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大好きなアルバムです

お昼にマイク片手で「いいとも!」、あるいはMステのMC。
せいぜいが、深夜のテレ朝で「毎度おなじみ流浪の番組・・・」と始まるナレーションの彼くらいしか知らない人がほとんどだろう。

かつて彼がガチンコで、気合十分にジャズのアルバムを送り出したことをご存知だろうか?
現在アマゾンでは中古CDが1万円を超える金額で1枚出品されているが、これ以外の現物を多分入手することは困難に違いない。

タイトルは「HOW ABOUT THIS」これってどう?・・・真面目にこんなの作ってみたけどどうかしら?ってイメージかな?

このアルバムの7曲目、「THE WALTZ IN WALTZ」が特に好きだ。
知らずに聴けば、スタンダードと思ってしまうくらい切ないメロディーラインと冒頭のビブラフォンが、何度聴いても飽きないくらい。

・・・驚かされたのは、この曲を含め10曲中7曲が彼の作曲であるということ。
おまけにブラスと鍵盤、パーカッション、更にはフルートまで彼が演奏しているのだ!(もちろんヴォーカルやコーラスも)

多分大して売れなかっただろうとは想像がつく。だから再販もされないし。
芸人が真面目に音楽に取り組むと、私の知る例ではふかわりょうくらいかな。そこに笑いはない(ふかわの場合元からない?)(いや、好きなんですけどね)。だからあまり売れない。もったいないなあ。色眼鏡なしで(ご本人はかけていますが)もっと聴いてほしいアルバムなのに。

ちなみに私は10年以上前にレンタル落ちを入手した。多分500円くらいだったと思う。よかった、買っておいて。

今日も切ない一日になってしまった。美しいワルツのメロディーに慰めてもらおう。

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