宣伝をしているのは彼女ではなく、彼女の発言を利用した人たちでは?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000049-spnannex-ent
同じ感覚なんだなあ、と思った。ただ、立場上ここまで素直に全否定していいものか、とも思った。
他のメンバーならいざ知らず、芸能界に長く身を置く彼女なら、口にしていいことと悪いこととのボーダーラインはわかっているはずだし、それでもなお公に発言したのならばそこに宣伝臭を感じないこともない。
多分これは彼女の素直な感想であって、それさえが集客力になるだろうという、配給元のあざとい考えがそれを訂正することなくマスコミに流させたのではないだろうか?
以前書いたけれどこの映画…は見ていないから原作からは、犯人の、残虐な殺戮の裏にある明確な意思が感じられない。目的が殺戮そのものとしか思えない。
でも間違いなく私はこの映画を見ないので、これ以上は何も書けないんだけどね。
原作を読んで、この役をやりたいと切望した主役の俳優さんは、この主人公に共鳴できる感性の持ち主だろうことは間違いないけれど、それが共感なのか反感なのか・・・監督が何かのインタビューで答えていたのを見たらこの俳優、DSのあののどかなシミュレーションゲームを2機で遊んでいて、片方では理想の村を作り、対照的にもう片方の村は荒廃しきっていたのだそうだ。それを指摘されて俳優曰く、「どちらも突き詰めてみたかった」という趣旨の答えを照れるでもなく話していた。
それを見て、監督もこりゃいける的な感想を持ったそうで。そりゃそうだよね。まさに海猿とハスミン。こんなに怖いヒトってそうざらにはいないと思いましたよ。ああよかった、この人のファンじゃなくって。
こういう小説や映画が、果たして誰にどんな感情を与え、どんな行動に結びつくのか。
何だかそれがわからないのが不気味。今の日本ってそういう国になっているから。
あ、主役の俳優さん、明らかにイメージダウンだと思う、この映画に出たことで。
少なくとも私はもうこの人をスクリーンでもテレビの画面でも見たくない。元々好きじゃなかったけどね。
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