー、そしてあのプチフールが食べたい。食べられない、となると余計食べたくなる。
不二家の経営がどうなろうと構わない。同属経営が続こうが断たれようが関係ない。
ただあの味を-もちろん衛生上全く問題のない状態であることが必須だが-もう一度口にしたい、そう思う消費者がどれほど多くいることか。
不二家にはここまで積み上げてきた実績と顧客に対して大きな責任があるということをしっかりと肝に銘じてほしい。
問題の全容すら明らかにしないうちにバレンタインとひな祭りを睨んで工場の操業再開時期を表明するなんて、正に驕りそのものだ。
衛生管理を徹底する、という基本中の基本すら遵守できないでいるという現実をしっかりと見つめ直して、消費者の立場に立った物の見方をしてほしい。

ペコちゃん人形の涙なんか見たくない。
心からの笑顔を彼女が取り戻す日が訪れることを、強く願ってやまない。

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日々の徒然をオフラインで書き残しているのだけれど、それがここ数日分は行動をただ羅列しただけのものになっていて、今さらながら自分が文章を構築できないことに驚かされている。

こういう状況に陥ってみるとプロの物書きの凄さを感じずにはいられない。
だって締め切りに応じて求められた字数で、なおかつ他人様からお金をいただけるだけのクオリティを持った文章を書くんだよ。私には間違いなく就くことのできない職業のひとつだ。

実は家人ともども働いている会社の公式ブログを運営していたりもするのだが、そちらのメインは情報伝達なので書き手の感情や意識は極力排除して書かざるを得ない。それはそれで難しいけれどある意味ルーティンになっているのでそれほど負担ではない。

ここに書くことがないわけではないのだけれど、それらがいずれも自分の内側に向っていることばかりなので上手く言葉にできない上に、言葉にしちゃうとそのほとんどが他者を貶めたり批判したりとネガティヴな内容であるため読まれた方は恐らく不快感を覚えるだろう。そもそもそれらの文章を表現するためにキーボードを叩くだけで負のエネルギーに囚われてしまいそうだし。

いつもコメントを下さるなんでやろさん、ごめんなさい。何も書けません。
忙しくも体調悪くもないのに、心も病んでなければ気持ちも荒んでないのに。

書きたい!と思うことが雪崩のように押し寄せてくる時もあるのに、この現状はいったい何なんだ。

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私にとっても(BlogPet)

珍しく雪のない正月、今日は家人の名だけ
いかにも彼女らしいやり方には家人がお神酒をしこたま飲んでしまったため、それに溶かしたらあーらあっさり飲めちゃった
今年は箱根で年頭とかしますように!
私にとっても
だって♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「みもにゃ」が書きました。

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B級にはB級の@お試しください

衝動買いは続く。
今日届いたのは鯨のベーコン切り落とし10袋入り。冷凍保存で半年はもつ、とのこと。
我が家ではこのベーコン、一風変わった食べ方をするのだがこれがまた実に美味しい。

用意するのは、
・ 鯨のベーコン
・ りんご(甘過ぎないもの。王林はダメ)
・ バター(室温に戻すと塗りやすい)
・ 食パン(6枚切りがベター)

作り方はカンタン
・ パンを軽くトーストする
・ バターを塗る、お好みの量で
・ 上に薄く切り、濃い塩水にさっとくぐらせたりんごを載せ
・ 鯨のベーコンをこれもお好みの量載せる  

以上。

りんごの甘さとベーコンの独特な風味がマッチする世にも不思議なB級グルメは食欲のないときにもお薦め。
実は家人が何かの拍子に発明(?)した食べ方なのですが、最初は馬鹿にしていた私も一口食べてみてびっくり。
まあ好き好きですから、そもそも鯨のベーコンがニガテな方もいらっしゃるだろうし。
今日も食べました。
ただ家人の場合凝るとそればかりパワープレイ状態になってすぐ飽きる。
なにせ今回はあと9袋もあるわけで、万が一にも飽きられたらあまりにもったいないから何と言われてもしばらくは温存しておこうかな、と。

くどいようですが、好き好きです。
万が一お試しになって「何これ不味いじゃん」という感想をお持ちになっても責任を問わないでください(弱腰)。

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右から限定@左からは受け流さないそうです

流行りモノに弱いという欠点は自覚していました。ただそれを人前では見せないだけであって、一人でいる時は常に流行語連発状態です。
今の旬は、「欧米か!」。
テレビ相手に一人ツッコんでいる様は到底他人様には見せられたものではありません。

そしてもう1つ。これがまたもう前頭葉といわず海馬といわず(?)脳内にはびこってしまってたまらない。

ムーディー勝山を知っていますか?
普段はコンビだそうですが、ピンでオリジナルソングを持ちネタに先日さんまのまんま新春特大号(だったかな?)へ出演されていました。
この歌がまた、もうどう扱っていいのかわからないほどツボなのです。

右から、右から、何かが来てる ボクはそれを左へ受け流す

いきなりやって来た 右からやって来た

不意にやって来た 右からやって来た
ボクはそれを左へ受け流す

右から左へ受け流す 左から右へは受け流さない
右から 右から そう右から来たものを ボクは左へ受け流す

…このシュールな世界に囚われた私は常に右から左へ、とリフレイン状態。
他のパターンもあるようですが、この方がもう少し売れてくれないと関東以北では拝めそうにありません。
それにしてもどこをどうしたらこんな歌が作れるのだろう。
最近テンションの下がることばかり起きて家人ともども背中が丸くなってしまいがちなのですが、この歌を「you tube」で見聞きするとのけぞって笑わずにはいられなくなります。
売れてほしいなあ。でもあまりメジャーになったらネタ枯れしそうだしせいぜいくまだまさしや大西ライオンくらいの知名度で頑張ってほしいな、と。

右から 右から …ダメだ止まらない…

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今年はシードで出場(BlogPet)

今年はシードで出場、他の選手が怖気づいたように今井が待機
早稲田も予選会は2位争いは(笑)
さ、またテレビの前に戻らなきゃ
果たしてそれていいのか?


ちなみに、私が箱根を見出した頃は応援したい
でも、それでも早稲田の渡辺康幸が作った偉大な記録を見事更新してしまいました
だよ♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「みもにゃ」が書きました。

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カメは決してのろまではない@我が家のカメはけっこう速い(何が?)

我が家ではミシシッピアカミミカメを数年に亘って飼育している-こう書くと、正体がわからない人には如何にも珍獣を飼っているかのように聞こえるかもしれないが、要するにミドリガメがデカくなってしまった、ということなのだ。

ホームセンターなどで気軽に購入できるあのかわいらしいシロモノ、大抵の場合、乏しい小遣いの中から衝動的にガキ、もといお子様が安易な購入をすることによって家庭へと齎されるわけだが、そのほとんどはおそらく成長できずにこの世を去ってしまう。
何故ならこのカメ、オトナになるまで育てるには意外に手がかかるのだ。
気温水温が下がると勝手に冬眠仕様に体が変化していくが、実はこれが面倒で、容易に家庭では冬眠を完遂できずそのまま天国行きとなってしまうケースが多いらしい。

我が家の場合、カメ本体とともにそこそこの大きさの水槽とポンプ、そして水温を一定に保つためのサーモスタット付ヒーターをまず購入。
水槽の中には浮島や石なども配置し、底には大振りの玉砂利(水質を保全してくれる浄化作用があるタイプ)も敷き詰めた。
実は、1匹では寂しかろうとホームセンターから2匹連れ帰ってきたのだが、小さいほうは数日で動かなくなってしまった。
カメ一匹世話することもできないのか、と己を責めつつ裏庭に埋葬したのだが、ショックは数日ほど尾を引いた。
(が、結果的にこの死は福音であったと後で気づくことになる)

その後、ペットショップで「太陽に当てないと成長しないよ」と囁かれ、紫外線を出すというスパイラルライトを追加購入。
この時点で既にカメそのものの価格を遥かに上回る金額を費やしている。

そして、今。
私の適切かつ丁寧な飼育が実り、ミドリガメ、もといミシシッピアカミミカメは甲羅の差し渡し18センチ、という立派なカメに成長した(涙)
…これでもし、2匹とも無事に成長していたら、と考えると背筋が凍る(亡くなったカメ、スマン)。
既に2度ほど買い換えた水槽だが、清掃やその際の持ち運びの利便性を鑑みてこれ以上大きいものは導入不可能と家人ともども判断したためカメは体に見合わない大きさの水槽の中で心なしか不満そう。
事実、ちょっと水を多めに入れておくとその浮力を上手に利用して脱走を企て、朝、水槽を覗いてみると姿がない、ということもしばしばある。
で、これが日ごろ掃除しないような物陰だの隙間だのに潜り込んでは埃まみれになって発見されるのだ。
畢竟、それは私のずぼらで手抜きな掃除っぷりが暴露される瞬間でもある。ちぇ。

このカメがまた偏食家で、最も食べないのがカメ用ドライフード。それでも夏場は何とか口にしてくれるが冬になるとめっきりと食欲が落ちる。
水温は常に一定だし、陽光はともかく電灯がついている時間も年間通してほぼ一定。なのに、何故季節でここまで違いが出るのだろう。
冬でも唯一喜んで口にするのがレンジでチンした鳥のささみ。これは本来猫のために用意したクリスマスのご馳走だったのだが、何気なくカメにもあげてみたらそれまでの食欲不振が嘘のようにがっつりと食べるではないか。
まあ、高蛋白低脂肪だしあげても害はなかろう、ということで当座冬はこれを主食とすることにした。

ささみをチンしたあと、冷ましてから細く小さく裂く。それを一つまみずつラップに小分けしてからフリーザーバッグに入れて冷凍。水槽のそばにミニ冷蔵庫を置いて常に解凍した状態のものを数個常備しておく。
手間はかかるが仕方がない。ここまで大きく育ててしまったのは他でもないこの私なのだから。

懐くでもなく、芸をするでもなく、コミュニケーションが取れないという点ではのんちゃん以上に一緒にいて面白くない相手ではあるが、毎日一緒にいれば情も移るというもの。
こうなったらとことん長生きして欲しいと願わずにはいられない。

Cat0107
カメにたかられる(?)デブ猫カンタ。普段は臆病なクセに、意外と余裕たっぷりなその態度にはびっくり。
ちなみに、カメにとってカンタは単なる障害物に過ぎなかったらしく、この後器用にUターンして見せた。その速度はかなりのもので、私の中の「のろまなカメ」というイメージは見事に払拭されたのは言うまでもない。

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さんざ散財

一昨日、デスクに向ってみてふと気付いたのが机上のカレンダー。ここだけ未だ2006年12月のまま、これじゃいかん、とネットであちこち探して40%オフという嬉しい店を発見した。早速しばわんことどこいつの卓上カレンダーを購入。

何故2部かというと、1つは先月のまま、そしてもう1つで今月と来月を見るため(大抵のものには当月のページの片隅に翌月分が小さく書かれている)。そこに何か意味があるのかと問われると答えようがないのだがこれはカタギの勤め人(?)だった頃からの習性なので如何ともしがたい。

そこでやめておけばよかったのだが、つい調子に乗ってあちこちウインドウショッピングしているうちにとんでもない衝動買いをしてしまった。

レインボーメーカー

窓ガラスに貼り付けると太陽電池が作動しスワロフスキー製のクリスタルが輝いて虹を作る、というおよそ生活の中で全く何の役にも立たないであろう代物だが、家人から年明け早々お小遣いを貰ってしまっていたため、おもちゃ屋で貰ったばかりのお年玉を使ってゲームソフトを買うガキとほぼ同レベルでついつい購入を最終確認するボタンをポチっと押してしまった。

その他川原由美子不朽の名作「観用少女」の愛蔵版(全2巻)だの、内PのDVD3巻だの当座生活に必要のないモノばかり数点、金額にしてちょうど家人からのお小遣いと同額。ズバリ買いましょう状態。
これだから金がたまらない。わかっちゃいるけど辞められない。
ブランド地獄に嵌ってるおねえちゃんたちよりゃマシか。いや、五十歩百歩だろう。ビバ無駄遣い。

スーダラしていたら金杯が終わっていた。
東西とも関東馬が勝利という快挙に今年こそ顕著な西高東低冬型気圧配置的状況から脱出できるかも、という仄かな期待を抱く。
ま、偶々という可能性の方が高いのだろうが。

それにしてもトウショウシロッコ。絞って出てくるどころか+2、オマケに前々どころかいきなりの出負けで殿からの追走とはあまりに酷いレース運び。
キンシャサノキセキは掛かって掛かって抑えきれず。
つまりどちらも私の本命だったということで、こちらもいきなりの無駄遣いとなってしまった。
馬券でも今年は無駄遣いの一年になりそうな悪寒を明日は何とか払拭しなければ。
(…ってこれがいけないんだこれが)

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今年の抱負@というほどのものでもないですが

今日は仕事始めでした。
いきなり帳簿の整理とかサイトの更新とかバタバタと忙しい一日。すっかり背中が丸くなってしまいました。切ない。
明日は整体を予約しているので、しっかりほぐしてもらおうかなと。

今年はどんな年になるのかな、じゃなくてするのかな、だ。
これまで非常に流されやすくラクなほうへと進みたがる人生を送ってきましたので今年こそ自分で何かを切り開く年にしたい。
もう数年もすれば生活が大きく変化しますので、それまでに自分の脚できちんと歩いていけるような体制を整えて行きたいのです。

さて、何ができるだろう。

自分探し、なんてケツの青いガキが使う言葉だと思っていましたがまさか今さらこの歳で使うことになろうとは思ってもみませんでした。
とりあえず、買ったまま手をつけてない某通信教育の教材でも引っ張り出してみよう。
あ、あれもあるか。そう、マニュアルのついたあの本。ああ、サックスだってもう埃被ってるなあ。

とにかく3日坊主なのです。集中力が持続せず飽きっぽい。
自分に鞭打って努力しなければ。

珍しく建設的なエントリですが、果たして年末にはどんなエントリが書けるでしょうか。
今年もよろしくお願いします。

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箱根2日目@解説は徳本固定でいいのでは?

山の神(様)降臨、って…
いや、でもそれくらい称えても値するだけの走りでした。
でも、順大は来年苦しいだろうな。

結局山梨学院大のモグスはラストで失速。昨年の轍を見事に踏んでしまいました。
驚いたのは早稲田。よもや4位まで来るとは。
でも毎年のようにブレーキが出るから最後まで油断できないのも早稲田。昨年のような悲劇を齎さないためにも何とか順調に走ってほしいものです。
東海大は往路でカード2枚切っちゃったからなあ。もう復路優勝の目はないと思います。
個人的には東洋大にも頑張ってほしい。1区で力走を見せた大西、2区で頑張った黒崎。彼らの頑張りを無駄にしないでほしい。
シード争いは…大東文化大には期待したい!かつての優勝候補校が今や予選会の常連なのですから。

…と、ここまで復路スタート前に書いておいて今は7区。
優勝争いはさておき、10位集団が面白くなっています。シード権争い熾烈です。
さあ、またテレビの前に戻るぞ。

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大好き箱根@紀行エントリではありません

箱根駅伝を見ています。

毎年のお楽しみ、だったこのレース。最近は忸怩たる思いで苦々しく観戦することも多い。
私は国粋主義者でもなければ差別偏見の持ち主でもないのですが、やはりどうしても「外国からの留学生」が走ることに理解を示すことができません。

今年も山梨学院大のモグスが素晴らしい走りを見せています。
脚を活かして自分の人生を切り開いていく。それは素晴らしいことです。否定する気持ちはありません。
でも、彼の思いはさておいて、結局は大学の広告塔として走っているといっても過言ではないでしょう。果たしてそれていいのでしょうか。
箱根駅伝は、他の陸上大会とは違い、戦前戦後の動乱期をも走り抜けたという、その歴史的背景の中にあってある種神聖なものだと私は思っています。
国技であるところの大相撲でも外国人力士が席捲しているけれど、あちらはプロ。
留学生ひとりスカウトして学費から生活費から面倒を見る。それはもはやアマチュアの範疇を超えています。
最近では他の大学にも留学生の存在がありますが、そのほとんどが傑出した実力の持ち主。大学側の狙いが仄見えて不快の念を禁じえません。
もちろん、走っている彼らには何一つ咎はなく、素直にその走りは応援したい。
でも、それでもやっぱり箱根は日本人だけ-日本で生まれ育ったという人も含めて-で走ってほしいと少なくとも私はそう思っています。

それにしても東海大凄いなあ。
佐藤クン、途中で脚が痙攣していたようですがそれを乗り越え、早稲田の渡辺康幸が作った偉大な記録を見事更新してしまいました。
2区を走る伊達はエースエースと言われて意外に振るわない。それでもこれだけ貯金があれば、ブレーキさえいなければ往路優勝は間違いないでしょう。
驚いたのは東洋大。スタートからポン、と飛び出した佐藤に他の選手が怖気づいたように固まってそろそろと走り出した中で、2年生の大西だけが果敢に喰らいつき、結局2位を死守。
2区では抜かれてしまったけれど、それでも早稲田のエース竹澤に負けじとついていく黒崎の根性は見上げたものです。
東海も東洋も、私が箱根を見出した頃は、出場すら覚束ず、出ても毎回繰り上げスタートという体たらくだったのにどちらも今年はシードで出場、しかも東海は優勝候補なのですから、本当に時代は変わりました。

順大は5区に今井が待機。早稲田も予選会は2位に5分以上差をつけての圧勝。
まだまだわかりません、2位争いは(笑)

さ、またテレビの前に戻らなきゃ。
箱根が終わるまで、のあちさんは一切機能しません(いいのか?)

ちなみに、私の選ぶイイ男TOP3は、
三代直樹(順天堂大・73回~75回2区記録保持者)、本川一美(順天堂大・67回~70回)、只隈伸也(大東文化大学・63回~64回)。どうでもいいことですね。失礼しました…

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年の初めに@初手から愚痴ですか

謹賀新年。

今年は浦和レッズの天皇杯連覇で幕を開けました…いや、負けると思った、正直なところ。
繰り出されるガンバのシュートが悉くポストを外したのを見ていたら、レッズが勝ったというよりはガンバが負けた、という感想がぴったりだとつくづく思いましたね。
それでも勝てば官軍。
喜色満面で天皇杯をぞんざいに扱うノブ、高円宮妃殿下の時だけ握手をきちんとしていたシェフ相馬、握手すっぽかして通り過ぎたうっちー内館…ギドの目に光るものとは対照的に選手たちは皆喜びだけを爆発させていたような。
それにしても、ボール支配率レッズ38%って…うーむ。
ま、フルメンバーじゃなくても勝てるということが証明されたわけで、レギュラーシーズンはぜひ「つおい」ところを見せてもらいましょう。

さて、新年にあたっての目標設定ですが、まずはこのとっ散らかった部屋を1年かけてすっきりと綺麗にお片付けすること。
そして通院中の猫どもを少しでも元気に長生きさせること。
もう1つは…ま、いっか。これは仕事のことなので。
珍しく雪のない正月、今日は家人がお神酒をしこたま飲んでしまったため明日、箱根が終わったら初詣に出かけます。
少しお賽銭奮発しよう。
愛猫が亡くなってからこっち、正直ろくなことがありません。この低迷している運気をアゲるためには多少の出費なぞ惜しんではいられません。

黒猫クロちゃんは元気です。処方された抗生物質はきっちり5日分飲ませなければならないのですが、幸いにも猫用ミルクを気に入ってくれたため、それに溶かしたらあーらあっさり飲めちゃった。
玄関の中に入り込んできても(専用クッションを置いたらきちんと理解して香箱組んでました。賢い)、ちゃんとわきまえていて長居はしない。本当にいい子です。少なくともうちの連中より数倍健気でお利口さん。
飼えたら飼いたいという気持ちは強いけど如何ともしがたいんですよねえ。
とりあえず早く検査結果が欲しいところ。FIPが時間かかるそうなので恐らく三が日明けてからになるでしょう。

今日届いた年賀状の中に、私も家人もニガテとしている人からのものがありました。
しょっちゅう顔あわせているにも関わらず、こちらからは毎年返り年賀であるにも関わらず、毎年届くのです。
彼女とご主人とご丁寧にお子さんの名前まで差出人として書かれているのに、宛名には家人の名だけ。
いかにも彼女らしいやり方に二人で苦笑してしまいました。私とも顔見知りなのに、まるで無視なんですから。
このご夫婦のよからぬ噂はあちこちから耳に入るのですが、ご主人の部下の方がよほど人間ができていて、どんなに辛く当たられても(イイ歳して無視したりなどのいじめを平然と行っている)、仕事自体は好きなので辞めないで頑張る、と。
家人にできることは愚痴を聞いてあげることと彼の賞与や給与を少しでも優遇することくらい。
今年は配置転換などを根気強く社長に提言すると家人は息巻いていますが…聞く耳持たない人だからなー、うちのトップは。
家人自身、年を追うごとに仕事への意欲を失いつつある昨今、果たしてどこまでこの職場は働きやすく改善されるのでしょうか。
…多分何も変わらず、来年も年頭に同じような繰言をしたためているようなやーな予感がします…

今年一年が素晴らしい年になりますように!
私にとっても、皆様にとっても。

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