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美味しくできたんだけど・・・画像ないです

好天に恵まれた休日、久々十勝に足を延ばして家人心酔(?)の好青年と、全国区人気の猫(?)、そして某所で数多の猫、といろいろな邂逅に勤しんだ一日となった。

好青年への差し入れは、昨晩作ったアーモンドチーズタルト。
これは、記憶にある限り、一番最初に作った洋菓子だったと思う。
今も持っている、ン十年前に購入したレシピ本はもうボロボロ。しかも、今にして読み返してみると非常に大雑把な内容で、事前に準備することも書かれていないから、よく読んで理解し、予め段取りを組み立てておかないと大変なことになる。

まずパート・シュクレの生地を作って寝かせておく。ま、これはいい。常識だから。
スライスアーモンドを空焼きする・・・温度も時間も指示なし。何とかなったけど。

問題はクリームだ。
室温に戻したバターに砂糖と塩を混ぜ、白くなるまで泡だて器ですり混ぜる
湯せんで温めておいたクリームチーズを、泡だて器で滑らかになるまで混ぜてからすりおろしたレモンの皮とレモン汁、生クリームを混ぜる
卵白に粉砂糖を振り入れ、硬いメレンゲ状に泡立てる
これらをさっくりと混ぜ、予め型に敷いておいたパート・シュクレの上に流し込み、180℃くらいのオーブンで30分程度、状態を見ながら焼く。

・・・これら下線の部分は事前に準備が必要なこと。
同列に記載されると時系列的な矛盾が大量発生してしまうから大変。
あの当時はどうしていたのやら。
今回はちゃんと予めしておくべき事柄を全て抜き書きして臨んだからあたふたすることはなかった。
まあ常にそうすればいい、ってことかもしれないが、この本を見て初めてお菓子を作る人は戸惑うかもしれないな。

2台焼いて、見た目のよろしい方をボックスに入れてプレゼントした。
たいそう喜んでくださったから、私も嬉しい。
写真撮ろうと思ったのに失念しちゃったのが残念だけど、いや、本の写真とほぼ一緒、ホントにいい出来だったのだ。
肝心の味も、家人曰く「お店の味」・・・多少ひいき目はあろうかと思いつつ、自分でもそこそこイケる、と自信を持ったぞ。

閑話休題。
好青年と小一時間ほど談笑してから、某猫カフェへ。
看板猫が急逝したとの報を受けての来訪ではなかったのだが、タイミングがタイミングなので、お花は多分たくさん届くだろうからちょっとナニではあるがお香典(寄付)にさせていただいた。
店長さんの沈んだ表情が切なく、亡骸になってしまったその猫の姿が哀しく、そう言えば今年送る猫は、うちのと併せて3匹目だ、としみじみ思う。

家人はカフェには来ずラーメン行脚。1時間後のフォローをお願いしたのだが・・・

姉妹で保護されたのに、1匹だけが見初められ、店長さんが多分「2匹で」と懇願したにも関わらず置いてけぼりにされた子が私の膝の上から離れない。
嬉しそうに時々顔を見上げられ、心底寛ぐその姿があまりにも健気で、いっそこのまま・・・と思ったが、他のお客様にも甘えているのを見て冷静さを取り戻すことができた。
この子くらい愛想が良ければ、きっといいご縁があるだろう。

FIVキャリアなどの子たちがいる部屋では、最近保護されたオスの黒猫がこれまた膝から離れない。他の子も構ってあげたい、と立ち上がると縋りついてくる。かわいい。
もうこうなるとこの子と残り時間を過ごすしかない、と覚悟を決めたところに家人からフォローの電話が。
残り時間はまだ数分あるが、駐車場がいっぱいで路駐しているから早く来い、と言われてしまった。
「ごめんね」膝からそっとソファに下すと、すかさずまた膝に来ようとする。何と健気で愛らしいのだろう。切なくて涙が出そうになるのをぐっとこらえ、心を鬼にして立ち上がる。
そして抱き着いてくるその子をそっと引きはがし、ソファの上に再度置いて、後ろは見ずに部屋を出た。

もう猫を増やすつもりはない。でも心が揺れる。
痩せこけて、皮膚病も少し出ている感じのその黒猫は幼く見えたが、帰宅してカフェのサイトで調べたらなんと既に8歳!如何に栄養状態が悪いまま外で過ごしていたかがわかり、更に切なくなる。

・・・どうしよう。どうしたらいい。

でも、今は彼も保護されて、愛情をいっぱいに注がれ・・・てこそないけれど、暑さも寒さも感じることなくケアとご飯がある生活を享受している。
それならとりあえず現状でいいんじゃないかな。彼は私にだけ懐いたわけではないのだし。こちらもきっと運命の出会いがあるだろう。そうであってほしい。

最近我が家に訪れた知人は、自宅で親子猫を保護したが、そういう活動は初めてとのことだったのでできる範囲でアドバイスさせていただいた。
生後2か月程度、カワイイ盛りの子猫たちは里親希望者も現れ、情が移った本人も飼いたい気持ちになっているそうだが、母猫の方は避妊手術はしたもののFIVキャリアで尚且つ腫瘍もあったそうだ。

で、その母猫はどうしたの?と尋ねると、出たがったから外に出した、と。それっきりだ、と。

・・・そんな状態で外に出して、ましてや避妊手術明けで、ましてやFIVキャリア。寒い北国の冬をどう越せ、というのだろう!?

恐らくこの冬を越せないだろうね、とやや非難めいた口調になってしまったが、でもそう言われても全くピンと来ていない様子。

この寒さの中、子と離れ、一人外で暮らす痩せた母猫を思うと得も言われぬ気持ちになる。いっそ助けに行きたい。でも全く姿を見せないそうだからもしかしたら既に・・・

少しは自責の念に駆られてくれただろうか。そうであってほしい。そして、次に病を得た猫を保護したら最後まで面倒を見てあげて・・・くれないだろうな、多分。そこまで望むのは酷かもしれない。


今日は楽しかったけれど、疲れた。
膝の上の小さく軽い猫たちの感触を思いだし、寒空の下で必死に生きている母猫の身を案じ、何だか今日は眠れない夜になりそうだ。

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