正に意味不明、を地で行くような
九州へのブルートレインが廃止されることが決まってから、もう連日どの列車も満席らしい。
めざどで苑ちゃんが「立ち席しか取れなかった」と言ってたし、確かに私ももう一度乗ってみたいと思うもんなあ。
そう、一度だけ、長崎から東京まで乗ったことがある。
2人用個室で、シャワーはついてないから別途シャワールームを予約したっけ。
寝台列車は異空間。
長崎というエキゾチックな街の空気と一緒に乗り込み、二人で旅の思い出を語らいながら時を楽しみ、でも朝の東京駅に着いた列車から降りた途端、それまでの程よく浮かれた旅気分がたちまち消え去ってしまったのを明確に覚えている。
日頃から見向きもしないでいたくせに、いざなくなるとなると大騒ぎ。
丸井今井の地方店存続問題と根っこは一緒だ。
時代の趨勢、という言葉に全てを諦めてしまうのが正しいのか、それはわからないけれど、必要がないから利益が上がらず、利益が上がらないからやめる、というのは経済の原則から見て間違ってはいない。
ただ…寂しいよね。
ああ、眠い。春眠暁を覚えず、だ。今日は本当に暖かいから。
さっきちょっと外に出たら福寿草が咲いていた。少し探せばふきのとうも出ているだろう。
大した仕事も今日はないから、そろそろ引き上げようかな。
テンションがここ2日ほど酷く下がっていた理由が今朝方判明したこともあって、メンタルフィジカルどちらも浮かない気分。
一つの終焉を迎えようとしているのかもしれない。これもまた、寂しいことで。
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