思うこと二題
韓国のフェリー沈没。
船内に取り残されたと思われる方々からのメールなどが偽物であった可能性が高いという記事を読んだ。
…本当にそうであったなら、悪戯では済まされない。あまりに悪質に過ぎる。
エアポケットの中に生きている方がいるにしても、海水温から見れば、生存できるタイムラインはとっくに過ぎているそうだ。
それでも、生存者がいて欲しい、何とか、一人でも多く助かってほしい、そう願う気持ちは嫌韓、を通り越して本物。多分多くの日本人が同じ気持ちを抱いていると思う。
未来ある高校生がまだ何人も見つかっていないという悲惨な現実に、ご家族などの思いはいかばかりか。
どうか、奇跡的な救助劇がいくつも見られますように。
それにしても、だ。
沈みゆく船に多くの乗客を残して我先に、と逃げ出した上に一船員を装って責任回避しようとしたという船長!
海の男、とタイピングしようとして最初に変換されたのが「膿の男」(仕事柄使うのでこの字)だったのだが、この男は確かに「膿」そのもの。こちらの方が似合うだろう。
韓国の法律はわからないが、イタリアのコスタ・コンコルディア号の同様の事故では、これも真っ先に逃げ出して罪に問われている船長に、職務放棄罪として、当時の乗員乗客約4300人中乗客300人余(この数字の意味がよくわからないんだけど)×8年=懲役2697年という事実上の終身刑を求刑している(裁判はまだ継続中とのこと)(それにしてもなんと柔軟な法解釈!)
ちなみに、こちらの事故では死者、行方不明者併せて32人とのことだが(船は完全に沈没はしなかった)、多分今回の事故はそれを大きく超える犠牲者が出ることが予想される。
船長はどのようにして償う(償わされる)ことになるのだろう。
もう一つ、それにしても、だ。
日本のみならずアメリカや中国の支援も断ったそうだが、果たして韓国にはどの程度のスキルがあるのだろう。
素直に助けを求めたらいいのに。まああのオバサンのプライドもあろうから日本の手助けはいらないだろうけど、せめてアメリカからでも手を借りればいいのに・・・
栃木県今市市で2005年に起きた小学一年生の少女殺人事件。他の容疑で逮捕、拘留中の男が突如犯行への関与を供述し始めたとのこと。
ただ、犯行の状況など、犯人しか知りえないことを具体的に話しているわけではなく、凶器もナイフと言っているらしい。
遺体には、10か所以上の刺し傷があり、その傷が一定の間隔についていたことから、農作業などで使う、所謂フォークのようなものでは、という説もある。
いずれにしても、手足を粘着テープなどで縛り、口にもテープの跡、そして顔には殴打された痕跡もあるので、恐らくこの子は生きたまま拘束されて刺殺された。
・・・どれほど怖かったことか。かわいそう、という言葉では全く足りない。
この子が味わった恐怖を想像することもできない。だって、あまりに恐ろしすぎるから。
どうしてこんなに残忍なことができるのか。そして何よりも怖いのは、この事件の犯人が捕まらないまま10年近く経っていること。私たちの隣に、そいつが平然と暮らしている可能性が誰でもゼロではないのだ。
ただ、この男、供述を始めたは良いが、物証が何一つない。犯人しか知りえない秘密の暴露も今のところないし、そもそも供述自体曖昧なのだそうだ。
自供だけで何一つ裏付けが取れなければ公判も維持できない。
それでもこの男が犯人であってほしい。だからこそ、警察には何が何でも物証を探し出してほしい。そしてご遺族に、少しでも心の安らぎが訪れる日が来ますように。
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