どうか、助かりますように
天気が悪いと気分も浮かない。ましてや週末にくそやくたいもない客が来るので、いきおいテンションも下がりがちだ。
そんな(どんな?)中、今日は久々に耳鼻科へ行ってきた。
―そう、これがまた。
まあ二度目ともなると互いに慣れたもので、先生も、ああ、とばかりにノズルを手にすると早速吸引。
ただ、今回はノズルで吸いつけて採るのではなく、ニュっと押し出したのでそれが口腔内に落ちてしまい・・・もうおわかりですね。そう、飲みこんでしまったのだ!
思わず、あ、と声を出す先生。でも時すでに遅し。
いや、大丈夫だと思いますが・・・黴菌の塊ですから・・・遠慮がちに、でもどこか笑いを含みつつ言われてこちらも、しまった、と思いつつ、笑顔で「胃酸に期待します」と答えた。大丈夫だよね、我が胃よ。
口腔内の嫌な臭い(この週末は辛かった)もあっさりと消え、気分はなのだが・・・冒頭に戻る(涙)
今日は思いがけない出来事もあった。
日中、デスクワークの最中、ふと顔を上げたら、なんと!ドン、という鈍い音を立てて1羽の鳥が窓ガラスに激突した。
慌てて外に飛び出してみると、地面に落ちているのは明るい鶯色の鳩に似た鳥だった。
ガラスに当る鳥は大抵首の骨が折れていてほぼ即死状態のことが多い。でもこの鳥の首はしっかりしている。
咄嗟に玄関先のゴム手袋を掴んできていたので、それを急ぎはめてから抱き上げる。
・・・首は大丈夫だ。ショックだけかな?・・・と手袋の指先に血が付いているではないか。ケガしているのか?
胸元に裂けたような1センチ程度の傷。出血量は僅かだ。これは助かるかも。
近所の野生鳥獣保護指定獣医(だっけ?)に℡して急いで搬送。
先生はキャリーバッグ(猫用。傍にあったので咄嗟に収容した)の中で羽ばたこうとする鳥を慎重に抱き上げると傷を確認、そして難しい顔つきになってしまったので恐る恐る、どうですか、と訊ねたら、
「開口呼吸と、嫌な呼吸音がするねえ」―もしかしたら胸腔内に出血があるかもしれないとのこと。
取りあえず入院させて、落ち着いたら詳しく調べて、できる範囲で治療してくださるそうだ。
ちなみに、治療費は道の負担となるらしい。
本当に美しい。「アオバト」という鳥なんだって。
どうにか助かってほしいと切に願う。頑張れ!
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