おめでとう!
この時期が来ると、その出来事には全く、何ら関係ないにも関わらず、何となくそわそわする。
・・・ノーベル賞の授賞者が発表になるのだ。
候補者なんかろくすっぽわからない。だから授賞した日本人の名前を聞いても当然耳なじみもなければ、だから因縁も何もない。それでも、心が躍る。日本人として誇らしさを強く感じる。
更にここ何年か、授賞が取り沙汰されていた、京大の若き教授の存在があることで、今年は特に気持ちが入っていた。
・・・おめでとうございます!生理学・医学賞授賞!!!
iPS細胞、のiがなぜ小文字なのか、を今朝初めて知ってにやりとしたのは私だけではあるまい。
朝のワイドショーをはしごして30分、あっという間に山中教授の情報は私の中に蓄積されていった。
何しろ理知的な二枚目であり、奥様も医師で二人のお嬢さんも医学生。
フルマラソンを4時間台で走り、学生時代はラガーマン。人当たりも良く、腰も低く、学生に慕われ、大学職員女性たちのあこがれの的。
今回の授賞でスポンサーも増えるだろうから、研究費用だって今まで以上に使えるようになるんでしょう?
天は二物を与えず?冗談じゃない。この方は二物も三物もお持ちだ。
そして、この世紀の発明たる細胞が、これから難病の治療や創薬に役立つよう更なる研究が進められるわけだけれど・・・教授も仰っていたように、倫理面が追いついていかなければ、とんでもない研究もされてしまうだろうし、ホント、アダムとイブがいらない世界、ができちゃうかもしれないんだものねえ。
この時期が来ると、全く、何ら関係ないにも関わらず、何となくそわそわする。
―こういう気持ちを味わえない某国の皆様は、残念としか言いようがない。
今年は文学賞にも有力候補がいるし、もう少しの間そわそわが続く。楽しいねえ。
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