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1箱1000円、かたや制裁金2000万円、何の関連性もありませんが

Jリーグは5月17日に埼スタで起きたレッズとガンバ、両チームのサポ同士の衝突について、制裁を発表した。
内容はホームのレッズが制裁金2000万円と始末書の提出。アウェーのガンバは1000万円と同じく始末書。
運営責任という点からもこの金額の差異は妥当だろう。むしろアウェーの制裁金は初めてだというからまさに喧嘩両成敗、だ。
そして、事実認定についても流石にマスコミなどの思い込み満載報道とは違い、淡々とその時起きたことが並べられていたことにもある意味満足できた(あらわ、があわら、になっているのはご愛嬌)。
勝ち点没収、なんてことにならなくて本当によかった。これだけの騒ぎになることを防げなかった責任は確かに浦和サイドにあるのだが、挑発的行為を行ってきたのはガンバの悪質なサポであることは間違いない。
熱狂的なサポーター、フーリガン、の代名詞だったのはレッズサポだけど、最近は鹿や脚のそれ、の方が問題多いような気がするのは私だけ?

タバコ1箱1000円時代の到来?!
…いいことではないですか。申し訳ないが喫煙経験皆無の身にはいいことづくめとしか思えない。
早速JTの中の人が語気を荒げているのを耳にした(テレビで)けれど、愛煙家の立場をさも気にかけているような言葉はどうにも空々しい。言えばいいじゃん、売り上げが落ちて困るんです!と。言えないか。
前回の増税で禁煙する人が増えたらしいが、それでも2007年度で未だ2700億本も国内で販売されているんだって。(ウィキを参考にしています)

最近は分煙化も進んでいるが、田舎ではまだまだ。ちょっとした飲食店でも分煙どころか全てのテーブルに灰皿が平然と置かれている実態には呆れるばかり。
受動喫煙の害悪については既に事実と認定されているわけで、それでも特に喫煙率が高い北海道では窓を閉め切った車の中で、隣に幼子を載せて親や祖父母が平気でスパスパ吸っている。見ていて心底ぞっとする光景だ。
吸っている本人が肺がんになろうがCOPDになろうがそれは手前勝手な話であり、生きようが死のうが自業自得。でも受動喫煙でヘビースモーカーの夫を持つ妻が病を得るような実態もあるのならもはや場所を選ばない喫煙行為は未必の故意による殺人行為であると言っても言い過ぎではないと思う。

超党派の通称「タバコ1箱1000円議連」が誕生したこともあり、一気に増税の勢いは加速するだろう。
価格が上がることで喫煙者が減る、という副産物も得られるし、更に試算では3兆円の増収が見込めるとか(でもこの手の試算は専らアテにはならない。役人のはじき出す数字は希望や理想に近づけるために策を弄されている可能性が高い)。
そもそも日本のタバコの価格は欧米に比べて驚くほど安いし、食料品や衣料品など生活必需品に増税されるより、嗜好品に増税していただいた方が、政策として国民ウケが良いのは当然でしょう?

結局、タバコが1箱1000円になっても、困るのは未だに26%もいる喫煙者とJTだけ。周囲の人間は健康面でも安心が得られ、更に増税まで免れることができるならもう万々歳!
掛け声倒れにならないよう、議連の皆様にはしっかり議論を尽くし、今秋の法案提出を現実のものにしてください。頑張ってね。

それにしても北海道の女性って何であんなに喫煙率高いのか…くわえタバコでちびっちゃい子供だのペットだの載せて窓を閉めた車を運転しているのを本当に頻繁に見かけるけれど、実に不愉快。
ちょっと前のこと、喘息持ちのおばあちゃんなど数人と一緒に狭い部屋で仕事をしていたら、休憩時、いきなりそこでタバコに火をつけようとした女がいた。
ここで吸わないで、と諌めたら反省する様子を見せるでもなくこちらを睥睨してから外に出て行ったのだが、喫煙女性は往々にして気が強く、周囲の意見を聞かない…そんなヒトが多いという印象を私は持っている。
もちろんそれが100%事実というわけではないだろうが、家族や周囲のヒトを思いやる気持ちがあれば、少なくともタバコを口にするTPOについて、考えることができるように思うんだけどね。

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