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箱根雑感ほか

年の初めのお楽しみ、箱根駅伝が終わった。

3年生キャプテン率いる日体大が見事昨年の雪辱を果たし、絶対的存在を失った東洋大が2位。健闘したのは復路優勝の駒大。
往路の出遅れが響いた形だが、最大の誤算は2区を走ったエースだろう。

実は、スタート前のリポートで嫌な情報を耳にしていた。
「生まれて初めて、一睡もできなかった」・・・そりゃあかんわ。
彼が受けるプレッシャーはそりゃ重たいモノだろう。でも、まず睡眠。いくら若くて体力があっても今回のような強風では普段通りには動けないはず。
区間7位という成績は、普通なら及第点であっても、彼ならば失格。来年に期待しましょう。

5区、法政大の関口にも驚かされた。何でもレース前はシェークスピアを読むって?!そんな感じには見えなかった(ごめんなさい)
それでも、何となくユーモラスにも見えるすり足ですいすいと山を登って5位。8人抜きだそうだが、この力走が久々のシード権獲得につながった。

復路では駒大の千葉。彼の力走がこちらは復路優勝へのきっかけとなったし、本当に、予定通りに選手が走っていたら総合優勝もあったのでは?

ゴール前の、4位争いはなかなかに熾烈だった。ある意味今大会最大の白熱シーンだったかも。
申し合わせたように猛ダッシュをする早稲田田口と帝京熊崎。
20キロ以上も走ってきてあれだけ全力疾走できるなんて・・・いや、もう驚いた。
帝京が早稲田を抑えきったあのシーンはある意味象徴的かもしれない。
早稲田の選手はどこかひ弱だ。エースと目されていた、大学長距離界のエース大迫は、監督曰く「風に弱い」―世界陸上やオリンピックはどんな天候でも行われますが?
志方、佐々木あたりも前評判は高かったのに怪我してみたり、今回も区間賞どころではない走りで、彼らがもっと自分の仕事をしていたら、少なくともあのデッドヒートはあり得なかった。

で、その早稲田をどうしても贔屓したい解説者さん。
この人しかいない、というところに陸上解説者界の問題点がある(ん?)
聞き苦しかったし、更に聞き苦しかったのは実況。
自己陶酔、というかとにかく興奮し過ぎていて、臨場感通り越して正直鬱陶しかった。
挙句選手の名前を間違えるは、大学名まで間違えられた日にゃ、落ち着け、と背中を叩いてやりたかった。
やはり中継は民放ではなく、NHKでやってほしいなあ。
感動のエピソードも大安売り。いろいろな小ネタを拾って、さも得意げに披露している暇があったら、もっと下位大学もフォローして。
鎧坂クンも言ってたぞ。明治について聞かれたら「あまり映してもらえないから(状況が)わからない」
具体的には東洋偏重が甚だしい。もう柏原はいないんだよ。

触れておきたいのは棄権が2大学に上ったこと。うち1校は何と古豪中央大。
これってとんでもない大事件と言えるはずなのに、オンエアではさらりと一言で済まされちゃった。城西大だって、後でようやくオンエアされた映像見たらかなりヤバそうだったし、一歩間違えたら大参事だったのに。
きっちり伝えてくれなきゃ。赤の他人の私だって心配なのに、関係者の皆様がどれほど心配されているか。

ま、とにもかくにも終わってしまった。
10位に入ったシード校の皆様おめでとうございます。
学連選抜もとりあえず来年はないし、出走したければ予選会で大学が10位に入るしかなくなっちゃった。
皆さん頑張ってください!



昨年末からずっと不調だった職場の電話。プロに来てもらってもなかなか治らず、だったのが、ついさっき無事完治。終わってみれば、ああ、なるほど、と言えることが原因だった。
長い時間お疲れ様でした。
本業は今年もヤバそうだし、玄関先には風邪っ引きの野良はいるし(ええっ?!)、昨晩夜なべして猫の洋服を作っていたから既に死ぬほど眠いし、何だか今年も・・・あうううう。

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