凄いなあ。本当に凄い。
私が見ると勝てない。だからザッピングしながらの観戦だったのだが、確かに目にするのはアメリカのゴールシーンだけ。追いついたのに、また勝ち越されてるじゃないか!
もうダメだ、と本腰を入れて観戦を諦め(?)、昨日録画した番組を防水モニターで見ながらシャワーを浴びることにした。
で、湯上り、やはり気になってテレビの前に。
・・・うわ、やっぱりアメリカじゃん。表彰されてら。あれ?でもあんまり嬉しそうじゃないじゃん。
そこで画面の隅に書かれている文字に気付いた。
「なでしこ優勝」・・・え?うそ。
準優勝の表彰が終わって、いよいよ優勝チームの表彰。これを聞いてようやく事態が飲み込めた。勝っていたのだ、日本代表。
見ていなかったけれど、その後めざましテレビが微に入り細を穿って試合の模様を教えてくれたから、宮間がこぼれ球を押し込んで同点に追いついたシーン(見れなかったのよ、ちょうど)や、延長戦前半和田アキ子ワンバックの見事なヘッド、でもそれに負けず劣らず終了間際の澤のゴール、と内容は知ることができた。
そしてPK。
海堀のセーブは神がかっていたようにも、あるいは必然のようにも見えた。
熊谷の、まだ幼く見える紅潮した頬が引き締まり、最後にボールを蹴ったその瞬間!
・・・ああ、リアルタイムで見たかったな。きっと私、絶叫していただろう。心臓に悪かったことも確かだけど。
イマドキの女子サッカー選手はなべて可愛く、お洒落だ。なでしこたちも例外じゃあない。
エースの「男前」澤選手だって、今日はちゃんとネイルを施し、もしかしたら走るには邪魔だろう長い髪も緩やかなウェーヴが綺麗。
鮫島選手は走り方がちょっと内股加減でいかにも女の子、という感じだけれど、活動無期限中止中の東電サッカー部から急遽アメリカへの移籍を決めるなど環境も激変したというのに常にフル出場で守備を支えていた。で、かわいい。普通にそこいらにいても十分かわいい。
ちなみに澤選手などへのネイルアートはスウェーデン戦の勝利の立役者川澄選手が行っているとか。
フランスやアメリカなど、対戦国のチームにも女優やモデルばりに美しい選手がたくさんいた。凡そスポコンには無縁そうな彼女たちだって、血の滲むような努力を重ねているはずなのに。
いっそビジュアルから入るのでも構わないから、もっと女子サッカーって注目されて欲しいと思いましたよ、今日改めて。
でそのなでしこたち。
プロ契約を結んでいる選手は数少ないと聞いた。一つ前の世代には、スーパーでレジ打ちしている選手もいたっけ。
澤や熊谷などが所属するクラブチームは、プロ契約していない選手も、サッカーに専念できるような環境作りをしているそうだが、決して十分な収入を得られているわけではない。
せっかくこれだけ注目されているのだから、今のうちに、熱が冷めないうちに彼女たちの待遇改善を図ってあげてほしい。
少なくとも男子並に給与など処遇を改善してもいいと思うんだけど・・・どうなの?
本当に本当にお疲れ様でした、選手の皆さん、スタッフの皆さん、そして現地で応援されたサポーターの皆さん。
ベタではありますが「感動をありがとう」
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