ありがとうさようなら
晴れ晴れとした淋しさに、茫然自失状態となっているのあちさん。
そう、子猫たちは新しい環境に巣立って行った。いともあっさりと。
キャリーを開けたら飛び出す女子、しばし迷って1、2分遅れて恐る恐る出る男子。
でも、すぐにあちこち探検し始めて、私のことなんか見向きもせず遊びだした。
もう、文句のつけようもない里親さんだった。
そりゃ重箱の隅をつつくようにすりゃ言いたいこともなくはない。でも重箱の隅をつついてこのご縁を失くすより、重箱の中の美味しそうなごちそうをいただいた方が、この子たちのためになると判断した。
事前に私を不安に陥れるようなワードをメールにさりげなく書き込んできたのも仲介者であって、当の本人はちゃんとこちらの言い分を理解してくださったから一安心。
今頃、ここで過ごした2か月弱のことは思いだしもしないで遊んでいるか、それとも流石に疲れて眠っているか。
どちらにしてももう子猫たちはここにはいない。新しい名前を、本名をもらって可愛い首輪も付けてもらって、本当のおうちに行ってしまった。
淋しいなあ。でも嬉しいなあ。
楽しい時間を本当にありがとう。あなたたちを育てさせてくれて本当にありがとう。
いつか、そう、季節が変わったころに会いに行くからね。ま、オバサンのことはきれいさっぱり忘れているだろうけどさ。
ありがとう、ちゃーちゃん、くーちゃん。
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