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心の狭い女かしら?

昨日は正直悩ましかった。

協力させてもらっている地元のボランティアから捕獲器を貸してほしい、という電話がかかってきた。
この方には既に、私が二つ持っている捕獲器を二つとも貸している。
1つの方は、使い終わったら返してね、と伝えてあるにも関わらず既に何か月もその姿を見ていない。

何故それならまた貸してほしい、という電話をかけてきたのか。

その方と私の共通の知人でこのブログを知っている人がいるのだが、その人が以前のエントリを見ていて「もう一つ買ったみたいだから聞いてみたら?」と進言されたのか。
それならまだわかるけれど、もしかしたら、自分が借りていることすら既に忘れていて…?!

実は、貸してあげたくても私の手元に新しい捕獲器は既にない。道内の知人に貸しているのだ。
その人がどこで使っているかは当然私も把握しているし、用途もはっきりしていて、目的の猫を捕まえ次第返してもらえることになっている(その人自身も持っていたが、同じように貸したまま所在不明になってしまったそうだ)。その人なら又貸しすることはあり得ない。

昨日の電話でその旨説明しようかどうか考えたが、結局第3の捕獲器の存在は伝えないことにした。
私のような田舎暮らしの人間にとって、捨て猫の存在はそれほどレアケースではない。いざ捕獲したい時すぐに使えるよう捕獲器は手元に置いておきたい。
実家、以前保護猫を引き取ってくれた里親さんなど、捕獲器を必要とする事態に陥りそうな人から相談された時だってそうだ。その時はボランティアの方に取りあえず返して、と伝えたが即答はいただけなかった(結果的にどちらも使わずに済んだのだが)。

電話を切った後、悩んだ。この寒空に捕獲されなければならない猫がいる、そう考えたらすぐ某所に連絡して一旦返してもらおうかとも考えた。
でも、それならまず私がお貸ししている捕獲器を先に探し出して(?!)使ってほしい。
そんなにずっと仕掛けっぱなしにしているなんて、現実的ではないし、そもそも所在は本当に確認できているのだろうか。

たかが捕獲器、されど捕獲器。決して安いものではないし、気持ちの問題もある。

そのボランティアの行動力や人間性は尊敬できるし私も好感を抱いている。できることなら何でも協力したいという気持ちもある。
でも、親しき仲にも礼儀あり、という諺が適当なのかはわからないけれど、物の貸し借りに関してはもう少しきちんとしてくれたら・・・私、心が狭いですか?間違ったこと書いてます?

・・・と、ここまで書いたら早朝にも関わらずメールが来た。
新しい捕獲器を貸した方がどうやら無事目的の猫を捕獲できたそうで、すぐ返送していただけるとのこと。よかったよかった。
我が家にも通いの外猫がいるのだが、最近来訪頻度が下がっている。
もしどこか悪いのなら、全く懐いてはいないけれど捕まえて病院に連れて行くことも考えているので、捕獲器は用意しておきたいのだ。

多分今週中には戻ってくるだろう捕獲器。几帳面な方だから綺麗にしてくれているとは思うけれど、一応消毒して、いざという時に備えたい。できればその時が来ないことを願いつつ・・・

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