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久々にドラマの感想など。

久々に2時間ドラマを見た。
松本清張生誕100周年記念ドラマ(だっけ?)「霧の旗」。

これまでも百恵友和のゴールデンコンビ(古)で映画化されたりしているけれど、今回主人公の弁護士はあの市川海老蔵。更に桐子はあの相武紗季ちゃん!凡そ悪女役なんか似合わない清楚なお嬢さんが果たしてどこまでドロドロとした復讐心を表現できるのか。

狂言回し的なライターを演じた東MAXが意外に達者でびっくりした。
シリアスな演技をしても浮かないどころか、最初は彼だと気付かなかったくらいだったし。
桐子の同僚ホステス役の柳原可奈子も、これまた意外にハマリ役。
ただ、無実の罪で獄中死した桐子の兄にカンニング竹山、ってのはあまりに遺伝子を無視したキャスティングではないだろうか。

そもそも、不条理だと思う。
桐子が大塚弁護士に弁護を断られたことに対して怒りの気持ちを持つことまでは理解できる。
でも、世の中には掃いて捨てるほど弁護士はいるわけで、原作では現代のようにインターネットなどで容易に情報が入手できる時代ではなかったから彼しかいない、と思いつめる気持ちはわからないでもない。
ただ、ドラマは今。平成の世にあって彼女の思い込みはあまりに激しすぎやしなかっただろうか。
大塚弁護士にしてみればとんだとばっちりの逆恨みに等しい感情に振り回されて社会的地位も家庭も失ってしまったわけで、そりゃないよ、と呟いてみたくもなっただろう。

原作を読んだのが小学生の頃(多分。マセたガキだったのだ)なので細かい部分まで覚えていないけど、ドラマでは最後に救いがあった。中澤姉さん演じる愛のない結婚の成れの果て、の妻は自ら出て行き(可哀想な人だよね考えてみりゃ)、真実の愛を見つけて終わるんだから。
それにしても、ライターを送りつけた桐子は何らかの罪に問われたりはしないのだろうか。
法廷で証言したわけではないから偽証罪にもならないし・・・うーん、ちょっとすっきりしないけど、結果的には皆がそれぞれに大なり小なり不幸になり、大なり小なり幸せになった、何だか大岡裁きみたい。

印象に残ったのは相武紗季ちゃんの美しさ。
部屋に連れ込んだ不倶戴天の敵を酔わせて押し倒すあの妖艶な笑み。
演技が上手いとは思えないけれど、やはり綺麗な子だと改めて思わされた。
そして海老蔵さん・・・ちょっとテレビの画面で見るとクドいかな、お顔立ちが(すみません)。
この二人は華があって、シチュエイション抜きに見ればツーショットは正に眼福だった。
戸田菜穂さんもやけに色っぽかったけれど、ああ、新婚さんに婚約された方に「噂の」彼氏がいる人、皆幸せな人たちばかりだったのね、このドラマ。
その所為かどうかはわかりませんが、ドロドロした復讐劇というよりは純愛を求める弁護士の心情がメインになっていたように思う。

なんだかだ言って2時間ちょいの間(最初の30分くらいは見られなかったんだけど)、いろいろな現実を忘れて夢中になって視ることができました。いいストレス発散になったかな。

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