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ちゃんとわかってますか、正しい意味。

上司に対してうわべだけ取り繕って、おべんちゃら使って、時にはお土産なんか持たせたり送ったり。
そういうことがどうしてもできない。
四季折々に付け届け?名産物のおすそ分け?そういうのダメ。
しれっとそういうことができる人が羨まし…くはないか。
得てしてその類の人は「傲岸不遜」「傍若無人」だったりするんだ。
ひょんな機会にその人の本質が垣間見えることがある。
むき出しの物欲は見ていて不快だし-子供は別ですよ。ただ、子供同士でも譲歩の気持ちを持つ子とそうでない子がいるけれど。

閑話休題。
情けは人のためならず-この諺を誤って理解している人は少なくないはず。
-人に情けをかけておけば、いつしか巡り巡って自分に帰ってくる(だから人には親切にした方がいい)、これが本当の意味だが、最近は「情けをかけるとその人のためにならない」と誤解している人が多いらしい。

今日は冬至。柚子は実家からたくさん送ってもらっていたので高いのを買わずに済んだが、かぼちゃを買い忘れてしまった。
どうしよう…やむを得ず近所の雑貨やさんに走る。

「おばちゃん、かぼちゃ、ある?」
「あららら、ないわ」…諦めるか。今更車出してスーパー行くのもなあ…レジにいたご主人と世間話をし、手ぶらで帰るのも、と手近なところにあったキャベツを持ってお財布を出したところ、いつの間にか店の奥に引っ込んでいた奥さんがかぼちゃを手に戻ってきたではないか!

「近所の農家さんからもらったんだ。よかったらあげるわ」

以前、この店は敷居が高かった。
というのも、いつも近所のおばちゃんたちがたむろしている上に品揃えは今ひとつ(すみません)。
入りづらいことこの上なく、よほどのことがない限りスルーしていたのだが、去年だったか。急に喉が渇いてペットボトルを買いに入ったときのこと。
あまり愛想のないご主人と奥さんとレジの傍で一人のおばあちゃんが何事か話している。
聞くともなしに聞いているとどうやら迎えに来るはずのお孫さんが、車の故障で来れなくなったらしい。
ご主人も奥さんも、送って行けない理由があるらしく3人で策を講じていたところに私が来た、というわけ。
「時間もあるし、私送って行きましょうか」-声をかけたら怪訝そうに振り向く3人。でも顔くらいは記憶に留めてくれていたらしく、すぐに奥さんの表情が安堵に緩んだことを覚えている。

おばあちゃんは無事、10キロほど先のご自宅へ送り届け、それ以来ご夫婦ともに別人のようににこやかな接客をしてくれるようになり、そして今日のかぼちゃに至る、と。
正に「情けは人のためならず」を地で行くような出来事だった。

「おばちゃん、ありがとー」

かぼちゃはほっくりと甘く、家人共々美味しくいただいた。柚子湯にも入った。
これでこの冬は風邪引かないで暮らせそうだ。

明日はデブ猫カンタのワクチンで病院へ。
まーたキャリーの中でう○こするんだろうな…やれやれ。

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