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きゃらぶき、私はあまり好きではないけど

家人がふきを採ってきた。
私的に、もう山菜シーズンはオフに入ったのであまり気乗りはしなかったが、取りあえず下処理して水にさらしているところ。

高野豆腐と煮たり、さつま揚げと炒めたり、それでも残る分は細いのを選んで「きゃらぶき」にすることにした。
調べたらいろいろなレシピがあるが、お手軽そうなものを選んでチャレンジしてみよう。

後は実家の母に。
去年はサボってしまったから、今年は送ります。葉っぱも少し入れたからね。

異常気象とも言える猛暑が続いた北海道。
この2日間で第一次産業は大きく影響を受けただろう。
何しろ寒暖差が激しいから体調も崩しがちだし・・・と言っても太平洋側は季節相応の気温なのだけれど。

昨日、買い物しようと街まで出かけたら、財布を忘れて・・・じゃなくて(え?)、車の中の温度計では外気温15度。
どちらかというと山間部の我が家を出るときは確かに20度を超えていたはずなのに、15度なんて、ああ、きっと温度計壊れてしまったんだ、買い物が終わったらディーラーに持ち込んでみよう・・・と思いつつ、時間もないので帰路についたら、海岸から離れるにつれて外気温の数字は徐々に上がっていくではないか。

・・・確かに、街で車から降りたら風は冷たかった。日差しはじりじりと照りつけるけれど、日陰に入ると半袖ではいっそ肌寒ささえ感じた。

そして夕方になれば、気温は一層下がってもはや半袖では外を歩けないくらい。本当に北海道は広いのだ。

ホント、ここは過ごしやすい土地だ。内陸部のような暑さだったら手術した野良猫もそうとう辛かっただろう。
だってこんなに快適な温度でも来ないもの。全然姿を見せないもの。どうしているのかな。生きていてくれるだろうか。

以前ネズミを持ち込んで(涙)玄関前で美味しそうに召し上がっていた姿を見ているので、何とか自給自足でやっていってくれていればいいのだが・・・

やはり生粋の野良には、厳しすぎる経験だったのだろう。
早く心に負った傷が癒えて、空腹に負けるくらいになりますように。
あんたのために買ったご飯、まだまだ残っているからね。

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