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結局こうなった

木曜日に整体で腰の治療をしてもらったのはいいが、何故かいつものように良くなってこないばかりか、痛みが増大して来る。そのことに不安を覚えながら、それでも金曜は仕事を普段通りにこなした。

土曜日は休みなので家人共々買い物や食事に出かけるのが常なのだが、やはり腰が痛む。ちょっと出かけられそうにない。
家人一人を外にやり、休み休み洗濯や掃除などの家事をして、何となく湿布やロキソニンで痛みは和らいだように思ってベッドに入り、異変が起きたのは明け方3時のことだった。

尿意に目が覚め、ベッドから降りた瞬間腰に走る激痛。
それでも、まさかその場で、というわけにもいかず、のろのろと足を運んで10m位先のトイレに辿りついたまではよかった。
尾籠な話だが便器に腰掛けるだけで痛い。ペーパーで拭くのも一苦労。挙句水を流すレバーまで手が届かない。

一人暮らしをしていたン十年前に腰痛で入院した時とほぼ同程度の痛みに全身汗みずくになったが、流石に救急車を呼ぶほどの痛みではなく、時間的にもどうしようもない―近所に救急外来のある整形外科はなし―ので痛みをこらえながらベッドに戻り、これは夢だ、と現実逃避して眠りに戻ろうとしたものの・・・眠れるわけもない。

うとうとしてはちょっと体を動かすだけで感じる痛みで目が覚める、を繰り返しながらようやく空が明るくなってきた6時過ぎ、別室で寝ている家人に携帯電話で事情を説明。日曜日だが彼の仕事は休みではなかったので、朝食は作れないし、多分この分なら夕食も無理だ。月曜日には病院に連れて行って欲しい旨訴えると慌てて飛んできた。すみませんね、と謝りつつ、でも起きられない。
で、日曜は一日ベッドの中でワンセグと共に過ごしたのだが、痛みは治まらず、寝ている体勢をちょっと変えるだけで走る激痛。
ただ、脚の痛みはなく、そっと持ち上げてみるとそこそこ上がるのでヘルニアではなさそうだ。少しだけ安堵しつつ、食欲もないのでこの日はほぼ絶食状態のまま何とか眠りにつくことに成功した。

そして翌朝。
評判の良い隣町の整形外科は電話予約が必要とのことだったので、良くも悪くもあまり評判を聞かないけれどすぐ診てもらえそうな近辺の病院と天秤にかけることにした。
後者の駐車場で、前者の予約番号を朝9時のスタートと共にコールする。

・・・繋がらない。でもこれは想定内のことだ。日曜と祝日の谷間の月曜日が混まないわけがない。
10分だけトライして、予約ができなかったら諦めて後者にかかる、そう決めて頑張ること9分45秒くらいのところで奇跡的に(?)アクセス成功。
事情を説明して予約をお願いしたのだが、空いている時間は15時過ぎしかないと言われて愕然とした。

・・・あと6時間を、この痛む腰でどう過ごせと?

帰宅することも考えたのだが、ふと思いついたのが病院の近くにある日帰り入浴施設だった。
確かそこの休憩室はほぼフルフラットなリクライニングシートがある。車で家まで往復することを考えたら効率的に(?)休めるし、なんなら家人は入浴すれば良いのだ。

入館料を払い、私は杖をつきながらそのまま休憩室へ。まだ午前中で時間も早いからシートも空いていて、倒してみたら実にいい塩梅ではないか。
そこまで送ってきてくれた家人は館内の探索と、入浴のためいそいそと出て行ったので、暗い中でテレビをつけてシートに横たわる。ああ、快適。
その後昼食を館内のレストランで摂り、病院の予約時間直前までゆったりとくつろぐことができた。

そして、ようやっと病院へ。
合理的だな、と感じたのは、まず最初にレントゲンを撮るよう指示されたことだ。
受付を済ませると、脊椎や上肢など4つに分かれている診療科に行く前更に受付がある。そこで痛む箇所を聞かれると、撮影箇所を指示する書類を持たされて、放射線部門の受付にそれを提出。
まな板の鯉よろしく撮影台の上で体位を替える度に痛むのだが、そういう患者ばかり見ているからか、技師も非常に淡々と、腰にクッションを当てたりしてくれた。所要時間数分。

そこからたっぷり1時間待たされたのだが、いざ名前を呼ばれて診察室に入ると、すでに私の腰椎のⅹ線画像が届いているから先生はすぐに私の痛みの原因を説明し始めた。

・・・詳細は省くが、湿布貼って痛み止めと筋弛緩剤(と胃薬)飲んで大人しくしていなさい、とのこと。足の痛みや痺れが出てきたら再度受診を、と言われ、腰を保定するベルトをもらってハイおしまい。

何となく腑に落ちないものを感じつつも、ああ、ン十年前と同じなのか、と納得して帰途についた。
そう、あの時は頼る人もいない一人暮らしだったが、今は家人がいるから生活に大きな支障はないのだ。

もらった薬を1日3回服用し、湿布を毎朝貼りかえ、家事も仕事もセーブしつつ今日で通院から4日目。かなり痛みは引いてきた。
でもまだちょっとした動作で痛みが走るので、正直おっかなびっくり過ごしている感じ。
明日も休みだけどとても出かける勇気はない―万が一にも凍結路面で転びでもしたらシャレにならない―から一日ぐーたらしていることにした。

「腰」という字は、月(にくづき)が体を表現しているから、つまり体の要、かなめということを意味している。
ホント、腰が痛いと何もできないのよ。今回改めて実感しましたね。
多分直接のトリガーはアスファルト12000歩、だと思うけど、常日頃の鍛え方の不足なんだろうなあ、としみじみ思わされた1週間でした。ってまだ完全に治ったわけじゃないんだけどさ。あうううう。

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