「不条理」書いているだけで不愉快な言葉
昨日の事件。
亡くなられた方や怪我をされた方のみならず、その場に居合わせた人のことも心配だ。
興奮した面持ちで笑顔すら浮かべながらインタビューに応えていたオッサンはさておき、子供や、繊細な神経の持ち主ならどれだけの傷を負ったことだろう。
芸大生の女の子が凶刃に倒れた、と知って私もショックを受けた。
既に就職先も決まりかけていたそうだ。写真で微笑む愛らしい表情が悲しい。
普段は秋葉原になど行かないのに。インタビューに応えていた老婦人は、普段なら同行していたのに今回は誘われなかった、と語り、押さえた口調だからこそその悔しさがより強く伝わってくる。
今回犠牲になられた方々に、誰が様々な補償を行ってくれるのか。
法務省刑事局のページを見た。要は、検察庁が被害を取り戻すためにサポートしてくれるが、あくまでも戦うのは被害者もしくはご遺族自身らしい。
…何とかならないのかな。金銭的な部分も含めて、精神面でもケアをしてあげてほしいと思うのだが、果たして。
一日座り仕事していたら腰がすっかり痛くなってしまった。
しかも、今度はクローゼットの中にアイツらが出没したりして、昼休みは殺虫剤片手に(猫は入れないので)大騒ぎ。物の隙間とか、動かせない大物の陰とかに恐らくまだいるだろうから、明日にでも誘引式毒餌食べさせ器(商品名も言いたくない。そのものズバリなんだもの)を買って、中に仕込もうと思っている。
殺生はしたくないけどこればかりは仕方ないよ。どうしても苦手なんだもの。
苦手と言えば、私にとって最大の敵は「不条理」。アイツら以上に嫌いだし、憎しみすら覚える。
みーちゃんの死だって私にすりゃ立派な不条理。そりゃ死因ははっきりしているけれど、何故罹患したのか。明らかに不条理だ。納得できない。なんでみーちゃんなの?
昨日の事件だってそう。明らかに不条理極まりない。普通に生きて歩いて話して笑って、ごく当たり前の日常の中にいたはずなのに、何の咎も負わないのにほんの数分で被害者、もしくは犠牲者と呼ばれるようになってしまったんだから。
神様なんかいないんだよ。つくづくそう思う。
亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。
そして治療中の皆様も無事回復されますよう。ホント、祈るくらいしかできないんだもの。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント