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ちょっと競馬の話なんぞを

昨日の札幌6R、3頭も落馬したが、その原因を作ったのがホッカイドウ競馬の五十嵐冬樹騎手だ。
彼の騎乗していた馬が4角で大きく外に膨らみ後続の馬(藤田伸二騎手騎乗)がそれに接触して転倒、さらにその転倒した馬に躓いて2頭が落馬。幸い人馬ともに致命傷は負わなかったが、札幌リーディングがかかっていた藤田騎手にとっては大きな痛手だったことは想像に難くない。
その後痛むであろう体で7Rを勝ち、勝利数は同じであるも2着の回数でかろうじてルーキー三浦皇成騎手を振り切ったからよかったものの、落馬した馬は一番人気。藤田騎手の悔しさはいかばかりであったろうか(流石に痛さを我慢できなくなったのかあるいは安堵して気力がなくなったからか最終Rは乗り替わっている)。

五十嵐騎手には(書き方はあまり良くないが)前科がいくつかある。
中でも降着にこそならなかったが、福永祐一騎手の「福島」発言を生んだとされる去年の秋天での騎乗は素人目にも酷かった。
かわいそうだったのは降着になった柴山雄一騎手騎乗のエイシンデピュティで、確かに直接の原因を作ったのはこのコンビではあるが、そもそもそれは五十嵐騎乗のコスモバルクが大きくヨレたことがきっかけだった。
「福島」発言が本当にあったのかどうかはわからないが、福永騎手の怒りは最もだと私は思う。カンパニーの被った被害はそれだけ甚大だったから。
左回りでヨレる癖があるとわかっているなら位置取りを工夫すべきなのは五十嵐の側であって、そういう癖のある馬に近づくのが悪いという意見も聞かれたがそれは筋違いも甚だしいのではないか。
他の人馬に悪影響を及ぼすとわかりつつ自分の馬の勝ち負けだけを考えて乗っているのならそれは開き直りの確信犯と言われても仕方がない。
実際、何年か前の札幌開催で、降着なしの騎乗停止という極めて珍しい処分を受けているのも、そもそも五十嵐騎手自身に自分の騎乗について反省の気持ちがないからではないだろうか。言いすぎかな。
勝つためなら何をしてもいい、とまではよもや思ってはいまい。でもそう取られかねない騎乗が多いと思うのは私だけではないはず。

以前、実際に五十嵐騎手と話す機会があったが、正直好印象は持てなかった。だからと言って彼の人間性まで問うつもりもそもそもそんな資格も私にはない。
でも、これからもこのような騎乗を繰り返すならやはり中央では乗って欲しくないと思わざるを得ないし、それによってホッカイドウ競馬のイメージダウンに繋がってしまう可能性だってないとは言えない。
とりあえず昨日の当該レースにおける彼のコメントを読んでみたい。

いよいよ今週末は毎日王冠でウォッカが始動する。3歳牝馬のGⅠもある。
3歳牝馬のGⅠと言えば今年のオークスでの池添謙一騎手の騎乗ぶりがすぐ思い浮かんでしまうのが悲しいところだ。
秋華賞はぜひ綺麗に騎乗して、トールポピーへ誰からの謗りも受けないような勝利をプレゼントしてほしい。
スプリンターズSは位置取りがあまりに後ろすぎていたし、この人、もっと上手くなると思って期待してたんだけど、もうピークを超えてしまったんだろうか。

黒猫クロ、家猫然としてきた。最近ではあまり抱っこされても嬉しそうな顔しないでやんの。肩にも飛びついてこなくなったし。
相変わらず食欲はあるが、運動量が落ちたこともあってこれまでどおりに食べさせたら大変なことになるだろうこと請け合い。
ということで、今週からドライをr/d主体に切り替えた。ああ、ますますお金がかかる…あうううう。

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