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うつうつうつうつ…@酔っ払いの戯言(飲んでないけど)

どうにも不安がとまらない。
こういうときに限ってひとり。家人は不在。今日はレッズのゲームがあったし実家から電話でも来ないかな、と思ったが…
やっぱり、ひとり。

リボトリールとトレドミンとレキソタン、が手元にある。何故あるか、はともかくとして、どれを服用するかで迷っているところ。
無難なのはリボだ。そもそも緊張性頭痛解消のために処方されているし、実際今首から後頭部にかけて締めつけ感がある。
だがこの漠たる不安はSSRIの方が効果があるのではないか、とも思うが、常用したくない。そう考えると頓服的に服用していいと言われているリボがいいのかな。
今日は気分的にアルコールを入れていないので、どれだって飲めるんだけどね。

…本来この手のエントリってニガテだ。
自分はこんなに弱いんだ、とかこんなに痛んでるんだ、とかさも同情を引きた気で物欲しげなエントリを読むと背筋を逆撫でされたような気分になる。
それでも実際に書いてみると、意外に気持ちいいことに気付いてしまった。ヤバイ。クセになりそう。

ちなみに、↑のヤバイ、は言葉そのものの意味。
そういえば、昨日ながら見していためちゃイケでEXEILのヒロをはじめとしたメンバーが連発していた「ヤバイ」。
その一語で曲も方向性も好きだった彼らが一気に色褪せ、バカっぽく見えてしまった。
何でもバカの一つ覚えみたいに「ヤバイ」「ヤバイ」…ヤバイのはあなた方のアタマの中身だ。
知性イコールカッコイイ。今の時代は決してそうではないらしい。
番組は楽しかった-岡村のダンスはすごい。モー娘。の時も感動モノだった-だけに本当に興ざめ。がっかり。

『今時の若い者は』これを使うようになったらババアになった証拠だと自覚しているし、年齢的に実際そうであることも間違いない。
でも敢えて言う。「今時の、大多数の若い者は日本語を正確に使うことはできない」と。
…だから、何?
そう突っ込まれたら反論はできないけどね。
ただ、美しい日本語ってヤツはもう瀕死の状態で、アナウンサーでさえ「おります」「おられます」の区別がつかない昨今、学校教育や家庭環境の中で正しい敬語を学ぶことがいかに難しいことかくらい私にだってわかる。
「市井」を「いちい」と呼んだアナに呆れ、局に投書したり、ご意見コーナーで「おります」「おられます」の違いを説いてみたり、と抵抗を試みた時期もあったが最近はもうバカバカしくなってやめた。
ニュースなどの中継で身内であるレポーターに対して「○○さんに伝えてもらいます」…おかしいと思わない?
でも誰も不思議に思わないらしい。当のご本人たちでさえも。

今、CXで検察の裏側なるものをオンエアしている。
このビル、懐かしい。
一度だけ裁判の席に立ったことがある。地裁の、本当に微罪の裁判。原告でも被告でもなかったんだけど立場的には被告に近かった。
もう一度行ってみたいな。裁判、傍聴してみたい。
裁判員制度施行まで2年、だそうだ。
仮に任命されたとしても居住地から鑑みてここに行くことはまずない。
でもこの制度、生理的にイヤだ。恐らく日本人には馴染まないことこの上ないと思う。
考えてもみて欲しい。近所に一人や二人はいるだろう、噂好き詮索好きで偏見の塊のオバサン。
或いは威丈高で横柄なオヤジ。それこそヤバイ、くらいしか語彙のない若者。
いつ自分が加害者になる、あるいはされてしまってもおかしくない昨今の世の中で、自分を裁くのがこんな人たちだったら、と思うだけで怖気が走りませんか?
櫻井よしこ女史でさえ「やってみて、不都合な部分を是正していけば」などとのたまっているが、その「やってみる」といういわば試行錯誤の部分だってれっきとした裁判なのに。その結果が加害者のみならず被害者やそれぞれの家族など多くの人の運命の分岐点となるというのに…
奇妙奇天烈な判決を下す裁判官が増えているというが、それも仕方ないことかもしれない。
事件はますます増えるだろう。でも裁判官や検察官を志望する人が同じ割合で増加するかと言えば恐らくそれは、ない。
アタマはいいけど人間的に成熟していない人が医者や弁護士を目指す。志のある人もいればそうでない人も中には混じっている。
そういやアナウンサーだって、ろくすっぽ日本語も知らないのにニコニコ振り撒く笑顔が免罪符、なんていうのがザラだな。
勉強が出来さえすれば道は開けるのだ。顔が可愛ければ更にその道は輝く。ヘンなの。
世の中はどんどん益々悪くなる。治安は悪化し、昨日まで夜歩きできた道が今日からは怖くて歩けない。
札幌なんか毎日のように通り魔だのコンビニ強盗だののニュースが報じられるもんね。本当に物騒だ。
単純に考えて「悪い人」が増えた。単純に考えればそれだけ「良い人」が減るわけで、分母が減れば当然分子だって減る。
だんだん薬が効いてきた-結局リボ0.5gを2錠飲んだ-のかアタマが重くなってきたぞ。自分でも何書いてるんだかわからなくなってきた。

えーとね、だから、アナウンサーはアナウンサーとして必要な資質、つまり知性と語彙をしっかり身につけて欲しいし、裁判官は証拠主義なのはわかるけれど人間としてバランス感覚を失わないでほしい。
弁護士も検察官も己のスタンスを踏み外さないまでも正義と真実をきちんと見つめてほしいし、医者は、患者の立場に立った医療を心がけ、政治家は業界だの官僚だのではなく国民に目を向けて、国民の意を汲むという発想を忘れないでほしい。
で、EXEILのリーダーは、社長なんだからまともな日本語を使ってください。「ヤバイ」の連発は若い人には受け入れられても年輩の人間にはバカにしか見えません。

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