ハイ、それまでよ
私は最低の人間だ。
悲嘆にくれながら、滂沱の涙を流しながら、心のどこかで「それ」を喜んでいるのだから。
自分が厄介者だと思ってしまったのだろうか。
・・・確かに。様々な部分で厄介なことではあった。それを察していたの?でも光明も差し込んで来ていたのに。それなりの覚悟もしていたのに。
悲しみに打ちひしがれながら、冷静に事後処理を行う。
小狡いこともした。同情を笠に着て。
悪いのは誰?誰を責めることも出来ないし、それでも連絡を2度怠ったあいつだけは許せない。
社会常識の通じない相手が世の中に存在していることくらい百も承知だったはずなのに。
酒と薬に逃げることにする。
(薬とは言ってもドラッグではないあたり、社会常識に囚われているな、と)
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