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北陸の、秋の味覚と言えば

ずわいがにと甘海老が入った発泡スチロールの箱が届いた。

・・・いや、冷静に書いているけど、実際届いた箱を開けた時は思わず狂喜乱舞しちゃったことは言うまでもない。

箱の中には、30尾ほどの甘海老(当然生食用)と甲羅の直径15センチ弱のずわいがに1ハイ、そして数センチのずわいがにが2ハイ。
何も知らない家人は、何だこれ、味噌汁用か?と小馬鹿にしていたが実はこの小さい方のかにこそが限られた期間しか獲ることのできない貴重な「香箱がに」なのである。

この時期は産卵期に当るため、保護のため漁獲量と期間が制限されている。更に小型だから値もあまり良くないので主に当地で消費されてしまうそうだ。
でも、お腹の中と甲羅の中にそれぞれ卵を抱えていて味も濃厚。知る人ぞ知る秋の味覚なのだ。

取りあえず、海老はそのままいただくことにして皿に盛り、かにはひたすら捌いて2人分別皿に。簡単に二杯酢を作ってみた。

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慌てて写真撮影。もう1ハイは既に分解(?)済

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これこそが甲羅の中の未成熟卵、内子

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甘海老、こちらも一部食べたあと

甘海老なんか食べきれなくて、やむなく食べ残した頭部と共に出汁採るのに使ってしまった。ああ、なんて贅沢。

ホント、ご馳走様でした。


今朝はとんでもないアクシデントがあった。それはまた別の機会に。

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