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トラだってネコの仲間だし

今日はよたの通院日。ついでに黒猫クロもワクチン接種。往復の車内はまさに呉越同舟だった。
とにかく行きも帰りも鳴きっぱなしのクロに対してよたは車に載せた瞬間から帰宅してキャリーの蓋を開けるまで一言も発しなかった。

で、肝心な検査結果はと言えば、BUNは若干上昇していたがクレアチニンは降下。うーん、正に一喜一憂だ。
ただどちらも太り過ぎ。
まあクロはFIV感染猫なので、万が一発症した場合を考えて今くらい太っていてもいいらしい。
よたも同じ。腎不全が急激に悪化して食べられなくなった時のことを考慮してこのままでいい、と先生からお墨付き(?)をいただいてしまった。いいのかねえ、本当に。

帰ってきて、キャリーから出すとクロはよたよたと、心底疲れきったという体で数歩歩くとばたり、と倒れてそのまま物憂げに毛づくろいを始めた。
・・・そりゃそうだわな。よたはほぼ毎月同じ目に遭ってるけれど、あんたは去年の同じ時期に行ったっきりだもんね、病院。
そう、よたはもう慣れたもので、部屋に戻ってもケロっとしてる。
まあ病院通いに慣れる、というのはあまり嬉しいことではないのだが。

タイガの死因は窒息死ということなのだろうか。
餌の生肉が喉に詰まったことが原因らしい。つまり・・・言いたかないが人為的ミスの範疇だろう。
でも、それを起こした人たちこそ、懸命に彼らの命の灯を守り続けた人たちだったわけで、今頃どんな思いでいらっしゃるのか想像もできない。
一度会いに行きたいと思っていた。でももうその願いはかなわない。
いずれ性成熟する前には離れ離れにされるはずだったろうが、それでも突然一人ぼっちになってしまったココアもかわいそう。

呆気ない。あれだけの障害を克服してここまで成長してきたのに。亡くなる時はこんなにあっさりと逝ってしまうのだ。

今朝の、めざましテレビでの生インタビュー。山口園長は本当に誠実な人なんだと思う。
キャスター二人の通り一遍、ややもすれば無神経にも聞こえる問いかけにも誠意をこめて答えていた。

どうぞ安らかに。
上ではきっと脚も治ってるよ。だから自由に駆け回ってください。脚の負担を考えて少なめだったご飯だってお腹いっぱい食べられるよ。

そうだ。うちの猫だって、ううん、私だって家族だっていついなくなってしまうかわからないんだもの。
今日を大事に生きなければ。
(・・・という前向きな気持ちが長続きしないのが私の、実は最大の欠点であったりもするのですが)

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