明るいばかりが能じゃない(?)
よたの目、見えてはいないが光はやはり感じられるようだ。
付け替えたばかりの照明器具はリモコン操作できるタイプなので(イマドキのそれ、ってみんなそうなの?)、いろいろ試しているうち、誤って消灯→最大の明るさで点けてしまったら、よたの表情が明らかに変わったから。
いや、そうだろう。じゃなきゃ部屋の中をあちこちぶつかりはするもののトイレや水入れのところになぞ歩けるわけがない。
彼が歩きやすいように、トイレや水入れを近くへ持ってくることも考えた。
でもそれをするとますますよたは動かなくなる。運動量が落ちる。
運動量が落ちれば食欲だって落ちるだろうし、悪循環だ。
ソフト行火の上にいるからか脱水が進みやすい感じ。
だからこまめに状態を見ながらシリンジも併用して(これなら私一人で補液できる)、とにかく干からびさせないようにしなくては。
で、照明器具。
ここ数年、豆球は付けていなかった―夜は真っ暗にして寝ていたのだが、取り付けた夜は付けて寝てみた。
すると翌朝、よたもれあも起きてこない。ご飯を置いても無反応。睡魔に勝てない、といった風情なのだ。
まさか、豆球が明るすぎて夜中眠れなかったとか・・・?!
やむなく、リモコンで全て照明を消して、トイレに起きるときは枕元に置いたそれで豆球を点灯する、ということにした。
よたの目、もうどうにもならないのかな。
アムロジンの効果があったとしても、一度剥離した網膜は元に戻らないだろうとは思うけれど、それでも諦めきれない。でも何もしてあげられない。もどかしい。
考えられるのは大学病院なんだけど、遠くまで連れて行くストレスを鑑みれば万が一にも体調を崩してしまっては元も子もない。折角腎臓の数値は安定しているんだから。
でも、次回の検査でもし数値が上がっていたら・・・ううん、きっと大丈夫!そう信じていればきっと。
仕事の方はもうさんざん、だ。
経営者が同族経営に走り、従業員(まともな感覚を持った)の意見を排除しだしたらもうおしまい。
正直、能力を疑っていたけれど、ここまでそれが「ない」とは思わなかった。
自分にとって都合のいいことしか言わないイエスマン(マンじゃないけどさ)が現れたことで急に強気になった姿を見てほとほと情けなくなった。
もういっそ皆で投げ出して、一斉に辞めてしまおうか。
そうでもされなければ、きっとあの連中はわからない。
破滅への道を歩む様を、一歩引いて見つめていきたい。なんてね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント