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やり遂げたい、ということです要は

紆余曲折を経て、今日も子猫は家にいる。

昨晩、「預り先が見つかりましたぁ!」とノー天気なくらい明るい声で、私に子猫を託した人から電話が来た。
「今日これからでも引き取りにいきますよぉ」・・・ちょっと、待て。

既に我が家にはサークル、トイレが用意され、そして翌日にはミルクも2缶届くし、離乳食も購入済みだ。
そういう話が後々出てくることが想定されるなら、予め言っておいてほしかった。

彼女は、私の情が子猫たちに移ってしまうことを心配していたが、そういうことではない。
実際のところ、まだこの子たちがカワイイなんて思えるほどの余裕はないのだ。
そして、5月にはボランティアに引き渡すこともちゃんと承知しているから、今私にあるのは、この子らを立派な猫に育て上げる!という使命感だけなのである。

電話口で迷わなかった、と言ったらうそになる。
連夜の寝不足はそうそう簡単には解消されず、未だ体調は今一つ。トイレトレーニングだって、離乳だって、知識は腐るほどあるけど当然のことながら実戦経験なし。
託してしまったらどれだけ楽なことだろう。ああ、甘い誘惑。

だが、結局断ったため、冒頭の一文に繋がる、と。

ま、かかった費用は猫飼いスキルを上げるための授業料ということにしよう。
・・・だからと言って、拾いたいというわけではないですよ、乳飲み子猫。

この、頼りない乳母を助けようと思ってくれたのか、どちらの子も大して教えていないのにちゃんとトイレでちっちしてくれた。
すごいなあ。ホントに本能って凄い。
片方の子は、私の補助付ながらちゃんとうんちも出た。直径5ミリで長さ数センチ、という、えーと、単純に人間のそれに換算したら(するな!)・・・あうううう。よくあんなのをお腹にため込んでいたものだ。

既に、もう片方の子はお皿に入れたミルクに顔を突っ込み、それが鼻に入ってぶしぶしさせていたので、離乳もそう問題なくいけそうだ。
お引渡しの時には、どこに出しても恥ずかしくない、それなりに猫へと仕上がった状態になっているだろう。
よーし!もう人工哺乳は怖くないぞ。どんと来い!(ってだから拾いたいというわけではないです念のため)

今日は天気が今一つ。
いろいろな意味でテンション下がるし、家人は嫌な仕事が控えているから私以上にストレスが溜まっていて不機嫌だ。
私はツボを心得ているからまあまあ怒らせないよう振る舞うことができるけれど、従業員の皆さんや、これから来る取引先がなあ・・・
どうか、無事に終わりますように。あ、明日も面倒くさいお話しに行くんだもんね。ついて行こうかどうか考え中。どうしよう。

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