うーん。原作どおりってわけにはいかないか。
火曜日の21時は、ドラマを見ることしかできなかった。
かたや希代の悪女、かたや前科を持つ女たち。
・・・というのも、我が家は未だにテレビが地デジならぬ非デジ。BDレコーダーで辛うじてデジタル放送を視聴しているため、ダブルヘッドで両方のドラマを同時間に録画したらそのどちらかを見るしかないのだ。
結局リアルタイムで見届けてしまったのは後者の方。
ただ、これは感動や興味で見た、というのとは若干違って、どちらかというと苛立ちながらの視聴ではあった。
とにかく、芭子の外見は若作りに過ぎる。成長がなさ過ぎる。
大学生の頃に事件を起こして7年の刑期ののち出所。ドラマでは数年後が描かれれば30代も半ばのはずなのに、最終回、港町を訪れる彼女はさながら女子大生だった。
そして、これは仕方がないこと―原作通りなら、彼女たちの視点で描かれる、小さな事件ばかりなので、そこに親子愛、家族愛、という感動的なエッセンスをプラスしたいのはよーくわかる。
でも、少なくとも原作では元の家族からの歩み寄りや心境の変化は全く描かれておらず、だからこそ2人の結びつきの強さや儚さが際立っていたのに。
ちなみにこのドラマの原作、全3巻だそうだ。私が読んだのは2巻まで。それも文庫になってから。
最終巻はまだ単行本しかないので読んでいないが、震災絡みのお話しだそうで、あちこちで散見したレビューによればあまり評判が良くないらしい。
曰く、谷中の下町テイストが失われてしまった、こじつけ感が強い、無理に話を絡めすぎ・・・
取りあえず文庫化されたら手にはしてみよう。所詮他人の感想だもの。
主人公を演じたお二人は想像以上に素晴らしかったです。原作さえ意識しなければ、ドラマとしては秀逸だったと思います。
救いがないもの、原作の芭子ちゃんと家族との関係は。
閑話休題。
昨年導入したドラム式洗濯機は非常に優秀だ。
乾燥機能を使ったあとのお手入れは若干面倒だけど、何せどんな天候でも、バスタオルがほんの2、3時間で綺麗にふわふわに仕上がるのだから。
乾燥機能を使えない洗濯物だって、レビューではいろいろ不満も書かれていたけれどそこそこ綺麗に洗いあがるし、ここまで文句のつけようがない仕事をしてくれている。
でもひとつだけ。
洗濯物を入れて、ドアを閉め、機能を選んでスタートボタンを押す。
すると適した洗剤や柔軟剤の量を教えてくれるのだが・・・間に合わないの(涙)
あたふたと液体洗剤、柔軟剤、酸素系漂白剤、時たま抗菌作用のある液体まで入れようとするのだが、ドラム氏がせっかちなのか、私がトロいのか、投入する前に洗濯が始まってしまうのだ。あうううう。
最近は、一時停止ボタンを押すという技(?)を覚えたのでどうにかなるが、世間の皆様はちゃんとあの待機時間内に全て投入できているのだろうか。はなはだ疑問ではあるけれど、恥ずかしくて聞けないしなあ・・・
どんなもんなんですかね?
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント