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宮崎での口蹄疫、日向市、宮崎市で新たに感染が確認された。スーパー種牛が避難している西都市でも。
感染源が特定できないそうで、空気感染するには距離がかなり離れているし、それならやはり人(車)ではないだろうか。
・・・と思っていたら、専門家の方も同じように考えていらした。
消毒ポイントを無視して通過する車は、ナンバーを控えて警察が追尾、強制的に止めて消毒するくらいの強権発動で対応できないものか。
クエン酸や酢などでウイルスは不活化するそうだ。難しいことはないから、感染地域やその周辺では畜産に携わる方だけでなく、一般市民の皆さんにも消毒に協力してほしいと切に願う。
今朝のテレビで前回宮崎で口蹄疫が発生した時に現場にいらした大学教授が、感染源は感染した家畜。一般市民には関係ない、という主旨の発言をされていたがそれは違うのではないか。
近隣住民一人ひとりが、自分が感染源に、ウイルスの運び屋にならないよう気をつけることが一番大事だと思うんだけど・・・

今井美樹さんが高鍋町のご出身だそうで、様々に支援をされていらっしゃるのを、夫である布袋寅泰さんのブログで知った。
同じ宮崎出身のコブクロ、小渕健太郎さんと共にチャリテイーで曲を作り、その収益を義捐金としたい、と。
永瀬正敏さんやダルビッシュ紗栄子さんの現地への寄付とか、プロ野球球団、Jリーグだって幾つかのチームが既にアクションを起こしているのに、何故かあまり大々的に報じられていないような気がする。
これまでの大会に比べてさほど盛り上がっていないとはいえ、日本戦が始まってしまえば恐らくマスコミもワールドカップ一色になるだろう。
政局は、表紙が変わっても相変わらずごたごたしているし、参院選はあるし、で口蹄疫のニュースは隅っこに追いやられてしまっている。日本の食の危機だというのに。

現地での取材が難しいからなのか。それとももっと深慮遠謀(?)的なものがあるのか。それはわからない。
視聴者が関心を示さないから?それは逆だ。事態は深刻化を辿っていて、マスコミはもっと関心や興味を喚起するために報道すべきなのではないか。
その中で、消毒を拒む車両の存在などをあぶり出せば、また対岸の火事などではなく、自分の車が感染源になってしまう可能性があることも地元住民の方々に理解してもらえると思う。
離れたところに住んでいる私たちには、義捐金、募金の存在を知らしめることで、それは加速度的に協力者が増えるはずだ。

ムッチーさんの牛さんはもういない。今日アップされたエントリを見て涙せずにいられなかった。
コメントしたいと思っても、言葉が見つからない。
もし、自分が同じ立場なら、あれほど穏やかにその日の情景を綴ることができるだろうか。

家人の大学時代の友人も十勝で乳牛を扱っている。規模は大きい。
もし、口蹄疫が北海道にまで飛び火したら。そう考えると背筋が凍る。

今、私がこうして駄文を書き綴っている間も、懸命の作業が宮崎の至るところで続いているのだ。入梅も迫っているし、気温が上がれば臭いなどの問題も大きくなる。
どうか、少しでも早く事態が終息へ向かいますように。祈ること(と些少の寄付や物産の購入)くらいしかできない自分が情けないです。

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